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zoom RSS ニール・ヤングの90年代といえば、「ハーヴェスト・ムーン」よりコレかな?

<<   作成日時 : 2008/11/12 04:17   >>

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今夜のBGM・・・ NEIL YOUNG & CRAZY HORSE / RAGGED GLORY

ニール・ヤングというアーティストはロック界ではある意味別格と思っている。

他の多くの同世代のアーティストのようにフェイドアウトやレイドバックすることなく、圧倒的な現役感を持って活動を続け、現在でもベテランから若手まで幅広い世代のアーティストにリスペクトされ続けている。


そりゃストーンズエリック・クラプトンだって現役だが、その聴衆は昔からのオールド・ファンが中心で、数年に1度のツアーで高額なスタジアムのチケットやキャラクターグッズを売りまくったり、流行のプロデューサーと組んでグラミー賞を獲得したりと、活動の実態が次第にロック・ビジネス寄りにシフトしていった。(←それはそれで凄いことだし、もちろん両者とも大好き)


しかしニール・ヤングは、少なくとも90年代まではニルヴァーナパール・ジャムらの当時の最前線ロックと同列に聴かれていた。決してビッグ・セールスを上げることはないが、クオリティの高いアルバムをほぼ毎年のようにリリースしていた。さすがに2000年代になってからペースは落ちてきたけれども。


ついたあだ名が「グランジのゴッド・ファーザー」。やはり90年代、グランジ・ロックの台頭によって再評価されたことが、現在までのニールの活動を揺ぎないものにしている部分は大きい。だって80年代はセールス的にも最低だったし、もしグランジ・ムーヴメントが起こらなければ、そのまま偏屈な暴走ロックおじさんとして、マニアックな存在になってしまった可能性は十分にあったはずだ。


そういった意味では、90年代の幕開けとともに放った、轟音ギター満載のこのアルバム「傷だらけの栄光(RAGGED GLORY)」と、続く2枚組ライヴ「ウェルド」は、ニールの「グランジ時代」とその後の活躍を象徴するアルバムなのではないかと思う。

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WeldWeld
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当時、グランジの代表的バンドだったダイナソーJrJ.マスシスは、インタビューで「『傷だらけの栄光』でのニールはあんなに素晴らしかったのに、『ハーヴェスト・ムーン』のようなつまらないアルバムを出して・・・」というような発言をしていた。もちろんアコースティックな「ハーヴェスト・ムーン」も素晴らしいアルバムなのだが、ニールの90年代のアルバムを並べてみると「異色」であることは確かである。時代の空気はやっぱり「グランジ」だったのだね。

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とはいえ、ニールの音楽的なスタイルはデビュー当時の60年代から一環して変わらない。
ずっといいメロディを書き続けているし、轟音暴走ギターソロを奏で続けている。たまにアコギを持ってボロ〜ンとかき鳴らしお地蔵さんのように朗々と歌う。たまに半ベソをかきながら、死にそうなくらい陰鬱な歌を歌う。

もちろん、セックス・ピストルズへの共感を表明したり・・・

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カート・コバーンにレクイエムを捧げたり・・・

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・・・と、時代と共振することも忘れないけれど、基本的には時代が彼の周りにくっついたり離れたりしているだけなのだ。


ためしに69年発表の「ニール・ヤング・ウィズ・クレイジー・ホース」を最近のアルバムと聴き比べても、あまりに変わらないので笑えるくらいです。

Everybody Knows This Is NowhereEverybody Knows This Is Nowhere
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
思想的な面でオルタナティヴロックに多大な影響を与えてますね
私は最新作のThe Monsanto Yearsが1番好きです
作品を通してモンサントの遺伝子組み換え作物の毒に言及したり
あとはSleeps with AngelsとTransとGreendaleとコレです
akakad
URL
2016/04/18 19:18
akakadさん

コメントありがとうございます。
50年選手なのに、最新作が常に最高作かもって思わせてくれる感じがディランとも共通して凄すぎますね。現役バリバリ感がハンパないです。
カナ
2016/04/23 00:06

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