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zoom RSS 8月19日(日)、ビーチ・ボーイズ名古屋公演ライヴ・レポ!

<<   作成日時 : 2012/08/24 04:12   >>

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今夜のBGM・・・ THE BEACH BOYS / WILD HONEY


遅ればせながら、8月19日(日)、名古屋 日本ガイシホールでのビーチ・ボーイズ日本公演最終日、行ってまいりました&ご報告です。

結論。よかった。死ぬほどよかった。今まで観た全てのライヴの中でも5本の指、いや3本の指に入るかも・・・。そんなにメチャクチャライヴ行ってるわけではありませんが。

いろんな意味で泣けるライヴでした。

泣けるその@・・・ブライアンとマイク・ラヴが同じステージに立っている。それだけで感動。

かつて出来上がった「ペット・サウンズ」を「犬にでも聴かせるのか」と酷評したマイク。スタジオの中で終わらない作業を延々と続けるブライアンに我慢ならなかったのでしょう、自分はとっととツアーに出たいし。

ブライアン派からは極悪人のように思われているマイクですが、今回ライヴ見て改めて思いました。陽気でエンターテイナーなマイクと内省的でアーティスティックなブライアン、この両極が揃ってこそのビーチボーイズなんだと。

なんだかんだ言ってブライアンがリタイア後のビーチボーイズをライヴで引っ張ってきたマイク。声もよく出てたし、現役感がハンパない。作曲の才能は残念ですが、映画「アメリカン・グラフィティ」の世界を体現したような初期の素晴らしい歌詞はマイクによるもの。一方のブライアンはクマのぬいぐるみのように座って右手ブラリ。ニコリともせずたまに思い出したようにキーボード弾く。声もうわずってヤバイですが、そこに座っているだけで圧倒的な存在感。

マイクとブライアン、なんだかんだ言ってもやっぱりいとこ同士。デニスカール亡き今は最後の肉親メンバーです。仲は悪いけど、やはりどこかで分かり合っている。今ではこの2人、ストーンズミックキースみたいな間柄なんじゃないかとさえ思えてきます。
この2人をまた同じステージに立たせることに尽力してくれたアル・ジャーディンに感謝。なんせつい最近までビーチ・ボーイズは3バンドに分裂していたのです。

泣けるそのA・・・演奏の現役感がハンパない!

ブライアン、マイク、アル、みんな70歳のじーさんですよ!特にマイクとアルの若々しいこと。マイクは70過ぎていまだ盛んなスケベ爺という感じ(爆)。でもあの声はレコードのまま!アルはバリバリの現役ミュージシャン。ブライアンは座ってるだけでいいのに頑張って歌った(笑)。その無垢な声にまた涙。ブルース・ジョンストンは目立ってなかったですね。1曲ぐらい歌って欲しかったな。「ディズニー・ガールズ」とか。もう1人の「オリジナル・メンバー」、デヴィッド・マークスはギターがロックンロールしてました。

素晴らしかったのはサポート・メンバー。特にジェフリー・フォスケットにはまるでカールがそこにいるかのような錯覚を覚えました。あのハーモニーをライヴで完璧に再現できたのは彼とワンダーミンツダリアン・サハナジャの貢献大。

やはりテクノロジーの進歩はありがたいもので、ライヴで再現不能と言われていたペット・サウンズ〜スマイル期の名曲が、初期のサーフィン/ホット・ロッド期のナンバーと同列に聴けることに驚愕。しかも「あの」コーラス付き。ブライアンのソロで同じように再現しても、やはりマイクの声が入ってないとそれは「ビーチ・ボーイズ」の音にはならないんだよね。

泣けるそのB・・・名古屋でのサプライズ!幕張メッセより5曲多い、そしてブライアン立ってベース弾く!

日本ガイシホール、アリーナの入りは8〜9割、2階席はガラガラ・・・。大丈夫か名古屋。そしてビーチ・ボーイズに申し訳ないぞ名古屋!しかし日本公演最後だからサービスしてくれたのか?とにかく観客も少数精鋭(笑)、1曲目からラストまでオールスタンディングで踊りまくりでした。それにメンバーも気をよくしてくれたのかな?

以下セトリです。★マークが幕張ではやらなかった曲。全38曲の大ヒットメドレーです!

1.Do It Again
2.Little Honda
3.Catch a Wave
4.Hawaii
5.Don't Back Down
6.Surfin' Safari
7.Surfer Girl
8.Getcha Back★
9.You're So Good to Me★
10.Then I Kissed Her
11.Darlin'★
12.Don't Worry Baby
13.Little Deuce Coupe
14.409
15.Shut Down
16.I Get Around
17.That's Why God Made the Radio
18.Heroes and Villains
19.Isn't it Time
20.Why Do Fools Fall in Love
21.When I Grow Up (to Be a Man)
22.Cotton Fields
23.Forever
24.God Only Knows
25.Sail on, Sailor
26.All This Is That
27.Sloop John B
28.Wouldn't It Be Nice
29.Good Vibrations
30.California Girls
31.All Summer Long★
32.Help Me, Rhonda
33.Rock and Roll Music
34.Do You Wanna Dance?★
35.Surfin' USA
アンコール
36.Kokomo
37.Barbara Ann
38.Fun, Fun, Fun

アンコールの「バーバラ・アン」では、ベースを持ったブライアンがのそりと立ってステージ中央へ!大魔神立つ!思うに、ブライアンはそんな目立つことやりたくなかったと思うんですよ。でも盛り上がったアルやマイクに「やれ、やれ」と囃し立てられて、「しょうがねえなあ」と。これもブライアンのソロツアーなら有り得ない、ブライアンと対等にもの言えるオリジナル・メンバーがいるビーチ・ボーイズならではのサプライズです。

そして幕張でも大阪でもやらなかった「ダーリン」が聴けたのは名古屋だけ!ありがとう名古屋(←意味不明)。とにかく大好きなんですこの曲。カールの伸びやかでソウルフルなヴォーカル、そして突っ込み気味なリズムがパワー・ポップ的な印象を与えるこの名曲はアルバム「ワイルド・ハニー」収録です。なんとライヴではダリアン・サハナジャがリード・ヴォーカルをとって再現。カールの声によく似ていて、また涙。



このアルバム「ワイルド・ハニー」は、セールス的には凋落の兆しを見せ始めた1967年、当時若干20歳のカール・ウィルソンが急成長を見せ、音楽的にはソウル/R&Bへ接近。未完に終わった大作「スマイル」の断片である前作「スマイリー・スマイル」で聴けたサイケな実験音楽から、バンドによるシンプルなグルーヴを取り戻した力強い作品です。

何しろ、このメンバーで来日することは恐らく2度とないでしょう。ブライアンの単独公演もあの状態ではもうないかも知れない。そういう意味でも、しっかりと目に、耳に焼き付いて離れない、離さない、離したくはない(←わけわからん)、そんな一生の記憶に残るような素晴らしいライヴでした。ああ、あれ以来ビーチ・ボーイズしか聴いてないし聴く気が起きない・・・。

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The Beach Boys Japan Tour @nagoya
ブライアン・ウィルソンとマイク・ラブが一緒のステージに立つということは、もうあり得ないと思ってました。それがビーチボーイズ結成50周年ムーブメントで、ここ数年の動きは慌ただしく、そして今年4月・・・。そのブライアンも加わったビーチボーイズが来日することを知り、この日までソワソワしてました。 といっても周りはこの驚愕の事実に対して全く反応薄。ということで今回一人での参戦だったのですが、ブログ仲間でTin Pan Alleyの管理人さんが名古屋に参戦とのことで合流頂くことに。 そして管理人さんと... ...続きを見る
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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。お互い、あの素晴らしい空間を共有出来て、良かったですよね。
実は私もブログにも記しましたが「Darlin'」に感動。しかもそのバックに流れた映像は私の大好きなネプワーズのライブ映像(アップされている映像ですね)。ホント感動しましたね。
演奏も素晴らしかった。Americaも良かったですが、Beach Boysは演奏も良かった!
素晴らしい夏を有難う・・・って感じですよね。
240
2012/08/26 19:17
こんばんは、JTです。

ビーチ・ボーイズ、20年ぐらい前に1度ライブを見たので今回はパスしました。ブライアンも来るという触れ込みだったけど結局(やっぱり)来なかったヤツです。その後、「Pet Sounds」再現ソロライブも見たし、まあいいかと。

「ダーリン」やったんですか。行けばよかったかなぁ。
でも新作未聴(爆)←それでもファンかよ。

あ、「アメリカ」はどうでした?
JT
2012/09/02 23:35
>240さん

東京に2週間ほど出張しててレスが遅くなってしまいました。

>バックに流れた映像は私の大好きなネプワーズのライブ映像

あれとデニスの「Forever」の演出は泣けましたね。あのバックの映像の演出が意外に凝ってて、それも現役感を醸し出すのに一役買ってましたね。「Do You Wanna Dance?」の映像でコギャルのシルエットが踊ってるみたいなヤツは笑いました(笑)。
カナ
2012/09/08 09:48
>JTさん

新作とてもよいですよ。新作からの曲も2曲やって、あの名曲群の中でも聴き劣りしなかったですから。

アメリカは、まあよかったです。素晴らしかった、というほどでもないですが。客席はズーッと座りっぱなしでしたが、ビーチボーイズが出てきたら総立ちになったので、若干ファン層が違って温度差があったのかも知れません。
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