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zoom RSS シカゴ・ブルース入門編にして一生モン、サニー・ボーイの「ダウン・アンド・アウト・ブルース」

<<   作成日時 : 2010/03/04 03:14   >>

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今夜のBGM・・・ SONNY BOY WILLIAMSON / DOWN AND OUT BLUES

若い頃は、このジャケのような生活だけはしたくないと思ったものですが、最近ではこうなっちゃったらいっそ楽かも・・・という気持ちがふと頭をもたげてくる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

なにしろ、ブルースという言葉を安易に、お洒落感覚で使ってる若者や女の子がいたとしたら、「これがブルースだよ、えっ、こんな風になりたいんかッ」とこのジャケを突きつけてやりたい。ブルースとは臭いものなのだ。

さてサニー・ボーイ・ウィリアムソンUです。U世というからにはT世がいるわけですが血縁関係はない。しかもT世の方はあんまり有名じゃないのでわたしは未聴です。じゃあなんでU世というかというと、勝手に名前をパクッちゃったんですね。イカサマくさい親父ですね。そもそも生まれた年も諸説あって10年ぐらいの幅がある。本名も、よーわからん。一説によるとあのロバート・ジョンソンが毒殺された夜に一緒に演奏していたらしいが、どうも本人が勝手にそう言い始めたようでウソ臭い。

そんなペテン師のようなオッサンですが、ブルース・ハーピストとして、ヴォーカリストとしての実力は本物だ。というよりシカゴ・ブルースのスタイルを作り上げた偉人の1人といってもよい。世代的にはもっと前のデルタ・ブルースの時代の人ですが、デビューが遅く、南部のラジオ曲へのレギュラー出演などで名をなした後に、シカゴのチェス・レコード傘下のチェッカーに招聘され、50年代のシカゴ・ブルース黄金時代のベストナインに名を連ねたわけです。

彼のことを初めて知ったのは多分ザ・バンドの映画「ラスト・ワルツ」で、ロビーだかリヴォンだかが彼の思い出話を語る所。ハープ吹いて時折血ヘドを吐きながら演奏してたというエピソードには強烈な印象を受けました。毎晩浴びるように酒飲んで、晩年は完全に内臓をヤられていたようですが、ブルースマンの壮絶な生き様というものが伝わってくる話です。

バスケット選手のようなデカイ体、巨大な手でハープをすっぽりと包み、分厚く固いタラコ唇、時には巨大な口の中にハープをぐいーと咥え込んでしまって、口の中で縦にして吹いていたそうです。それでアンプを通さない生ハープなのにアンプ効果が生まれた・・・豪快すぎる。

彼はヴォーカリスト、ハーピストなので、常に相棒ともいえるギタリストが存在します。一時はあのエルモア・ジェイムスもバックに従えていたそうですが、デルタ時代からシカゴ時代まで長きにわたる相棒がロバート・ジュニア・ロックウッド。このアルバムでは彼のシカゴ・ブルースのお手本ともいうべきいぶし銀のギター・プレイも聴き所。特に@「DON'T START ME TALKING」、D「KEEP IT TO YOURSELF」、J「CROSS MY HEART」のカッコよさは出色!ブルース入門編にして一生モンの名盤です。

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コメント(2件)

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カナさん、ブルースネタが来たので食い付きました(笑)
この人は大ボラも吹くけど、ハープも吹けると言う典型的なブルースマンですよね(笑)ハープが無かったら、きっとジャケの人みたいになったことでしょう(笑)
でも彼のブルースだけは本物です♪
リュウ
2010/03/06 10:11
>リュウさん

久々のブルースです。普段は結構聴いているのですが、なかなかネタにし辛いところもあって(汗)。
しかし今年は少し比重を上げて行こうと思ってます!(←毎年同じことを言ってるような気がする・・・)
カナ
2010/03/07 03:49

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