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zoom RSS ジミヘンとクラプトンのギター聴き比べが楽しい、アコギ・グルーヴィーな名作。

<<   作成日時 : 2009/03/22 03:41   >>

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今夜のBGM・・・ STEPHEN STILLS / STEPHEN STILLS

久々にここ、音楽酒場にやってきた常連のタクさん、今日は何やら、スティーヴン・スティルスのファースト・ソロ・アルバムについて熱く語っているようです・・・・。


☆☆☆☆☆☆



タク「こりゃ〜名作だよね。」

カナ「いつも思うんだけど、なんで赤いキリンなんでしょうね、ジャケ。」

タク「・・・別に気にしたことなかったけど。」

カナ「何で!気になって気になって夜も眠れないですよ、一度考え出すと!普通、この構図でこの位置に、スティルスをちょっと横に追いやってまで・・・こんなにでっかくキリン入れないでしょ、赤いし。ロックのアルバムなのにキリンとツーショットですよ。きっと何か重要な意味があるに違いない。」

タク「キリンが好きなんだろ?そんなことよりも、このアルバムといえば何といっても、Cでジミヘン、Dでクラプトンがそれぞれゲストでギター弾いてるところが一番の聴き所だよね。曲が連続してるから2人のギターの特徴とか聴き比べながらアレコレ言えるのが楽しいよね。」

カナ「・・・さらっと本題に入りましたね。ま、いいか。まずはC『OLD TIMES GOOD TIMES』から。

(曲がかかる)

この曲でのジミのギターは、割とサラッと軽めなんだけど、やっぱりこの音聴いただけで『ジミだ〜!!』って分かる存在感が凄いですよね。」

タク「軽めとはいってもソロではだんだん熱を帯びてきて・・・たまらないよね。ジミのギターってほんと、フレーズが滑らかというか運指が軽やかというか・・・弦楽器をガツガツ弾いてる感じがしない。完全にギターと一体化してるというか。体全体から音楽発してるというか・・・何だろなー、とにかく、こんな風にギターが弾けるのはやっぱりジミしかいないよ。」

カナ「スティルスはギターじゃジミにかなわないから、ここではソウルフルなオルガン弾いて対抗してる。このオルガンがまた素晴らしいですよね。ホント、なにやらせても器用な人なんだ、スティーヴン・スティルスって。」

タク「ギターとオルガンのバトルが熱いよ。」

カナ「そしてD『GO BACK HOME』でのクラプトン。

(曲がかかる)

これは自分のソロアルバムに参加してくれたお返しセッションだけど、面白いのは、ジミのときはオルガン弾いてたスティルスが、ここでは自分もエレキ持って弾きまくってること(笑)。ジミの前ではさすがにエレキもつ気にはなれないけど、クラプトンなら俺でも絡めるってこと?」

タク「(笑)まあ、ジミより絡みやすいってのはあるよね。クラプトンはオーソドックスで端整だから。」

カナ「最初から聴こえるワウを効かせたギターがスティルスで、これがまた結構達者で。で、クラプトンのソロは3分30秒過ぎから聴こえる、おなじみのストラトのハーフトーン。このソロがまた・・・」

タク「素晴らしいよね!ドミノズみたい。よそのセッションにしとくにゃ勿体ないぐらい熱の入った、いいソロだよ。」

カナ「しかしここまで聴いてきて、ジミヘンとクラプトンのギターに注目するつもりだったけど、逆にスティルスのミュージシャンとしての基礎能力の高さが浮かび上がってきたような・・・。」

タク「オルガン弾かせても上手いし、エレキもいけるし。」

カナ「ましてやアコギを持たせたらこの人は天下一品で。ラーメン屋じゃないけど。G『BLACK QUEEN』ではアコギ1本弾き語りでブルースを唸ってるんだけど・・・」

タク「これがまた凄い!」

カナ「この人のグルーヴ感って独特のものがあって、ちょっとラテン入ってるというか。アコギを普通にストロークしててもグルーヴィーで弾むんですよね。その辺、フリーソウル的な視点から注目されたり、90年代に入ってから再評価されてる。クラブで踊れるようなノリがあるってこと。ちなみに、プライマル・スクリームが91年に発表した名作『スクリーマデリカ』に入ってるロック・アンセム『MOVIN' ON UP』は、このアルバムの@『LOVE THE ONE YOU'RE WITH』のただの替え歌という説もある(笑)。」

タク「アコギのグルーヴはラテンっぽいし、オルガン弾かせたらゴスペルっぽいフィーリングも持ってるし、凄い人だよね。日本じゃ全然、人気ないけど。」

カナ「ニール・ヤングの一生のライバル・・・なんて呼ばれてるけど、ある意味ニールより純粋に音楽的な人ですよね。器用だしクセがないから埋没するのかも知れないけど、逆にニールのクセがイマイチ苦手って人でもスティルスなら問題なく受け入れられるんじゃないかな?ちなみにこのアルバムでは他のゲストも多彩で、FIではリンゴ・スターがドラム叩いてます。」


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

・・・と、今夜も話題が尽きないまま夜が更けていく音楽酒場。

ところで、わたしが最初に引っ掛かってたジャケットのキリンの話ですが、このアルバムのレコーディングの直後にジミ・ヘンドリックスの訃報が届いて、スティルスはこのアルバムをジミに捧げたといいます。で、このジャケットの赤く見えるキリンは実は紫色で、「紫の煙」、つまりこのキリンはジミなんじゃないか、って説もあるようです。



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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
このアルバム・・・・露ほども知りませんでした(恥)
なんで見落としていたか・・・・後悔!
この人のアコギ好きなんですよ♪
独特の感じがいつもたまらないと思っていたのに・・。
探しに行ってみます!
どうせなら、アナログで聴きたいっ♪
リュウ
2009/03/22 06:47
>リュウさん

わたしも、ニール・ヤングばかりに気をとられていて、スティルスの魅力に気付いたのはつい最近なんですよ〜。
アナログ盤見つかるとよいですね。是非ゲットして下さい。
カナ
2009/03/22 17:12
こんばんは、JTです。

昔からビートルズの資料本でリンゴが参加しているという事で存在だけは知っていました。ジャケットも中学生の頃から刷り込まれています(笑)。

ジミヘンが参加しているとは知りませんでした。機会があったら聞いてみたいですね。

>アコギを持たせたらこの人は天下一品で

確かに、「青い目のジュディ」とかすごいです。
JT
2009/03/22 20:02
私もこのアルバムの存在知りませんでした。
↑の中では『マナサス』『デ・ジャヴ』のみ持っています。
ジミとクラプトンそしてリンゴが加わってさすがスティルスだと思いました!!
ラテン系のグルーヴ感に圧倒されそうにもなりますね♪
なにしろ10代の終わりからこの情念のギターの虜ですから
まり
2009/03/22 20:34
ヤバイ、これ、持ってない上に未聴です。
NeilさんよりStephenさんの方が好みなのに。。。
赤いキリンもともかく、寒そう。
暖かい部屋で、キリンビールでも飲みながら、歌を聞かせて呉れませんか、と声を掛けたくなります。
substitute
2009/03/22 21:53
>JTさん

こんばんは!リンゴの参加曲はやっぱり、すぐにリンゴが叩いてるってのが分かります(笑)。ジミもクラプトンもすぐわかる。自分の音を持ってる人って強いですね、やっぱり。
カナ
2009/03/23 02:41
>まりさん

ども!ゲスト陣だけ見ても大物ですよね。この時期のアメリカン・ロック界では確実に中心人物だったんでしょうね。
この人のアコギじゃかじゃか鳴らすだけで生み出すグルーヴ感は結構今っぽい感覚で古くないです。まりさんは10代初めからですもんね。わたしゃーそれに気付いたのはつい最近です(汗)。
カナ
2009/03/23 02:48
>substituteさん

やっぱりニールさんはあまりお好みではないですか?ニールさんも好き嫌いの好みがはっきり割れる人ですよね。ピーター・バラカンはあの声がどうしても好きになれないそうです。その点スティルスさん嫌いって人はあまりいないですよね。そもそも聴いてない人の方が多いか(汗)。
カナ
2009/03/23 02:51
ニールさん、嫌いな訳じゃないですよ。そんなに聴いてないのも事実ですが・・・
ハート・オブ・ゴールドなんて、稀代の名曲だと思いますし、ラスト・ワルツでのラリラリ・ヘルプレスも好きでっせ。バラカンさんは、本当に生理的に合わないみたいですね。
substitute
2009/03/23 22:19
>substituteさん

>ラスト・ワルツでのラリラリ・ヘルプレス
あれは目がいっちゃってますね〜(笑)。

本題とはずれますが、ラスト・ワルツの中では短い手足をぶん回して踊るヴァン・モリソンのパフォーマンスが一番好きです。
カナ
2009/03/25 05:28
チャット状態、失礼します。

> 本題とはずれますが、ラスト・ワルツの中では短い手> 足をぶん回して踊るヴァン・モリソンのパフォーマン> スが一番好きです。
僕もそうです! 

substitute
2009/03/26 00:48
>substituteさん

同じですね!ホントに手足短いんです(笑)。
カナ
2009/03/26 02:46
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Great blog, continue the good work!
Wilbert
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2017/07/22 08:48

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