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zoom RSS カントリー・フレイバー溢れるストーンズ60年代最後の名盤。

<<   作成日時 : 2007/05/03 00:31   >>

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今夜のBGM・・・ THE ROLLING STONES / LET IT BLEED

先回に引き続いて、レコード・コレクターズ5月号「60年代ロック・アルバム・ベスト100」にランキングされた作品を取り上げてみましょう。


第4位にランキングされたのが、ローリング・ストーンズの言わずと知れた名盤、「レット・イット・ブリード」です。


実はストーンズのアルバム取り上げるのは7回目なんですが、今まで取り上げたのが「ブラック・アンド・ブルー」「ダーティ・ワーク」「ロックンロール・サーカス」「ア・ビガー・バン」「エモーショナル・レスキュー」、そして「アンダーカヴァー」(笑)。


・・・・・つくづく、ひねくれ者だなあ。


7回目にして初めて、誰もが認める名盤の登場であります。


ちなみに「ベガーズ・バンケット」は9位にランクされていました。まあ60年代ならこのどっちかでしょうね。70年代なら「スティッキー・フィンガーズ」「メインストリートのならず者」が当然上位に食い込んでくるでしょう。



それにしても、この「レット・イット・ブリード」はストーンズの諸作の中でも特にカントリー・フレイバーが強いアルバムだと思うのですが、日本ではストーンズ好きといえばブルース好き、カントリーはちょっと・・・という人が多い気がするので少し意外な気がします。ぶっちゃけ、その辺どうなんでしょう?


「むなしき愛(ラブ・イン・ベイン)」「カントリー・ホンク」も、キースとグラム・パーソンズが膝を突き合わせて見事なカントリー・アレンジをモノにしてるし、タイトル曲「レット・イット・ブリード」もキースの歌う「ユー・ガット・ザ・シルヴァー」もカントリーっぽいですよね。


でもわたしの知る限りストーンズ・ファンでバーズ「ロデオの恋人」が大好きって人や、フライング・バリトー・ブラザーズポコ好きって人は周りにあまりいないです。ましてやエミルー・ハリスや、現代のルシンダ・ウィリアムス聴くって人はほとんどいない。不思議だ。カントリー=保守ってイメージが強いからでしょうか?実際はそんなことないんですが。ブルースとカントリーって実は表裏一体だと思うんだけどなあ。


まあ、いいや。もちろんカントリー調の曲以外でも名曲目白押しの「レット・イット・ブリード」。やっぱりここまで名盤と呼ばれるアルバムは、1曲目に圧倒的インパクトのある曲がデ〜ンと鎮座していることが絶対条件ですね。このアルバムでは勿論「ギミー・シェルター」です。この不穏なムードがたまらん。実際に、いわゆる「オルタモントの悲劇」が生まれたわけですが。


他にお気に入りはなんといってもC「リヴ・ウィズ・ミー」ですね。このイントロ。ゆけ、ビル!(注・JTさんの指摘で調べたらキースのベースでした(笑))。何気にキースがずっと裏メロ歌ってるところも好きです。あとこの曲のボビー・キーズのサックス・ソロはほとんど「ブラウン・シュガー」の原型です(笑)。


最後はいつも「無情の世界」でおごそか〜な気分になって聴き終えます。フー「無法の世界」とよく邦題間違えます(笑)。

欲しい時にはいつも決まって手に入らない。そうなんだよねーそれの連続ですよ人生は。


このアルバムを聴いた後で、グラムのアルバムも聴いてやって下さい。

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一時期バーズを乗っ取ったグラムによる、ド・カントリー・アルバム。このフレッシュさは何なんだ!

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カントリー・ロックを確立したフライング・ブリトー・ブラザーズのアンソロジー。

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座り姿がちょっとエマニエル夫人風なグラムの素晴らしい初ソロ。

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よろしければ映像でもどうぞ。しかし何度見ても端整なお顔立ちですね。


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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
実は最近エミルー・ハリスのLiveがお気に入りです。あの元気にさせられてしまう感じがツボっ♪

勿論、このアルバムは言うことなしです。(笑)
You Got The silverなんて涙ものです。

そして、MidnightにMonkey Manで完璧です。(笑)
リュウ
2007/05/03 21:38
>リュウさん

エミルーお好きですか!若い頃もカッコいいのですが、最近の銀髪姿も貫禄十分の「姉貴」って感じ素敵です。

「ユー・ガット・ザ・シルバー」にはもう言う事ありません。キースの声だけでイけます。
「ミッドナイト・ランブラー」はやっぱライブでのミックのパフォーマンスが最高ですよね!
カナ
2007/05/04 01:41
はじめまして!
ストーンズに反応して、来てしまいました。
このアルバムは、私がライブで聴きたいベスト3「ギミー・シェルター」「ミッドナイト・ランブラー」「モンキー・マン」が3曲とも入っていて、あらためて考えると驚いてしまうのですが、カントリー調の名曲も多く入っているんですよね。

>ブルースとカントリーって実は表裏一体
素敵なお言葉です。「エボニー&アイボリー」ですね。
でも「ブルース・ブラザース」では、最初カントリー系のお店で、物、投げつけられてましたね。

私はブルース好きですが、ブルースでも、カントリーでも、ロックンロールでも、ストーンズが演るとカッコいいです。(ごめんなさい。平常心失ってます)

kei
2007/05/04 04:55
実は唯一このアルバムだけ持っているぷくちゃんです。残りはi-Tunesに入れて売りました。

これは私のような人でもいいなあ、と思うアルバムです。的外れの記事をトラックバックします。いつか恥ずかしい記事選手権やろうかな。
ぷくちゃん
2007/05/04 18:15
カントリーぽい曲ってこの後ストーンズには頻繁に登場しますが僕は大好きです。
カントリーといっても多義にわたると思うので、ストーンズ流のカントリーは多くのファンにとってはけっこうジャストな感じじゃないでしょうか。
ジョニー・キャッシュだってカントリーですからね。
ジョン・メレンキャンプもある意味カントリーか?
ブッシュが好きなカントリーとはかなり趣が異なると思いますが。
久しぶりにじっくりこのアルバム聴きました。
やっぱり最高ですね。
名盤!
2007/05/04 21:50
>keiさん

keiさん、はじめまして!ストーンズ・ファン大歓迎のこのブログです。これからもよろしくお願いします。

>「ブルース・ブラザース」では、最初カントリー系のお店で、物、投げつけられてましたね

確かに(笑)。最後まで「ローハイド」やってるところで笑いました。
ブルースとカントリーが合体したのがロックンロールだと思います(もの凄く大雑把ですが)ので、両者は根底で繋がってると思います。

ストーンズはそんなジャンル間の垣根なんかヒョイと飛び越して、なにをやってもストーンズってとこが最高にカッコイイですね。
カナ
2007/05/05 00:21
>ぷくちゃん

>残りはi-Tunesに入れて売りました。

あらら。でもこれが残ったというのはわかる気がします。総合的にみて、1枚ものでは一番ストーンズのいろんな要素がまんべんなく入ってるアルバムですかね。
カナ
2007/05/05 00:25
>名盤!さんへ

確かにジョニー・キャッシュとガース・ブルックスではファン層もまったく違うでしょうからね。

>カントリーぽい曲ってこの後ストーンズには頻繁に登場しますが

「デッド・フラワーズ」や「スウィート・ヴァージニア」も最高ですね!
カナ
2007/05/05 00:29
これは大好きな1枚です、珍しく。ジャケット・デザインも好きで。

>ブルースとカントリーって実は表裏一体だと思うんだけどなあ
で、カントリーとソウル・ミュージックが表裏一体だと知って合点がいったあとはソウル漬けになってしまいましたよ。
chitlin
2007/05/06 00:54
カントリー・フレイバーですか、@、E、Hのイメージが強かったので、意外と見落としていました。なるほど、なるほど。

>C「リヴ・ウィズ・ミー」ですね。このイントロ。ゆけ、ビル!(←ビル・ワイマン大好き男)。

指摘するのは心苦しいのですが、日本盤のライナーには「Live With Me」のBassはキースとの記述がありました。ライブではビルが弾いていますが。「悪魔を憐れむ歌」でもBassはキースですし、なんかフレーズのおいしいBassはキースが取っちゃうみたいですね。これが脱退の一因だったりして。
JT
2007/05/06 11:49
>chitlinさん

ルーツ音楽を聴き掘る入り口になってるという点でもストーンズは偉大ですね。キースのソロからレゲエ聴き掘ったり、アル・グリーンなどのハイ・サウンドも随分聴いたものです。
カナ
2007/05/06 14:57
>JTさんへ

わたしの持ってる日本盤ライナーにも書いてありました(笑)。キースがベース弾いてる曲って結構ありますよね。ちゃんと調べてから書けばよかった。ご指摘ありがとうございます。
カナ
2007/05/06 15:01

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