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zoom RSS コアなクイーン・ファンがこよなく愛する「クイーンU」の「ブラック・サイド」を聴け!

<<   作成日時 : 2011/01/22 05:36   >>

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今夜のBGM・・・ QUEEN / QUEEN U

こうなりゃクイーン祭りじゃい!ジャケもバッチリ決まって初期クイーンのビジュアル・イメージも決定付けた大傑作「クイーンU」。この頃から日本ではミュージック・ライフ誌の強烈プッシュもあり、アイドル化現象が広がっていったのではないでしょうか。

ちなみに自分は80年代から洋楽聴き始めたので、80年代のクイーンはリアルタイム、70年代は後追いという微妙にねじれた立場のファンです。なのでアイドル時代のクイーンをよく知りません。初めてMTVで見たフレディはもうちょびヒゲ生やしてたしね。まして最近ファンになった若い子なんか、クイーン=アイドルって言われてもピンとこないかも知れません。

でも当時の写真なんてコレだからね。70年代のトランス・セクシャルな少女マンガに出てくる美形キャラそのものですよね。

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話がそれた・・・。ルックスの話は置いといて、この「クイーンU」は初期クイーンを愛するコアなファンに一番愛されているアルバムではないでしょうか。90年代の初め、来日したガンズ・アンド・ローゼズのアクセルに、当時日本でしかCD化されていなかったこのアルバムをプレゼントしたら、狂気乱舞して終始ごきげんだった・・・というエピソードを思い出します。


サウンド的にはまだハードロック色が強くツェッペリン・フォロワーの影を引きずっていたりしますが、分厚いオペラチックなコーラスワークとブライアンのギター多重録音によるオーケストレイションはすでに確立。アナログ盤ではA面がブライアンの曲中心の「ホワイト・サイド」、B面がフレディ主導による「ブラック・サイド」に分けられていたのは有名な話です。

久々に聴き返すと、ブライアンらしいおごそかな「ホワイト・サイド」もかなり良いのですが、やっぱりフレディの美意識が爆発した「ブラック・サイド」が強烈すぎる!昔はほとんどこっちばかり聴いてました(笑)。CDではE「オウガ・バトル」からね。

なんせメドレーなんでEからIまで息つく暇もなく流れていく。その中間部分に位置するG「ネヴァーモア」のこれぞフレディ節!という耽美なメロディの美しさといったら・・・。H「マーチ・オブ・ブラック・クイーン」1曲の中だけでも驚愕の展開があり、Iの「ファニー・ハウ・ラヴ・イズ」で大円団。そして映画のエンドロールのようにJ「輝ける7つの海」が流れて余韻に浸る。

アルバム全体の完成度では後の「オペラ座の夜」に負けるかも知れないけど、エイヤッで作ってしまった勢いではこちらの方が勝っている。「オペラ座」が「サージェント・ペパーズ」だったらこちらは「リボルバー」かな?アクが強いといえばこれほど強い音楽も珍しいけどね(笑)。

いずれにせよ、アルバムがヒット曲の寄せ集めではなく、映画のような1つのストーリーとして作られていた幸せな時代の産物ではあります。こんな時代もう戻ってこないんだろうな・・・。

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コメント(8件)

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カナさん毎度です。
クイーン月間ですか?楽しみです。(笑)
あたしも80年以降のリスナーなのでリアルタイムは「ザ・ゲーム」からです。
ただし姉が「世界に捧ぐ」あたりから聴いていたので、下地はかなりできていました。
で、「II」ですが珍しくCD持っています。
ただ評価は他のアルバムに比べるとどうしても低くなってしまいますね。
自分はホワイトサイドのほうが好みです。
ただ一番好きな曲は「輝ける7つの海」ですね。

>「オペラ座」が「サージェント・ペパーズ」だったらこちらは「リボルバー」かな?

これは素晴らしい評論ですね!同感です。
SYUNJI
2011/01/22 09:32
こんにちは。私のリアルタイムはシングルの「キラー・クィーン」もちろん、2ndは後追いです。

このころエンジェルとか白馬の王子様のようなロック・グループ、多かったですよね。

でも、本当の実力がないと音楽業界では食っていけない。結構ヒット飛ばした人が、地味にサラリーマンやっていると聞くと、しみじみしてしまいます。

ああ、ケーキ屋ケンチャン。
ぷくちゃん
2011/01/23 06:31
カナさん、お邪魔します。

飛び抜けて好きな曲が無いため、滅多に聴く事がないアルバムなんですが、カナさんの記事を読んだ後に久しぶりに聴いてみました。
昔は好きじゃなかった「ブラック・サイド」の方が、今聴くと印象深くなりました。こりゃ凄いなー!と唸ってしまった自分です。

やはりクイーン!と再認識してしまいました。
まったり男
2011/01/23 14:21
カナさんのいうとおり、ブラックサイドは特にコアなファンに人気ありますね。このアルバムの当時にはフレディがまさか口ひげを生やすとは誰も予想できなかったと思います。エンジェルなどというバッタもんが出てきたのもこの当時。最近そのバッタもんも買いそろえて聴いてます(笑)
ロック仙人TF
2011/01/23 21:00
>SYUNJIさん

毎度です!

>自分はホワイトサイドのほうが好みです。

おお、通好みですね。わたしはやはり渋いホワイトサイドよりド派手なブラック・サイドの方が好きです。有名曲は入っていませんが、メドレーとしてこの上ない美メロ連発で、聴くたびにアビーロードのB面メドレーを思い出してしまいます。
カナ
2011/01/25 23:24
>ぷくちゃん

>私のリアルタイムはシングルの「キラー・クィーン」

おお!長老!(←失礼な)、いや、リアルタイム派は心底羨ましいと思っています。

>エンジェル

王子様ルックスのアイドル・ハードロック・バンドとしてやたら有名ですが、肝心の音を一度も聴いたことがありません。日本にもレイジーとかいましたね。彼らは後にラウドネスに発展するので実力派ですが。ヴォーカルの影山ヒロノブはアニメソングに活路を見出しました。
カナ
2011/01/25 23:33
>まったり男さん

まったりさん、ども!

>飛び抜けて好きな曲が無い

そうなんですよね、有名曲がないので軽視されがちなんですが、「オウガ・バトル」から「ファニー・ハウ・ラヴ・イズ」までを1曲と考えるとクイーンの中でも究極の1曲!という風に考えています。
カナ
2011/01/25 23:38
>ロック仙人TFさん

>エンジェルなどというバッタもんが出てきたのもこの当時。最近そのバッタもんも買いそろえて聴いてます

そうなんですか。実はエンジェルって名前は知ってますが音楽をキチンと聴いたことが一度もないんです。今度チェックしてみます。

カナ
2011/01/25 23:40

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