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zoom RSS ジャケは変だが中身はマジで凄い、スティーリー・ダンの5枚目。

<<   作成日時 : 2009/05/18 01:51   >>

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今夜のBGM・・・ STEELY DAN / THE ROYAL SCAM

前回のザッパに続き、しばらくは本当に大好きなアーティストのまだ取り上げてない作品について書いていきたいと思う。何となく原点回帰なムードなのです。


で、本当に好きなアーティストって誰なんだろうと考えてみた。少なくとも10本の指が入る・・・いや、10本の指に入るのは、こんな感じかな?

●ザッパ
●スティーリー・ダン(フェイゲンソロ含む)
●ストーンズ(つーかキース)
●ビートルズ(つーかポール)
●マイルス・デイヴィス軍団
●ディラン(とその周辺)
●クラプトン
●P・ファンク一派
●マーヴィン・ゲイ
●クラッシュ
●ボブ・マーリィ
●大滝詠一(とその周辺)


・・・あ、すでに12組だ。あ、トッドが、ニールが、フィートが、ベックが、ジミヘンが、ワイアットが、コステロが、カーティスが、プリンスが、クイーンが、AC/DCが・・・


やっぱ無理。考えるたびに違う結果が出そう。でもこうやって見ると意外と王道だよなー。教科書どおりというか。そうでもない?ツェッペリンとか入ってないしな。クリムゾンも。ザッパとダンが常に上位に来るってのは普通じゃないか。




というわけで10組に絞るのは無理でしたが、スティーリー・ダンは常に確実にトップ3には入ります。

今日は5作目、「THE ROYAL SCAM(幻想の摩天楼)」を聴いてます。名盤、「エイジャ」の1コ前ですが、むしろこっちの方が好きという人も結構多いですね。そういうわたしはその時の気分にもよるかな?


まずはなんといっても激名曲の@「キッド・シャールメイン(邦題:滅びゆく英雄)」。これにいきなりガツンと殺られる。
昔、「好きなギターソロ選手権」でも似たようなことを書いたんですが、重苦しい不気味な雰囲気で始まる曲なのに、まるでジャケットの暗闇を突き抜けるかのようなラリー・カールトンによる2度のギターソロが素晴らしく、2度目のソロの時には暗雲がパアッと開けて光が差し込み、青空が広がっていくような雰囲気にガラッと変わってしまうのです。4分39秒の中に凝縮された壮大なドラマ性。圧巻です。


この曲が圧倒的に凄いのですが、他に大好きな曲がD「THE FEZ(邦題:トルコ帽もないのに)」
ひたすら「トルコ帽がないと俺はダメなんだ」というような歌詞を繰り返す、不気味なダンス・ナンバー。この「トルコ帽」てのはどうもコンドームの暗喩らしい。この曲もギターソロが素晴らしいね(多分カールトン)。


続くE「GREEN EARRINGS(緑のイヤリング)」もキーボードのリフがファンキーなダンス・ナンバー。ラッパーのアイス・キューブがアルバム「THE PREDATOR」でこのリフをサンプリングしてるって聞いて、そのためだけに買ったりしてね。ちなみに「女どもを信用するな」って曲なんですけど(笑)。カッコイイ使われ方してます。


あとこのアルバムも「エイジャ」同様、リズム隊がホント素晴らしいんです。大部分がベースのチャック・レイニーとドラムのバーナード・パーディーの名コンビ。一部リック・マロッタも叩いてますが、上記の3曲は多分このコンビ。ベースはウォルター・ベッカーもクレジットされてるけど、多分あんまり弾いてないだろうなあ。そう、このアルバムから本格的に、フェイゲン&ベッカーの頭脳ユニット+大量のセッション・ミュージシャンによるオーディション形式のレコーディングが確立して、後の「エイジャ」や「ガウチョ」へとつながってくのです。すでにバンドじゃない。いわば生のミュージシャンを使ってヒップホップのようなツギハギ・レコーディングを先取りしてたわけで(何と言う贅沢!)、アイス・キューブにサンプリングされる理由もよくわかります。


そんなシビアなレコーディングの様子が垣間見えるDVD「スティーリー・ダン/彩(エイジャ) 」も必見!!

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Jで「GREEN EARRINGS」のリフがネタとして使われてます。他にもファンカデリックやアイズレー・ブラザーズ、マーヴィン・ゲイなどわたしの好きなアーティストの大ネタ満載。パブリック・エナミーなサウンドにキューブの悪タレなラップのコンビネーション。ジャケット含め、アルバムとしても超カッコイイです。
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コメント(4件)

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ムダに何枚ももってる5枚目ですが〜(笑)もー、なんもいうことない。イントロクイズで一等めざします!
うん、リズム隊もだけどギターを楽しめるアルバムでもあるよね。
yoiko
2009/05/19 21:04
>yoikoさん

ギターはカールトンのほかにエリオット・ランドール、ディーン・パークス、あと一応ベッカーとデニー・ダイアスもクレジットされてるけど、誰がどれだかよくわからんね(笑)。@のカールトンは有名だけど。
「GREEN EARRINGS」は前半のキレイなソロがダイアス、後半のワイルドなのがランドールか?ラストのフランジャーしながらフェイドアウトしてく音がカッコいいね。
カナ
2009/05/20 04:04
お初です。大好きなアルバムが紹介されてたので思わず一言。
どの瞬間を切り取っても「粋」なのがダンの持ち味だと思っておりますが、そこに強烈なカッコよさが加わった本作が個人的にはベストです。
とか言いつつ、ベストトラックは一番しょぼくれてる(笑)ハイチ式離婚だったりします。あのうらぶれ感はそうは出せません。
duran
2009/05/24 10:47
>duranさん

はじめまして!
確かに、このアルバムの「カッコよさ」は他のアルバムと比べても並外れてますね。前作まではどこかのんびり感もありましたが、一気に洗練されたイメージです。ギタリストの使い方に秘密があるのではないかと思ってます。
離婚するならハイチ式にしよう、と心に決めてます(笑)。
これからもよろしくお願いします!
カナ
2009/05/25 05:07

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