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zoom RSS カテゴリ改訂のついでに、「ニュー・ウェイヴ」についてまとめてみる。

<<   作成日時 : 2009/03/09 04:01   >>

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今夜のBGM・・・ THE SMITHS / THE QUEEN IS DEAD

カテゴリ「英ロック」の記事が増えすぎて、過去記事の検索性が悪くなってきたので、新たに「ニュー・ウェイブ」というカテゴリを作って「英ロック」から分離させました。まあ、同じ「英ロック」でもクラプトンやジェフ・ベックと、ニュー・オーダーやザ・スミスとでは明らかに客層違うだろうし。

ついでに、90年代以降の比較的新しい作品は、「オルタナ/90年代以降」にまとめました。
「プログレ」は「プログレ/サイケ/トラッド」として、マニアックな好き者専用カテゴリとしてくくりました。
同じく、「ジャズ」は「ジャズ/フュージョン」に名前変更しました。
新たに「女性ヴォーカル」というカテゴリを作りました。


などなど。一度やり始めたら途中で終われなくなって、結局一晩かかったぞ、クソー。(←好きでやってるクセに)
それにしても、カテゴライズできないようなノンジャンルな音楽が好きなくせに、音楽をカテゴライズするのは大好きというこのパラドックス。



さて、やり始めたら意外と「ニュー・ウェイヴ」の記事が多かったのでビックリ。やっぱり80年代に青春過ごしたんだなわたしは。例えばエルヴィス・コステロやU2なんて今や王道ロックですが、デビュー時にニュー・ウェイヴの流れから出てきたアーティストは強引だけどみなニュー・ウェイヴにぶち込みました。


一言でニュー・ウェイヴといっても、その時期に出てきたアーティストの音楽性はさまざまです。パンクによってそれまでの価値観がぶっ壊された後の、70年代末から80年代にかけてのロック再構築の時代。この時期に再構築されたスタイルが、現在まで続くロックのさまざまなスタイルの源流となってるといってよいでしょう。

大雑把に分類すると、スタイルは以下のようになります。


エレクトロ・ポップ派・・・ニュー・オーダー、ユーリズミックス、デペッシュ・モード、ABC、デュラン・デュランなど

ネオ・アコ、ギターポップ派・・・アズテック・カメラ、オレンジ・ジュース、エヴリシング・バット・ザ・ガール、スミスなど

ポップ、パワー・ポップ派・・・エルヴィス・コステロ、ニック・ロウ、ポリス、スクイーズなど

ソウル、ジャズ派・・・デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ、スタイル・カウンシル、ジョー・ジャクソン、シンプリー・レッド、スクリッティ・ポリッティなど

エスニック、ファンク派・・・ポップ・グループ、ギャング・オブ・フォー、ザ・ポーグス、アダム・アントなど

スカ、レゲエ派・・・スペシャルズ、マッドネス、ザ・ビート、UB40など

ネオ・サイケ派・・・ジョイ・ディヴィジョン、エコー&ザ・バニーメン、キュアー、ジーザス&ザ・メリー・チェインなど(U2も最初はココに属してました)

ゴシック、ポジパン派・・・バウハウス、キリング・ジョーク、スージー&ザ・バンシーズなど

オルタナティヴ派・・・PIL、スリッツ、ワイヤーなど

ノイズ、インダストリアル派・・・ディス・ヒート、スロッビング・グリッスル、サイキックTVなど



以上、シンコー・ミュージックのディスクガイド「UKニュー・ウェイヴ」を参考にしました。つか、そのまんまです。

上にあげた中では、当「音楽酒場」では、便宜上、ニック・ロウなどはカテゴリ「パワー・ポップ」へ、スカ・レゲエ派はカテゴリ「レゲエ/スカ/ダブ」に入れてます。ディス・ヒートは「プログレ」に入れてる。


この中で個人的に大切なバンドを5つあげると、アズテック・カメラ、ザ・スミス、コステロ、スタイル・カウンシル、ポップ・グループかな。基本的にいい曲をしっかり書いてる人たちが好きなのかも。ポップ・グループは違うか。あと、デュラン・デュランやカルチャー・クラブ、ワム!など、83〜85年ごろに活躍した英国のグループは洋楽入門期の入り口となってくれたので今でも感謝してます。


で、今日紹介するのは、ザ・スミスの86年の大名盤「ザ・クイーン・イズ・デッド」。

オープニングの緊張感あふれるタイトル曲、浮遊するモリッシーのヴォーカルと、他にまったく似たタイプのギタリストがいないジョニー・マーの、音をペイントしながら画面を塗りつぶしていくような独特のカッティング。
一転してA「フランクリー、ミスター・シャンクリー」では空間を生かして穏やかに細やかに一音一音を紡いでいく。なんて繊細なメロディ。いつもここの落差にヤられる。

スケールの大きいギターの構成美B「アイ・ノウ・イッツ・オーヴァー」、わくわくするようなイントロを持つエヴァーグリーンな名曲F「心に茨を持つ少年」は、個人的にスミス好きになるキッカケになった重要曲。・・・などなど、オリジナル・アルバムでは間違いなく一番完成度の高い作品です。


でもスミスの場合はアルバムよりシングルの方がはるかに重要だったりするので、どのオリジナル・アルバムよりはまずシングル集をオススメします。興味を持たれたらコチラのレビューも読んでくれ〜。


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The Smith (Bigmouth Strikes Again)
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A Cat, a Camera and ...
2010/12/29 22:31

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
実はウルトラヴォックスに関する記事をUPしたばかりなんだけど、このバンドの場合はどのジャンルに入るのかしらん? やはり「エレクトロ・ポップ派」?

「ニューロマンティック」という括りもありましたよね・・・
ルドルフ
2009/03/12 21:19
こんばんわ!
やっぱりエレクトロ・ポップ派なんじゃないですかね。でも踊らせるというよりは音響で聴かせるタイプのアーティストですよね。

>「ニューロマンティック」

ありましたね!デュラン・デュランが代表格。あ、カルチャー・クラブもニューロマでしたっけ?音楽のタイプというよりファッションでの括りでしたよね。80年代のグラム・ロックみたいなもんだったんでしょうか。
カナ
2009/03/13 01:56
カテゴライズは難しいですよね。私のところはもう大雑把に済ませてマス。
それはともかく。この大名盤!外せませんね〜。
The Smithsを聴いたのは解散後なんですが、それが“The Queen Is Dead Tour”のライヴ音源だったんですよ、ラジオで。つまり、『Rank』の元だったんですね。後からビックリです。で、本作を聴いて淡白だなと少しがっかりしたこともありましたね〜。(遠い目)
chitlin
2009/03/14 00:10
>chitlinさん

ああ、「RANK」は熱いですからね。モリッシー吠えてますから(笑)。わたしは逆にスタジオ聴いてから「RANK」聴いたので、このバンド、ライヴではこんなに激しいのかとビックリしました。
カナ
2009/03/14 01:36
はじめまして
わかたかたかこ と申します

私もThe Smiths が好きです。
今後ともよろしくお願いいたします
記事をトラバさせて頂きました、有難うございます。事後承諾で申し訳ありません。
The Smith (Bigmouth Strikes Again)
http://suzielily.a-thera.jp/article/2501447.html
若鷹タカ子
若鷹タカ子
2010/12/29 22:29

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