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zoom RSS なぜ今「ファンタズマ」のリマスターなのか、コーネリアス。

<<   作成日時 : 2010/12/22 04:02   >>

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今夜のBGM・・・ CORNELIUS / FANTASMA

コンビニに立ち寄った時に、雑誌売場でNIGOコーネリアスが表紙の雑誌にふと目が止まり、思わず対談記事を立ち読みしてしまった。

個人的にはNIGOは別に好きでもないんだけど、コーネリアスこと小山田圭吾はフリッパーズ時代から聴いてるからもう20年のつきあいってことか。猿つながりでNIGOと小山田君とは昔から仲がいいらしい。

つい最近、コーネリアスの名盤「ファンタズマ」のリマスター盤が出て話題になったけど、なぜ今「ファンタズマ」なのかは情報をあまりチェックしてないのでよくわからない。対談の中でNIGOは「リマスター盤はもちろん聴きました。ていうか、普通に通常盤のファンタズマを日常的に聴いてます。」というような発言をしていた。


そうか、今でも日常的にこれを聴いているのか・・・。確かにこれが出た当時は衝撃的で聴きまくった覚えがあるけど。

まだフリッパーズの影を大いに引きずっていたソロデビュー盤「ファースト・クエスチョン・アワード」、メタル中心の膨大なサンプリングネタをギュウギュウに詰め込んで飽和気味だった2nd「69/96」と比較して、「ファンタズマ」ではようやくコーネリアスが自分のスタイルを確立したような気がして、聴いてスカッと気分が晴れたような気がしたものだ。

初回盤にはオレンジ色のヘッドフォンが付属してて・・・これがショボイんだけど(笑)。この付属品は使わなかったけど確かにヘッドフォンで聴くと頭ん中でグルングルンと音が回る。音の万華鏡みたいで凄いんだけど、最初のうちは面白くて何度も繰り返し聴いてても、慣れてしまうと飽きちゃってあまり聴かなくなるんだよね。


やっぱりこのアルバムって、ブライアン・ウィルソンになりたかったコーネリアスのアイデア満載のおもちゃ箱って感じで、「69/96」に比べるとかなり整理されてるけどまだまだ情報過多というか、溢れてくるアイデアの足し算だけで作られてるような気がする。ようするに、やかましい(笑)。いや、やかましいのはロックだから別にいいんだけど、まだまだ雑然としてて騒々しいっていうのかな?

「ファンタズマ」まではまだコーネリアスは発展途上中、試行錯誤してる段階で、彼がいよいよ本領を発揮するのは次の「POINT」からだと思います。というのは音の引き算で作られてるから。「POINT」、続く「SENSUOUS」は繰り返し聴いても全然飽きない。

それまでのコーネリアスの音楽はどこまでもヘッド・ミュージックで、知的好奇心を刺激されて脳はビュービュー刺激されるんだけど、ボディにはいまいち響いてこないはこなかった。でも「POINT」はボディにズンズンくる。この違いはロックンロールの世界では重要でしょう?あ、わたしはコーネリアスだってロックンロールと思って聴いてますから。


だから何故このタイミングで「ファンタズマ」のリマスターなのか分からなかったんだけど・・・元々そんなに音が悪いアルバムではないしね・・・。とは言え、90年代の邦楽ロック史を語る上でエポックメイキングな革新作であり重要作であるということは違いないでしょう。ちなみにリマスターを担当しているのは、まりんこと砂原良徳です。



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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
ほぉ、リマスターですか。
しかもまりんとは…!
しかし本当になんで今のタイミングなんでしょうね。
何か意味があるのかしら。

>確かにこれが出た当時は衝撃的で聴きまくった覚えがあるけど。
激しく同意です!
私も一時期こればっかり聴いてました。
ジャケのアートワークも好きでしたし、当時はCDプレイヤーの前にお供え物みたいに立てかけてありました(笑)
煌砂
2010/12/23 00:15
>煌砂さん

煌砂さんども!

>ジャケのアートワーク

ここにはいつもこだわってますよね、小山田君は。音楽同様、だんだんシンプルになってきてますね。しかしオレンジと白のボーダーTが似合うのなんて小山田君ぐらいだわ。これが赤白だったら梅図かずお〜(笑)。
カナ
2010/12/24 03:24
楳図かずお…!(爆)
カナさん何てことを(笑)

ところで最近「リマスター盤」というリリース形態をよく耳にしますが、オリジナル持ってると買う気にならない私です。

音の善し悪しは私あんまりわからないのですが、「FANTASMA」は割と最近のリリースだし。
ビートルズの赤盤青盤とか、まだ録音機材も今とは大きく違っていた(多分)頃の作品だと、リマスターも意味があるんだろうなと何となく思ったりするんですけどねぇ…。
煌砂
2010/12/25 02:55
>煌砂さん

多分、小山田君の場合は半分趣味でやってるんでしょうね〜。大滝詠一のようにセルフ・リマスターがライフワークのようになってる人もいるし・・・。それよりファンとしては新作作って欲しいのですが。
まあCDというフォーマット自体に音質の限界があるので、その限られたフォーマットの中でどこまで音を良く出来るかってのは確かにエンジニア的な職人魂を刺激するのかも知れません。でも聴き手にとって大事なのは音質より内容ですよね。
カナ
2010/12/25 17:10
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2017/03/13 05:33

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