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zoom RSS J.B.全盛期の、最高のライブ盤。

<<   作成日時 : 2005/05/24 22:51   >>

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今夜のBGM・・・ James Brown / Love Power Peace − Live At The Olympia,Paris 1971

たとえファンク〜ブラック・ミュージックに興味ないロックファンにも、これだけはどーしても聴いて欲しいジェイムズ・ブラウン必殺ライブ盤。名作「セックス・マシーン」録音時のメンバーである、オリジナル「J.B.’s」の演奏が聴ける唯一の公式ライブ・アルバムであります。

なんといっても、この直後にJ.B.の元を去る、若きブーツィー・コリンズのベースが、ブイブイ唸ってバンドを引っ張っていくさまが圧巻。こういうのを才気ほとばしる、というのだろう。その兄フェルプス”キャットフィッシュ”コリンズの、ガリガリと刻んでいく荒っぽいギターカッティングもワイルドだ。ソロもブルージーでよい。

他のJ.B.のライブ盤よりもリズムが突込み気味で、勢いに任せてグイグイ突き進んでいく。いつもは冷静にバンドをコントロールするJ.B.さえ、この若いパワーを制御することができなかったのか?いや、むしろそのパワーにまかせて突き進んだ方が得策と判断したのか?結果的に、ここでの演奏はしなやかさには欠けるが、代わりにロック的な破壊力をまとっている。いやその辺のハードロックなんぞ大人しく聴こえるぞ。

もちろん御大J.B.のシャウトも絶好調。MCボビー・バードとの「セックス・マシーン」でのおなじみの掛け合いも楽しい。

聴き所はいっぱいあるけれど、まずはA「ブラザー・ラップ」からB「エイント・イット・ファンキー・ナウ」に突入する瞬間。イケイケの演奏が瞬時にクールダウン。ぞくりとします。
それからなんといってもM「スーパー・バッド」では、スタジオ盤よりもスピード3割増しで突っ走る。この疾走感!
O「ソウル・パワー」でのイントロ、キャットフィッシュのコードカッティングが不穏なムードを醸し出し、そのままフィナーレへとなだれ込む。

ソウル〜ファンクのライブといえば、お決まりのパターン、明るく陽気ななエンターテイメントショウ、というイメージを持つ人が多いかもしれないが、このアルバムの、風雲急を告げるというか、何かが起きそうなダークな雰囲気がたまらない。舞台がアメリカではなくパリというのも、いつもと違ったムード作りに一役買っているのかもしれない。

野生と知性を兼ね備えた最高のメンバーによる、最高のライブ盤。これを聴かない手は無いですぞ。

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コメント(5件)

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うーん。カナさんがここまで言うならば。一度金出して買ってみようかな。ノリノリなんですよね。元気出るかな。
ぷくちゃん
2006/03/05 15:37
>ぷくさん

いや、金出して買うのは、とりあえずベスト盤が良く聴こえるようになってからでもいいと思います。でも「セックス・マシーン」が入ってないベスト盤って・・・?
カナ
2006/03/05 23:30
このライブ盤の「セックス・マシーン」のイントロのホーンセクションが、ちょっと、よれよれして残念ですが(それ位、ハードってことかな)、あとは文句なしですね。
JT
2006/07/04 02:04
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