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zoom RSS ビバ!ポールのエイティーズ。「パイプス・オブ・ピース」。

<<   作成日時 : 2009/05/19 01:20   >>

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今夜のBGM・・・ PAUL McCARTNEY / PIPES OF PEACE


ポール・マッカートニーの80年代を代表する屈指の名作「タッグ・オブ・ウォー」とほぼ同じメンツで製作された、これは兄弟アルバムというか続編的な位置づけともいえる1983年発表の「パイプス・オブ・ピース」。評価は当然「タッグ〜」の方がはるかに高いけど、個人的には全然遜色ないと思うけどなー。むしろ最近はこっちのが好きだったりする。今まであんまり聴いてなかったから新鮮、というのもあるけれど。


多分、A面2曲目、そしてB面1曲目という重要な場所に、マイケル・ジャクソンとのデュエット曲(「SAY SAY SAY」「THE MAN」)が入ってるから、生粋のポール・ファンにはウケが悪いんだろうと思う。


でも自分の場合はもともとマイコー好きだから関係ねー。


それから、ライヴでの演奏の再現を念頭において作られていないというか、随分スタジオ・レコーディングに重点が置かれた作りになってる。その辺も、ウィングス時代のポールを期待するファンには物足りないのかも知れない。


だからといって、評価が落ちるというのはおかしい。「サージェント・ペパーズ」がライヴで表現できないからといって駄作と呼ばれたことはないだろう。


1曲目からポールにしか書けないような美メロが連発。@「PIPES OF PEACE」なんてポールの書いたメロディの中でも屈指の美しさだと思うんだけどどうだろう。「Burn,baby burn」て歌詞が当時は衝撃的でしたね。ポールのメッセージって甘っちょろいというかノー天気なところがあるけど、この美メロにのせて歌うからこその説得力を持つ。今でも有効なメッセージ・ソングじゃないすか。逆に今でこそもっと聴かれるべきというか。

B「THE OTHER ME」なんてサビよりもAメロの方がいいという(笑)いかにもポールらしい曲で、歌い出しからいきなり泣ける。歌詞も泣けるし。C「KEEP UNDER COVER」のダイナミックなメロディなんてポールの独壇場だし、D「SO BAD」のファルセットもいい。A面(@〜D)の流れは全曲いい!


確かに、A面に比べるとB面の詰めが少し甘い気もする。入ってる意味がよくわからんスタンリー・クラークとのインストGとか。「タッグ・オブ・ウォー」の安易な焼き直しH(←でもリズムは面白い)とか。でも、EFはいいし、J「THROUGH OUR LOVE」も泣ける。ぶっちゃけ全曲いいです。こんなにメロディが冴えてるポールなんて90年代以降では考えられない(←オイ!)。


ポールの80年代に出したアルバムの中でも、「タッグ・オブ・ウォー」、この「パイプス・オブ・ピース」、「フラワーズ・イン・ザ・ダート」の3枚はどれも甲乙つけがたい名盤だと思う。(間にある「プレス・トゥ・プレイ」はさすがに落ちる。)
一般的にポールのソロといえば70年代の初期2枚やウイングス時代の方が人気あるけど、わたしの世代にとっては80年代のがリアルタイムに近いので、上記3枚の方が「オレ達の時代のポール」って感じがして思い入れが強かったりするのです。


結論:80年代のポールは70年代と比べて、エイティーズ・サウンドのせいで過小評価されることはあっても、作曲能力自体は全然衰えてないと思うのです、ハイ。


ちなみに80年代ポールの個人的ベスト・ソングは「NO MORE LONELY NIGHTS」だったりする。甘っちょろいのはポールじゃなくて自分か(笑)。



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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは、JTです。

私は『Tag Of War』よりこっちのアルバムの方が好きですね。タイトルトラックも。
プロモもよかったですね。第一次世界大戦のクリスマス休戦が舞台でしたね。ポールが英独の将校を一人二役で演じて、互いに家族の写真を見せ合って(というか自慢しあっている)、写真を返す間もなく砲撃が始まる。自分の陣地に戻って手元には相手の家族の写真しかなくなって、でもまぁいいか、っていうポールの表情がよかったです。

私もマイコー嫌いじゃないので「Say Say Say」もOKです。こっちのプロモは西部劇仕立てでマイコーも出てましたね。MTV全盛期だったですねぇ。
JT
2009/05/20 21:54
>JTさん

JTさんには隠し事はできません。恥ずかしい事実を打ち明けましょう。
「Say Say Say」が流行った時は中1で(小6だったかも知れません)、まだビートルズもマイケルもちゃんと聴いたことがなかったのです。それで「Say Say Say」をラジオで最初に聴いた時、ポールの声をマイケルだと、マイケルの声をポールだと思っていたのです。しかもその時はポールのことを女だと思ってしまったのです!(マイケルの声がカン高いから女かと。)
恥ずかし〜!!
カナ
2009/05/21 02:16
カナさん、どうも。
遅れましたが、コメント入れさせてもらいます。

私も『TUG OF WAR』よりも、このアルバムの方が好きで、聴いた回数も圧倒的にこちらの方が多いです。特に、個人的にはA面は捨て曲無しで、LPではA面ばかり聴いていたのを覚えています。
B面は、カナさんが言われるように弱い曲があり、バランスが悪いですね・・・。
でも、素敵な大人向けのアルバムと思います。

後、あの当時、タイトル曲・「SAY〜」「ソー・バッド」のPVを録画しようと、必死になって努力していた覚えがあります。結局、タイトル曲のPVが完全に録画出来ず、苦労は報われませんでしたが。(笑)
Junk
2009/06/10 15:48
>Junkさん

レス遅れてすみません。
へ〜、意外に「タッグ・オブ〜」よりこっちの方が好き派が多いことに驚いてます。しかもJunkさんとJTさんという筋金入りのポール好きがお二人とも。ということはやっぱり本当にこっちの方が傑作なのかも。

あの頃はビデオデッキ普及し始めた頃で、録画するのにもかなりテクニックが必要でしたね(笑)。
カナ
2009/06/14 17:32

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