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zoom RSS 1965年、23歳のディランを聴くということ。

<<   作成日時 : 2010/03/13 06:43   >>

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今夜のBGM・・・ BOB DYLAN / BRINGING IT ALL BACK HOME


ボブ・ディラン名古屋公演まで1週間を切りました。大阪公演初日のレポを見たら、何曲かでギターも弾いてるようではないか。オープニングは「河のながれを見つめて」、アンコールでは「ライク・ア・ローリング・ストーン」「見張搭からずっと」も。楽しみです。


さて、音楽評論家、鈴木カツさんも公認(←嘘)のここ、音楽酒場では引き続きディランが流れています。先回は2000年代の新ルーツ回帰3部作をご紹介しましたが、これからディランを聴いてみようという若い人たちには、やはりディランが一番トンがっていた頃の作品から手にとって欲しいと思います。

ロック史的に見てもディランがトップランナーだった頃、ルックスからアルバム・ジャケットから言動から、もちろん肝心の音楽まで、どこを切っても完璧にカッコいいのが、1965年〜66年、年齢で言うと23歳から25歳までのディラン。アルバムでは、『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』、『追憶のハイウェイ61』、『ブロンド・オン・ブロンド』の3枚。いわゆるフォーク・ロック時代。

アルバム3枚続けて聴くと、フォーク・ロックの模索から完成まで、わずか2年であっという間に駆け上がる勢いが感じられて凄い。できればこの順番に聴いて欲しいところです。


そのフォーク・ロック期の始まりを告げるのが1965年発表の『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』。発表当時はまだディラン23歳、ロックの世界の扉を開けてこんにちは・・・といった感じで、アルバムのA面がエレクトリック楽器のバッキングをつけたロック・サウンド、B面が今までどおりのアコースティック・ギターの弾き語り中心というようにキッチリ色分けされている。

しかし1曲目の「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」があまりに強力だ。初めて聴いたときはまずコレにぶっ飛びました。強力にウネるビートにのって次から次へと溢れ出す言葉の洪水。このカッコよさにビビッとこなかったら、多分ディランの他のどの作品を聴いても合わないんじゃないかな?

映画「ドント・ルック・バック」の、カメラの前で不機嫌そうにカードをめくっていくこの曲の映像にも刺激を受けました。今では元祖ミュージック・クリップと言われてる有名な映像ですが、実はバカリズムなどのフリップ系芸人の元祖でもあります(←嘘)。




そしてコメディアン、アル・ヤンコビックによるパロディ映像。これはルドルフさんのブログで知ったのですが、後ろでブラブラしてるギンズバーグまで再現してて笑えます。こっちは曲がB「マギーズ・ファーム」調なとこが面白い。




このアルバムは他にも、バーズが取り上げてフォーク・ロックの代名詞になった「ミスター・タンブリン・マン」、ディランのギターと歌詞がひたすらカッコいい「イッツ・オール・ライト・マ」、伝説のニューポート・フォーク・フェスで悔し涙を浮かべながら歌った「イッツ・オール・オーバー・ナウ、ベイビー・ブルー」など、全曲が重要曲。

ディラン入門編としては、ほぼ全曲ロック・サウンドの『追憶のハイウェイ61』や、2枚組でやや長い『ブロンド・オン・ブロンド』よりも、ディランの多面性を伝えているような気がしてオススメです。



ディラン史上最重要なフォーク・ロック3部作

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コメント(14件)

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フリップめくり神PVはカッコイイすよね


このあたりのジャケもやばいすよね(出た^O^)三部作+激しい雨、欲望あたりはセクシィすぎます。


どうやら地元のツレも大阪初日に行ってたようでうらやましい限り!!
イデハラシャチョウ
2010/03/13 13:11
少々お久です。

バーズの「Mr. Tambourine Man」のイントロは聴いたら、なかなか耳から離れません。ディランは曲は良いんですがベスト盤に入っているようなのしかまだ聴いてなくて、「追憶」と「ブロンド」は持っていますが、なんかまだ嵌れません。
それよりもジミヘンのリマスター盤に嵌ってしまいました。その時はマッドハニーにも嵌っていたので、Fuzzエフェクターを多用し主流にしたジミヘンと、80年代にそれを復興させたマッドハニー(ダイナソーも)という構図が思い浮かびました。という訳でジミヘンの歪んだギターが好きになったら、されにサイケ+ハイテンションな音を聴くなら「Superfuzz Bigmuff [Deluxe Edition](特に2枚目のライヴ音源)」というアルバムは最高です。
http://www.amazon.co.jp/Superfuzz-Bigmuff-Mudhoney/dp/B0016MJ2QE/ref=pd_cp_m_1
TwinNails
2010/03/13 16:49
Dylanのこのアルバムを含めた3枚は本当に良いですよね!カナさんの言うとおり!

勢い感じます♪

そして、この頃のLiveもかなりやられてます♪

この頃、見たかった!
リュウ
2010/03/13 22:45
私も「追憶」と「ブロンド」は持ってますがこのアルバムはありません(^_^;)
今日は1st聴いてました。
自分をプロデュースするのも彼は超一流だったと思います♪
まり
2010/03/14 20:49
こんばんは、JTです。

3作の内、『追憶のハイウェイ61』しか持ってませんでした。今日あわてて(?)『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』買いました。「マギーズ・ファーム」って元はこんな曲だったんですね。『激しい雨』バージョンしか知らなかったんで。まるで別の曲ですね(爆)。

でも『フリーホイーリン』あたりと比べるとポップで聴きやすいですね。A『シー・ビロングズ・トゥ・ミー』なんて最新オリジナルアルバム『トゥゲザー・スルー・ライフ』にも通じるところもあったりで。
JT
2010/03/14 23:23
本当に尖がっていますね、この頃のディラン。
最近、たまにディランを聴いても何故かコノ時期のモノは殆ど手にしてないのです。来週の東京に向けて、予習しなきゃ・・・
substitute
2010/03/15 20:57
そしてそしてサマソニ第一弾きましたー


またこれについてもよろしくお願いしまーす
ideharasyacho
2010/03/16 02:56
>イデハラさん

激しい雨、欲望時代のディランが実は一番好きです。でも一番ギラギラしてたのはやっぱり65〜66年ぐらいだと。目力が強すぎる!ウソ発見器みたいな目をしてます。
カナ
2010/03/17 02:35
>TwinNailsさん

ディランのよさは花粉症のようにある日突然発症するので、気長に時折取り出して聴いて下さい。
ジミヘンは今回のリマスターには手を出してませんが、未発表曲集のみ買いました。あまり語られませんがジミの自由奔放なヴォーカルが好きです。
カナ
2010/03/17 02:41
>リュウさん

確かにこの頃見たかったですね(笑)。今のじいさんディラン見て、若かりし頃の姿を想像して来ます。
カナ
2010/03/17 02:43
>まりさん

これも是非!1st実は凄いアルバムですよね。最近よく聴いています。1stから既に完成されてるし、今のディランに通じるところもありますね。
カナ
2010/03/17 02:45
>JTさん

いよいよ近づいてきましたね。セットリストを見ると有名曲も数多くやっているので楽しみです。問題は、それが有名曲かどうか、歌詞でしか判断できないところです(笑)。
カナ
2010/03/17 02:47
>substituteさん

この時期のディラン聴いても予習にはなりませんよね、声も歌い方も曲のアレンジも今と全然違うし。歌詞を全部覚えると予習になるかも知れません(爆)。
カナ
2010/03/17 02:52
>イデハラさん

サマソニ第一弾来ましたねー。今のところ手ごたえはあまりなし(爆)。しいて言えばスマパンか〜。あ、オリアンティー姉さん観たい!!
カナ
2010/03/17 02:53

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