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zoom RSS 2009年に産み落とされたサザン・ロックの傑作。

<<   作成日時 : 2009/10/25 04:10   >>

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今夜のBGM・・・ THE BLACK CROWES / BEFORE THE FROST・・・

「伝統芸能としてのロック」の求道者、ザ・ブラック・クロウズが、2000年代最後の年に産み落としたサザン・ロックの傑作・・・といってもいいでしょう。彼らの新作「ビフォア・ザ・フロスト」。

ブラック・クロウズが、いきなり大ヒットした「シェイク・ユア・マネーメイカー」でデビューしてから来年で20年。60〜70年代の黄金期のルーツ・ロック・サウンドに傾倒したそのスタイルは、当時あまりにも懐古主義的に思えて100%のめり込むことはできなかった。セールスも次の「サザン・ハーモニー」(全米1位!)をピークに徐々に下降。(ただし次の「アモリカ」は個人的にはかなり好きだった。)

正直、最近の活動ぶりは全く意識してなかった(汗)。2000年代に入って活動休止やメンバー・チェンジを経て、昨年7年ぶりに出た復帰盤「ウォーペイント」が久々のヒットとなり、その勢いを受けて短いインターバルで届けられたのがこの「ビフォア・ザ・フロスト」・・・という流れだそうです。

もう、笑っちゃうくらいブラック・クロウズ。何も変わってないし変わる必要もない。あえていえば、もう彼らもキャリア20年を迎えるベテラン。デビュー時から既に老成されたバンドだったけど、そのグルーヴには年輪を重ねたさらなる深みや味わい、コクが加わってます。なんか缶コーヒーの宣伝みたい。

まず、これ録音されたのがウッドストックにあるザ・バンドリヴォン・ヘルム所有のスタジオ。ここがまずグッとくるポイントその1(笑)。ここにファンを招待して、ほぼスタジオ・ライヴに近い形式で録音された。だから曲間に拍手と歓声が入ってるんだけど、これがアルバム全体に勢いを持たせててよい。

特にコレ!っていう突出した曲はないけど、アルバム全体から発生する磁力がツボにグイグイ効いて心地いい。車で聴きながら田舎道ドライヴすると気持ち良さそう。

あまりにもそっけないジャケットも含めて笑える(笑)。山水画??いいのかこれで。彼らもついにワビサビの境地にたどり着いたのか・・・。売る気があるんだかないんだか、ただひたすら自分達が演奏してて気持ちいい音楽だけをやり続けるブラック・クロウズ・・・というかクリス&リッチ・ロビンソン兄弟。そんなマイペースっぷりに今回初めて親しみ覚えた。このまま爺さんになるまで同じスタイル貫き通して欲しい。というか言われなくてもやってるだろう。




これ、実質的には2枚組アルバム。アルバムを購入すると、もう1枚の新作アルバム「アンティル・ザ・フリーズ」が専用サイトからダウンロードできるパスワードが封入されているという仕組み。う〜ん、配信限定ってのは好きじゃないけど、まあこういうのならアリか。さっそくダウンロードしてみる。

注意するのは、この専用パスワードの使用は1回限りなので、中古盤買ってもパスワードが使用済みの可能性が高いこと。あと、パスワードの有効期限が2011年10月末日まで。国内盤ならソニーの国内サイトからアクセスできるけど、輸入盤買ったら海外のサイトからのアクセスが必要ということぐらいかな。あと、ファイルは圧縮されているのでフリーソフトなどで自分で解凍する必要があります。

こちらはアコースティック楽曲が中心の、かな〜りレイドバックした枯れた内容。渋い「ビフォア・ザ・フロスト」に輪をかけて渋い。いきなりシタールの音色からインド風メロディが始まってビビるけど。紙ジャケはちょうどCD2枚入るようになってるので、さっそくダウンロードしたデータをCD-ROMに焼いて収納しました(笑)。やっぱり盤がないとどうも落ち着かないのだ。

ビフォア・ザ・フロストビフォア・ザ・フロスト
ザ・ブラック・クロウズ

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こちらにもどうも、イデハラです。

残念ながらブラッククロウズさんも存じませんが『伝統芸能体言者(北斗の拳みたいだ)』で悟りました。土臭い系ですね。嫌いじゃない〜。この手のやりたいことを愚直にやれるおおらかさは日本じゃ稀すよね。うらやましい。そして、言われるがまま彼らの導き通りにCDを焼いてるカナさん姿を想像しましたよ(笑)

…20年級大ベテランバンドということで余談ながら、フレーミングリップス盤新譜購入しました。感想は省きますが、個人的にはやはり仏像盤には欠かせないバンドということです(なんのこっちゃ^O^)いいすわ〜
ideharasyacho
2009/10/25 05:20
>ideharasyachoさん

ロックは変わり続ける音楽と思ってますが、一方でこういう変わらないものもあっていいですよね。守り続けて欲しいものもあるというか。あと、やっぱ向こうにはこういう土臭系に対する需要があるってことですね。かなり保守的な層という気もしますが・・・。

リップス、1枚だけ持ってるんですけど、そんなにハマらなかったんですよ。でも周りの音楽好きはみんな好きなんですよね。もう1度ちゃんと聴いてみようと思います。
カナ
2009/10/27 05:44
突然ハジメマシテ
たまーに、こっそり楽しく拝見させていただいてました。
しかーしThe Black Crowesとなると黙っていられません。
おっしゃるとおり今回のアルバムもとても良いですね。
新ギタリストもかなりなじんでいるようです。
日本で売れない路線まっしぐらです(笑)
スタンダードだけど、オリジナルっていう彼らの持ち味がにじみ出てますよね。
(この癖になる感じが最高!)

マスターがお好きなLittle FeatのWillin'もライブで演ってます!!

>紙ジャケはちょうどCD2枚入るようになってるので、さっそくダウンロードしたデータを
CD-ROMに焼いて収納しました(笑)。

この発想は無かった。間違いなく真似します(笑)
エフ
2009/11/01 00:58
>エフさん

はじめまして!いつも読んでいただいてありがとうございます。
ホントに日本で売れない路線まっしぐらですね(笑)。ジャケも売る気まったくないし、宣伝もあまりしてないし。わかるヤツにだけわかればよいって姿勢がかえって潔いです。フィートの影響もかなーり受けてそうですね!
これからもよろしくお願いします!
カナ
2009/11/02 02:11

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