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help リーダーに追加 RSS トッド・ラングレンの万華鏡的ポップワールド

<<   作成日時 : 2005/05/24 10:52   >>

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今朝のBGM・・・ Todd Rundgren / Hermit Of Mink Hollow

70年代ポップ職人御三家シリーズ、最終日はトッド・ラングレンであります。

しかしこのトッド・ラングレンの音楽は、先に紹介した10ccやELOに比べて、その全体像、イメージがつかみにくく、ちょっと敷居が高い感じがするのではないでしょうか?
キャリアも60年代からと長く、アルバム数も多いし、最近ではいち早くインターネットの可能性に着目して、インタラクティブな作品をネット配信するなど、単に「ポップ職人」ではくくれない、さまざまな「顔」をもっています。ちょっと挙げるだけでも・・・

@初期のアルバムに聴けるような、良質なシンガー・ソングライターとしての顔。
A派手な化粧とサイケな衣装できめる、グラムなトリック・スターとしての顔。
Bすべての楽器をこなす一人多重録音マルチプレイヤー、優れたギタリストとしての顔。
C自らのバンド「ユートピア」を率いてのプログレ・ハード・ロッカーとしての顔。
Dニューヨーク・ドールズからホール&オーツまでこなす売れっ子プロデューサー、レコーディング・エンジニアとしての顔。

・・・などなど。そんなトッドだけに、一度全体像をつかんでしまうと、ズブズブとハマってしまい抜け出せない魅力があります。マニア度が高い、ともいえるでしょう。

そんなトッドの多面的才能が満遍なく発揮されているのが、名実ともに代表作の3rdアルバム「サムシング/エニシング」。名曲中の名曲「アイ・ソー・ザ・ライト」で幕を開け、トッド全盛期の名曲群がありとあらゆるスタイルで万華鏡的に展開していきます。特にA面の流れは完璧!また、わたしの大好きな「ユー・レフト・ミー・ソア」もこのアルバム収録。

しかし、2枚組でなにぶん長いので(またそれかい!)、今日は「ハーミット・オブ・ミンク・ホロウ(ミンク・ホロウの世捨て人)」を紹介したいと思います。
このアルバムはそれまでのソロ〜ユートピアで突き進んでいた大作路線から、「疲れたので一休みします」とでも言いたげなジャケット写真に象徴されるように、グッと落ち着いた、プライベートな手作り感覚のアルバム。特に2曲目「キャン・ウィ・スティル・ビー・フレンズ」は心に沁みる名曲。

ちなみに、曲名に「friend」という単語が入る曲には駄曲なし、という説があります。なぜかいい曲が多いんですよね。キャロル・キング「You've Got A Friend」、ウォーの「Why Can't We Be Friends?」、クイーンの「Friends Will Be Friends」など・・・

話がそれた。「ハーティング・フォー・ユー」、「ラッキー・ガイ」も同系統の美しい曲。なにしろ優しいメロディが溢れるアルバムです。こういうバラードタイプのトッドが好きなら、首吊りジャケットで有名な2nd「ラント〜ザ・バラッド・オブ・トッド・ラングレン」もオススメ。

これからトッドを聴いてみようという人は、選曲が最高なベスト「フリー・ソウル〜ザ・クラシック・オブ・トッド・ラングレン」をぜひ聴いてみてください。年代順に収録されているので、1枚でトッドの複雑な音楽的キャリア(ユートピア除く)の変遷が俯瞰でき、トッド三昧の日々への招待状となること請け合い!



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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
トラックバック上手に出来ませんが、今日は日曜日で時間があるので何とかあがいてみます。ところでトッド・ラングレン。プログレ好きの私が一時夢中になった人です。私は「バック・トゥ・ザ・バーズ」というライブが大好き。スティーヴィー・ニックスがゲスト出演していて、彼女の名前をトッドが呼んだ時の観客の声の大きさ!ライブ盤の醍醐味を感じました。
ぷくちゃん
2005/05/29 08:17
ぷくさん、コメントありがとうございます。
「バック・トゥ・ザ・バーズ」残念ながら未聴です。トッドとスティーヴィー・ニックスの競演、聴いてみたい!です。
実はユートピアのアルバムはまだ聴いてないのが結構あるんです。
カナ
2005/05/29 16:20
こんにちは。
「バック・トゥ・ザ・バーズ」にはホール&オーツなんかも出てますね。ライブ用のアレンジでスタジオ盤とは違った魅力があります。選曲も良いのでお勧めですよ。
axis_009
2005/05/29 16:56
TBありがとうございます。
「バック・トゥ・ザ・バース」レコード持ってます。何十年衛前でしょうか?輸入版を購入したので、ライナーノーツがありません。曲しか聴いていないので、スティヴィー・ニックスやホール&オーツの事は知りませんでした。
改めて聴いてみようかと思いました。
エディ
2005/05/29 21:15
axisさんへ
なんと、わたしの好きなホール&オーツまで!彼らの「ウォー・ベイビーズ」をトッドはプロデュースしてますもんね。これは是非聴かなくては!ありがとうございます!
カナ
2005/05/30 00:28
エディさんへ
こちらこそコメントありがとうございます。このブログではまだジェフ・ベックとツェッペリンのアルバム取り上げてないので、そろそろ書いてみようかな、と思っています。またちょくちょくお邪魔させてもらいますので、よろしくお願いします。
カナ
2005/05/30 00:40
カナさん、いろんなアーティストを取り上げられてますね。私の好みのアーティストもたくさんいます。こちらこそ、ちょくちょくお邪魔させてもらいます。ついでにリンクも張らしていただきますので、よろしくです!
エディ
2005/06/01 05:56
トラックバックできないのが悔しいぷくちゃんです。今日musical batonsにのせたtodの曲の記事を書きました。改めてカナさんの文章読むと、その分析力に敬服します。そうだよね、こう分ければよかったのか・・・・文章書く前に読んでいたら、絶対に真似っこの文になっていたでしょうね。
ぷくちゃん
2005/06/21 22:14
>ぷくさんへ
トラックバックできないぷくさんの代わりに、わたしがトラックバックしておきます。なーんて。照れるじゃないですか。トッドに関しては熱烈なファンの方が多いので、うかつなことは書けません。トッドに関する一般的なイメージを書かせてもらっただけです。
カナ
2005/06/21 23:13
>わたしの大好きな「ユー・レフト・ミー・ソア」もこのアルバム収録。

私もこの曲好きです。切ないメロディ書かせたら、トッドの右に出る人はいません!声が裏返って、思わず笑い出す、けどこれがOKテイクになっているのもよいですね(笑)。
JT
2006/07/02 22:34

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