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zoom RSS イタロ道そのB〜オザンナ「パレポリ」・・・クリムゾン×ブラックサバス!?

<<   作成日時 : 2010/07/14 04:58   >>

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今夜のBGM・・・ OSANNA / PALEPOLI


突然不定期にやってくるシリーズ、イタリアン・ロックへの道、略してイタロ道!

みんな、イタ飯やイタリアのサッカーは大好きなんだから、イタリアのロックももっと聴こう!という趣旨で始まったこのコーナー(どんな趣旨だ)、第3回となる今夜はイタリアン・ロックのダークサイドをつかさどる雄、オザンナの名盤「パレポリ」をご紹介!



「♪いつの日か、あなたに、愛される愛のき〜せき〜」

ってそりゃオザンナじゃなくてヒデとロザンナだろ。(ふ、古すぎる)

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モンゴル人歌姫で朝青龍とも友達です。

ってそりゃオユンナ!(←知らねーよ!)

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「今夜はチャプチェよ!」

ってそりゃユンソナだ〜!

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・・・・・と、アホな独り言はこのへんにして、オザンナです。

古谷兎丸・著「パレポリ」というコミックを90年代から所有していたこともあり、オザンナの「パレポリ」というアルバムには勝手に親近感を抱いて、いつの日か聴きたいと漠然と思ってました。

しかし当時は中古でも市場にあまり出回ってなかったし、あってもえらく高かったので、買う決心が付かないうちにズルズルと今まできた・・・。


その代わりYou Tubeで見つけた彼らの画像を見て内容を勝手に想像したりして。その画像がこちら。




コレ見る限りは、いかにもサイケ出身のハード・ロック・バンドで、メロトロンやフルートも使ってるけど基本はギター・リフ主体のブラック・サバスみたいなバンドだなあ(ギターがSGってのもあり)という印象でした。プログレっていうには演奏があまりに荒々しいけど、そこが逆にえらくカッコいいなあ、と思ってました。


そしてつい先週、念願かなってついに手に入れた「パレポリ」、これが聴いてみると想像していたよりもずっと凄え!・・・というか、この荒っぽいハード・ロック・バンドにどういう変化が訪れたの?


収録曲はA面B面それぞれ1曲ずつの実質2曲のみ。まるでフェリーニの映画見ているよな幻想的かつドラマティックな曲展開。

@のイントロ、ナポリ郊外の片田舎の神社のお祭り、あるいは街市場のようなのどかで牧歌的な風景を連想させるSE〜まったりしてると、2分過ぎからバンドの演奏がフェイドインでなだれ込んできて、ヴォーカルも加わり祝祭的なムードに包まれる。

3分20秒過ぎ〜中盤は静寂と興奮が波のように引いては押し寄せる展開・・・このへんはもろ、「宮殿」期のキング・クリムゾンを彷彿とさせる美メロが連発。メロトロンもそうだけどやはりクリムゾンの影響でかいね。全体的にフルートが重要な役割を果たし、時折サックスもむせび泣く。そしてイタリア語の歌声が怪しさと異境感を倍増させる。やたら荒っぽいドラムがいわゆるプログレっぽくなくて、やくざなハードロックをひきずっててカッコいい。イタリアだからやくざじゃなくてマフィアか。

9分過ぎ〜激しいリフをギターとフルートがユニゾンで駆け上り一気にハードな展開へ。フルートソロとギターソロが交互に。ここからはジミヘン風のギターソロが大活躍。怪しい電子音も挟みつつ、楽器総動員のカオスの中でクライマックスを迎え・・・と思ったら、12分40秒過ぎのギターリフ(ここが抜きポイント!)を合図に、クイーンのようなオペラチックなコーラスまで動員してさらなる最後の大盛り上がりを見せる。そして16分過ぎ、アコギが鳴り響き穏やかにエンディング・・・と思ったら、16分54秒からサーカスのような謎のテーマで何がなんだかよくわからぬまま呆然としてるうちに@終了。一体この激しくも不可思議な体験はなんだったんだ?という余韻が後を引く、あっという間の18分30秒。


間奏曲のAを挟んで、Bではさらにハードでジャズ・ロック的展開も見せる。


・・・というわけで初のオザンナ体験。ジミヘンに影響受けてハード・ロックをやっていたナポリのローカル・バンドが、クリムゾンの1stを聴いて感化されて、勢いで作ってしまったら結果こんなにも異形でダークサイドのプログレッシヴ・ロックが出来てしまった、という感じか?

魅力としては、端正で複雑な曲展開に対して、演奏はどこまでもハード・ロックを引きずった荒っぽいものであること。特にドラムの重たさが垢抜けなさというかイナタさにつながっていて、この場合はこれでよいと思う。まあ、この前の作品「ミラノ・カリブロ9」はオーケストラをフィーチャーしたもっとクラシカルな作品らしいし、他のアルバムも聴いてみないとなんとも言えませんが。


ラテンのパッションと情熱的なノリを前面に打ち出したPFMアレアがイタリアン・ロックの表の顔だとすると、ゴスでクラシカルな雰囲気も醸し出すこのオザンナやIL BALLETTO DI BRONZO(←これもイカれている)は裏の顔、ダークサイド・オブ・イタリアン・ロックという感じかな。イタロ初心者ですので指摘が間違ってたらスミマセン。それにしても掘れば掘るほどおもろいバンドがごっそり出てくるイタロ界・・・ユーロ・ロック全般といってもいいかな。まだ当分探求の日々が続きそうです。


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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
オザンナ購入おめでとう!
1stの方がクリムゾンぽいよ!
オザンナはイタロの表だよ!
ヒデとロザンナは知らんよ!
yoiko
2010/07/14 20:59
>yoikoさん

そっか表なのか。
えー!ロザンナ知らんの(汗)
ぜねれーしょんぎゃっっぷ・・・。
確か息子がスモーガスというバンドのメンバー。
カナ
2010/07/15 04:51
Hi there! I simply would like to give you a huge thumbs up for your great info
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Selene
URL
2017/07/24 15:37

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