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zoom RSS ホワイト・ファンクの魅力満載、トム・トム・クラブ「おしゃべり魔女」。

<<   作成日時 : 2009/08/24 02:21   >>

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今夜のBGM・・・ TOM TOM CLUB / TOM TOM CLUB

サマーソニック’09でのエルヴィス・コステロの怒涛のセットリストで盛り上がる前回の記事ですが、そのコステロ、スペシャルズと同日に裏で地味に出演していたのが、もう1つの隠れた大御所、トム・トム・クラブだ。実はこっちも相当気になってはいたんだけど、もしこの日観に行ってたとしてもコステロとスペシャルズの裏なのでやむなくスルーしていたでしょう。B’z、コステロの裏で客が入っていたのかどうか心配だ。


トーキング・ヘッズの歴史的傑作「リメイン・イン・ライト」(1980年)で展開したエスノでファンクなアプローチをさらに推し進めるべく、ベースのティナ・ウェイマスとドラムのクリス・フランツ(夫婦)により結成されたサイド・プロジェクトがこのトム・トム・クラブ。これは1981年発表のファースト・アルバム、邦題は「おしゃべり魔女」だ!


実はトーキング・ヘッズは大好きだけどトム・トム・クラブは今までずっと未聴で、今回あまりにも気になったてところを偶然タワレコの輸入盤1,000円コーナーで見かけたので即購入してしまった。結果的にはこれが大正解、超ストライクゾーンの好みのサウンドでした。今聴いても古さを全く感じさせないというか、当時より今の方がまっとうに評価されるんじゃないかな?

一言でいえばホワイト・ファンク。「リメイン・イン・ライト」からデヴィッド・バーンの声を抜いて、代わりに女性ヘタウマ・ヴォーカルやラップが乗っかって、よりパーカッシヴに、よりノー天気に(ジャケットのように)した感じ?でも一聴してあっけらかんと明るく聴こえるその裏では黒くザワッとしたモノがうごめくのを聞き逃さない。南国モードを装っていてもそこはNYの臭いがプンプンするというか、どこまでもアート・ロック。

しかしこうした白人によるギクシャクしたファンクに魅かれるのは一体どういうわけだろう。ストーンズでも一番好きな曲は「ホット・スタッフ」だったりするんです。それはやっぱり白人ドラマーの叩くビートがファンクでも基本的に8ビート系だからなんじゃないかな?と思うんだけど。

筋金入りの黒人ファンク系ドラマーの叩くビートってもっとシンコペートするというかハネるというか、裏とオモテが入れ替わるようなネッチリとねちっこく引きずるビートだ。JBやP・ファンクやオハイオ・プレイヤーズ聴けば違いは明らか。それをマネして白人ドラマーが叩こうとしても、やっぱ体に刻まれてる遺伝子が違うからなのかあのネチッコサは出ないよね。それが逆にホワイト・ファンクの魅力というか、踊ろうとしてもリズムのしなやかさが足りないのでヘコヘコ踊りになってしまう面白さがある(笑)。

まだトム・トムなんて上手い方だけど、ニューウェイヴ期のイギリスのバンドなんてホントに下手で凄いよな。志は高くファンクを目指すんだけどテクがついてかないから、そのテク不足をアイデアでカヴァーしようとしてどんどん妙なことになっていってしまうという・・・(笑)そこがまた面白いんだけど。


なんにしろ、このトム・トム・クラブのファーストはそんなホワイト・ファンクの傑作です。特に@Aは名曲。A「GENIUS OF LOVE」は最近CMでも使われてたみたいだし。ボートラでロング・ヴァージョンも収録されてるので、さらに長時間ヘコヘコ踊れます。

しかしティナ・ウェイマス、今いくつになったのか知らないけど未だにミニ・スカートはいてて、しかもそれがよく似合うよね!若いころからルックス的にも好きだったけど今でも十分可愛い。萌え〜。




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コメント(6件)

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懐かしい! また演ってるんっすね
おしゃべり魔女をマライアがサンプリングした時に、改めてP-Funkを感じましたがアルバムは聴いたことないです。 いっぺんトライしてみます!
ezee
2009/08/25 00:21
>ezeeさん

ファンキーですよね!キーボードの使い方にバーニー・ウォーレル感じます。ジャケのヘタウマなサインペン画がファンカデリックのアルバムに似てないこともないです(笑)。
カナ
2009/08/26 01:47
カナさん、こんばんわ。
最近、学校の講義でブライアン・イーノが犬に語りかける映像を見て以来、ファンクに傾倒している私です。(まだスライのスタンド!しか聴いてないけど)
ホワイトファンクなんてジャンルがあるんですか!ギターがワウワウして、ベースがスラッブしてたらファンクになるんだと思ってた私には目からウロコです。
つちふまず
2009/12/09 00:24
>つちふまずさん

>ホワイトファンク
ジャンルというか、白人がファンクをやったらホワイト・ファンクですかね。あえていうならちょっとヒネリ入ってるとか。トム・トム・クラブはまさにヒネリの入ったニュー・ウェイヴ系のファンクですね。
AWBやワイルドチェリー、タワー・オブ・パワーなんかは音は黒人のファンクとほとんど変わらないけどメンバーは白人、ってことでストレートなホワイト・ファンクかと思います。

>ブライアン・イーノが犬に語りかける映像
そんなの学校で見るんですか!なんていう授業なんですか?受けたかった(笑)。
カナ
2009/12/09 05:44
おはようございます。 徹夜で課題やってました(笑)
タワー・オブ・パワー以外は全然知らないバンドで勉強になります。でも、まずトーキングヘッズ聴かないとなあと。(スタンド!ももっと聴き込みたいし)
ブライアン・イーノの映像は視覚デザインという授業で見ました。美大通ってるんで映像のことなどを学ぶ授業です。
つちふまず
2009/12/09 07:12
>つちふまずさん

>美大
憧れます。しかしイーノはなぜ犬に話しかけていたんだろう(笑)。
カナ
2009/12/13 03:16

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