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zoom RSS わたしが影響を受けた5組のアーティストとの出会い。

<<   作成日時 : 2012/01/20 05:38   >>

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今夜のBGM・・・ THE BEATLES / 20 GREATEST HITS


音楽の好きな人と話をしている時、『一番好きな(影響を受けた)アーティストは?

と聞かれてスッと答えることはできますか??


ここで単独のアーティストの名がスッと出てくる人は凄い。残念ながらわたしは無理。色々とあり過ぎて1つに絞ることなんてできません。しかし意外とそうやって聞かれる機会は多いので、「せめて5組に絞らせてもらったなら・・・」と前置きした上で、次のように答えるよう準備している。

ビートルズ(特にポール)
ストーンズ(特にキース)
マイルス・デイヴィス
スティーリー・ダン
フランク・ザッパ

こう答えると、気分はスッキリ。モレはない。なぜなら、単純にアルバム持ってる枚数が多いというのもあるけど、この5組から音楽的な相関関係や人脈図なんかを辿って行くと、今までこのブログで取り上げてきた全てのアーティストに行き着くことができるから。これは例外なく。この5組が基本で、あとは全部その応用といっても過言ではないくらい。

あ、あくまで自分の中での話ですけどね。

本当はこれにディランジミヘンクラッシュを加えればさらに完璧なのだけど(笑)。上の5組だけでも一応、行き着くことはできるのだけれど、だいぶ遠回りをしなければいけない場合もあるので。

まさに自分にとっての神エイト勢ぞろい。でもさすがに8組は多すぎるでしょう。だから今回は上の5組との出会いだけ、サラッとご紹介。


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この中で一番最初に聴いたのがやはりビートルズで、本格的に聴き始めたのは中2ぐらい。きっかけは、いとこの家にあった「ザ・ビートルズ20グレイテスト・ヒッツ」というLP盤でした。

早いうちにビートルズと出会っていてよかったと思います。これで自分の中の音楽的なバックグラウンドがグッと広がった。ビートルズからはもちろんメロディの重要性、複雑なコード進行とかハーモニーの快感を覚えさせてもらいました。そもそもバンドスタイルでやるギター・ロックは全てビートルズの影響を受けているといっていいし。初期のロックンロール・カヴァーやモータウン・カヴァー、後期のスタジオ・オタク的ポップの実験性とか、あまりにも影響が大きい。トッド・ラングレンとかコステロとかXTCなんかもビートルズ経由で好きになったアーティストの代表です。

ビートルズの中でも特にポールというのは、あくまでも音楽酒場的にいってジョンではなくポールの方が自分の中での影響がでかいと思うので。精神的な支柱としてはジョンなんですけどね。プロテスト精神とか、パンク・ロック・スピリットというか、そういう存在としてはやっぱジョンのがカッコイイです。

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ストーンズを聴き始めたのは中3くらい。ストーンズにはもちろんロックのもつ不良っぽさというか、ビジュアル的なカッコよさというのにももちろん憧れました。あとは後のツェッペリンエアロスミスにもつながるハード・ロックの原型として。それから、いわゆるルーツ・ミュージックへの入り口としてストーンズには大変お世話になりました。ブルース、サザン・ソウル、レゲエ、カントリー。みんなストーンズから逆探知して行きました。

それからストーンズに一番感謝しているのはブラック・ミュージックへのアプローチかな。ビートルズはメロディ、ストーンズはグルーヴ、というか。ブルースはもちろん、「ホット・スタッフ」や「エモーショナル・レスキュー」、「ミス・ユー」などの曲からファンクやディスコ、「アンダーカヴァー・オブ・ザ・ナイト」なんてヒップホップの入り口だし。流行りモノをサウンドにいち早く取り入れるという意味ではミックの影響のが大きいのかも知れないけど、ルーツ・ミュージックに真摯な姿勢を見せるという意味ではやはりキースに対してのリスペクトのが大きいです。単純にキースのがカッコイイしね。

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マイルスを初めて聴いたのは大学1年の時。忘れもしない、スーパーのワゴンセールで売られていた1枚のベスト盤が入り口でした。ジャズという得体の知れない音楽に、手探りでおそるおそる入門していくスリル。マイルスの人脈を辿っていくことでコルトレーンビル・エヴァンスチャーリー・パーカーも、おおよそジャズの有名アーティストには大体辿り着けました。しかし意外なことにマイルスを聴き進めるにつれて、60年代後半以降のエレクトリック化したマイルスを、一番カッコいいロック・バンドやファンク・バンドとして聴いている自分がいるのでした。

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スティーリー・ダンを初めて聴いたのは大学3年の時。バイト先のCD屋の店長に薦められたのがキッカケです。随分おしゃれな大人の音楽だなあ、と当時は思いましたが、ストーンズ経由のR&Bとマイルス経由のジャズが、ビートルズ経由のオタク的スタジオ・ポップと結びついた瞬間でした。ビートニク的なシニカルな歌詞の世界にも随分と影響を受けました。またスティーリー・ダンのレコーディングに参加したさまざまなスタジオ・ミュージシャンを追っていくことで、参加メンバーのクレジットで音楽を楽しむことを覚え、それまでNGだったAORやフュージョンもその観点からOKになりました。

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フランク・ザッパについては、本格的に聴き始めたのは遅くて20代後半。ザッパはさまざまな顔を持つアーティストで、作品には比較的普通のロック・フォーマットに沿ったハード・ロック的作品から、ジャズ・ロック的なもの、トークやノイズなどからなる現代音楽的なもの、クラシック的な作品などに大別されます。すでにエレクトリック・マイルスを聴いていたのでジャズ・ロック的作品はすぐにカッコいいと思いました。キツイのは現代音楽的作品ですね(笑)これは未だに格闘中です。クラシック作品については、ザッパはストラヴィンスキーに大きな影響を受けているので、実はわたし元々小学生の時にクラオタ(クラシックオタクで、しかもアニメオタク)だったこともあり、久々にクラシック作品を聴きなおすキッカケにもなりました。何しろザッパ音楽に含まれる情報量は膨大で、プログレでもありサイケでもあり、今後も何十年にわたってザッパ音楽に向き合って対峙していくことでしょう。

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悩んで、学んで・・・音楽は一生付き合っていける趣味ですね。というか、ある意味人生そのもの・・・自分は演奏家でもなんでもなく単なるリスナーですが、こうやって振り返ると半生をほとんど音楽に捧げてるなー、と改めて思った次第です。あげくの果てに、大して儲からない音楽CDバイヤーやってる始末・・・。つくづく、業が深いです、音楽って。


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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
私もブログを始めた頃のような、シンプルな記事。好き、、。
自分も、最近は車の中で聴くことが多く、ロングドライブ程楽しみ(音楽を聴く時間として)。
なんだかんだで、プリンスとか80年代の比率や最近のエレクトロニカと極端な音楽再生比率になっています。
衛星放送で、それくらいの頃旬なバンドや人たちの特番を組んでいる事が多く、ライブとか見てしまっています。
何にもなくても、それ見ていて至福の時を過ごしている感じですね。最近は。
だいまつ
2012/01/20 07:25
ちなみに僕の影響を受けた5組は、ストーンズ・スプリングスティーン・プリンス・サザンオールスターズ・佐野元春となります。
一生付き合っていきたいと思ってます。
名盤!
2012/01/20 22:05
すばらしい!!俺の影響を受けた5組は ビートルズ、ストーンズ、ディラン、オーティス・レディング、クラプトンかな?意外性がなくて申し訳ない!!トッドやザッパの記事を今年は挑戦するつもりだけど、まだアップ出来ていません。どちらも良いのはわかるけど、今ひとつ文で表すのがなかなか難しくて・・・。だから、この二組を記事にしている人は尊敬に値すると思います!!
ロック仙人TF
2012/01/20 22:24
僕はまだまだ音楽との付き合いが短いですが、母が大好きなRCサクセションからロックへ、ビートルズ聴いて、次にストーンズを聴いてしまったが運のつき・・・音楽の世界が爆発的に広がりました。好きなアーティストならいっぱいいますが、影響面ではストーンズは半端じゃないです。そのストーンズもまだまだペーペーな僕はこれからじっくり様々な音楽と出会い付き合って生きたいです。
cere
2012/01/20 22:43
ご無沙汰してます。
僕の場合は、Stonesの影響が圧倒的にデカイです。三つ子の魂百までも、という存在です。また、僕にとってもルーツミュージックに広がっていく起点です。他には、僕の高校大学時代とその絶頂期が重なるRCサクセション、ある程度耳がナマイキになってからヤラレたThe Band、これぞロックと言えるThe Who。まだ4っつだ。5つ目は候補が多すぎて絞りきれません。どうしてThe Beatlesが素直に挙がらないのかな〜? 自分でも不思議です。
Substitute
2012/01/21 00:13
僕の場合はビートルズ、奥田民生、アジカン、バーズ、ニール・ヤングですね。
ビートルズは小さい頃グッチ裕三の替え歌でメロディを覚えてしまった(笑)
奥田民生はロックを聴く入り口になった人なので。
アジカンからはラジオで話す彼らのルーツをほとんど聴き漁りましたね。
バーズには去年自分は60年代の音楽(特にアメリカ)が好きなんだと教えてもらいました。
ニール・ヤングは元々好きなオルタナ/グランジの源流だとわかり好きになりました。ギタリストとしても大好きです。
つちふまず
2012/01/21 08:17
>だいまつさん

車の中で音楽聴く時間って独特ですよね。音量を気にしなくていいし、風景とのマッチングによって・・・街だったり海山だったり・・・また聴こえ方が全く違ったりして。最近は自転車通勤なので車で音楽聴く時間がめっきり減ってます。ヘッドフォンで音楽聴きながら自転車通勤することもありますが、危険なので控えてます(汗)。
カナ
2012/01/21 11:22
>名盤!さん

プリンスはブラックミュージック代表として、自分も入れるかどうか迷うところなんですけど・・・ここ数年新譜聴くのをサボってるし(笑)ストーンズとマイルスに代用させてもらいました。

日本人アーティストは今回外してしまったんですが、フリッパーズ(の2人)とはっぴいえんど(の大瀧、細野、松本)は入ってもおかしくないです。
カナ
2012/01/21 11:27
>ロック仙人TFさん

クラプトンは自分のとこでは次点ぐらいに付けてます。神10だったら入ってくると思います。しかしこういう記事って意外に盛り上がるんですね。
カナ
2012/01/21 11:30
>cereさん

RCからビートルズ、ストーンズを経てロックに入るのって、凄く美しいですね。王道というか。たとえ脇道にそれることがあっても、戻ってこれる家がある・・・という感じで、素晴らしいと思います。
カナ
2012/01/21 11:35
>Substituteさん

SubstituteさんのチョイスにはThe Whoが入ってるのが特徴的ですね。The BeatlesでなくてThe Who。だってSubstituteさんですもんね(笑)。The Bandは上位15ぐらいならウチにも入ってくると思います。

カナ
2012/01/21 11:40
>つちふまずさん

アジカンはつちふまずさんにとってロックを教えてくれる近所の兄ちゃんみたいな存在だったのでしょうね。自分にとっては・・・オザケンとすかんちかなあ(爆)。

バーズは「ロデオの恋人」より前と後でサウンドが全然違いますよね。個人的に「ロデオ」はカントリーOKになった重要なアルバムです。ニールも曲によってカントリー色が非常に強いですよね。
カナ
2012/01/21 11:45
カナ様
影響を受けた…というと、自身も楽器演奏をする人と思うので聴いているだけの私は「好きなアーティスト」ということになります。フリッパーズというと彼等はアズカメやオレンジ・ジュースの影響を濃く受けている(オザケンのソロでP・スクリームそっくりな曲があったなー)ので、ロディーが遺影(じゃないけど、結果的に)を壁にかけているくらいに好きなJ・ストラマー(“Walk out to winter”)ということで、先祖帰りして頂いて(笑)、フリッパーズの名前を挙げられるなら当然クラッシュの名前を挙げてくださいませ〜(逆3段論法?)。ヴァン・ヘイレンのアルバムレビューがありますが、私はずり落ちそうなジャンプことロディーのカヴァーが好きですよん。松田聖子はオリビアを尊敬してはいてもG・ハリスンがあのジャケ元祖とわかっていないのでしょうが、聖子の周辺に松本隆や筒美京平がいたから彼らのアイデアだったかもしれませんね? 聖子、V・ヘイレンということで原田真二、野村よっちゃんもついでに連想しました。
「マルマル・モリモリ」を世良正則ヴァージョンで演奏していたのを見たけど、カッコ良いです。バックにメガデスのマーティン(日本語完璧)がいたので、演奏はツイストよりも巧かったです。
http://suzielily.a-thera.jp/
suzielily(わかたかたかこ)
2012/02/19 19:07
>suzielilyさん

ロディーの「JUMP」、ありましたね〜。腰砕けになりましたが、素敵でした。野村よっちゃんといえばザ・グッバイの時代になかなかのポップマニアぶりを見せていて、オリジナル曲にバッドフィンガーの「ノー・マター・ホワット」のイントロとかを引用してたのが思い出されます。
カナ
2012/03/01 01:26

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