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zoom RSS ポール初心者は聴かなくてもよいです。

<<   作成日時 : 2016/06/24 04:48   >>

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今夜のBGM・・・ PAUL McCARTNEY / PURE McCARTNEY



まず、ポールの長年のファンなら自分だけのベスト曲を選曲できるのが当たり前なので、どんな選曲のベストアルバムが発売されても多かれ少なかれ不満が出てしまうのは致し方ないこと。

あくまでもそれを前提として、ここから先は誤解なきようにお読みいただきたい(汗)。


まず、このベスト盤のいい所から。

・ポールの美しいメロディが新旧織り交ぜて、時系列関係なくつぎつぎに飛び出してくるので、「おっ、次はこう来るか!」というような、ポールのアルバム曲を全曲シャッフルして聴いているような新鮮さや意外性がある。


・上記の理由から、BGMとして聴くには最適。ドライブや作業中、リラックスしたい時などにオススメ。


・CD4枚組なので、それが4パターン楽しめる。


・配信のみだった最新曲「HOPE FOR THE FUTURE」がCD初収録。


・アルバム内の写真や、ブックタイプの装丁がとても美しい。



・・・・こんなもんかな?


さて、ここからは不満な所。あくまでも個人的にそう思ってるだけなので誤解しないで!!(←怯えている)


・4枚組で「ベスト」を名乗るのに無理がある。そもそも、「オール・タイム・ベスト」って邦題が誤解をまねく。
原題には「BEST」なんてどこにも書いてない。あくまでも「PURE McCARTNEY」なのであって、ポール中上級者向けのBOXセットのようなものと考えた方がよい。


・それなのに「ベスト」と名付けて売ってしまおうという日本のレコードメーカーのあざとさが感じられる。


・したがって、ポール初心者、入門者がいきなりコレを聴いてしまうと、???となる恐れがある。全貌がモヤッとしてつかめないから。ポールの70年代の超名曲も90年代以降のソコソコの佳曲も(←オイ!)全部ひっくるめてピュアな素のマッカートニーを楽しんでしまおうという、実はかなりマニアックなBOXセットなのである。


・そういう趣旨だと思われるので、選曲に偏りがある。必ずしも大ヒット曲や超名曲が網羅されているわけではない。


・その偏りの最たるのが、97年のアルバム「フレイミング・パイ」からなんと8曲も選曲されている!「フレイミング・パイ」・・・いいアルバムだとは思うけど、そこまでか!?
恐らく、リンダが参加した最後のアルバムだからポール本人にとって思い出深い作品なのだと思うけど。その割には、ポールらしいポップなメロディが満載の「ヤング・ボーイ」が収録されていなかったりする。


・最新アルバム「NEW」からも4曲収録と、ちと多い気が。この前の来日ツアーの予習で聴きまくってたから新鮮味がないぞ。


・そして、個人的にはコレが一番耐え難いのだけど・・・89年の魂の大名盤「フラワーズ・イン・ザ・ダート」から1曲も選曲されていない!!コラ!!責任者出せ!(←責任者は多分ポール)

初来日の時にあんなにガンガン演奏していたのに・・・。超名曲「マイ・ブレイブ・フェイス」も「フィギュア・オブ・エイト」も「ディス・ワン」も、どのベストアルバムにも収録されていない鬼っ子になってしまったではないか!「フレイミング・パイ」からもっと削れるやろ!

これは多分、私が思うに、共作したエルヴィス・コステロ色が強すぎて、「ピュア」なマッカートニーではないと判断されたのか・・・。「マイ・ブレイブ・フェイス」のサビ前なんてもろコステロ節だもんな。80年代中盤の低迷期から見事に復活して、90年代以降のワールドツアーを大成功させるキッカケになったターニング・ポイントのアルバムなのに、あまりにも寂しい。


・他にも細かいこと言うと、アレが入ってない、コレが入ってないというのはありますが、それはファン1人1人にそれぞれ自分の意見があることと思うので省略します。


とにかく声を大にして言いたいのは、若い人がこれからポールの音楽を聴いていこうと思った時に、「オール・タイム・ベスト」だからといっていきなりコレを聴いて、モヤッとした気分になって欲しくないのです。



ポールのベスト盤、やっぱりまずはこれを聴いて欲しい。


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そんで、気に入ったら、まずは以下の4枚のアルバムを順番に揃えていけばいいと思う。


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できればコレも押さえてね!


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ここまで来たらあとは好きな順番に集めていけばいいのです。

ただし、時系列というのは非常に大切です。どのアルバムをどの順番で、いつの時代に出したのかというのを知って聴くのと知らずに聴くのとでは、理解が格段に違います。

ネットの時代になってそういう聴き方をする人が少なくなってきているのが寂しいなあ。


あ、個人的にはコレも忘れずにお願いします!!


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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは、JTです。

>原題には「BEST」なんてどこにも書いてない。

なるほど、コンピレーションなんですね。そう思えばアルバムに偏りがあるのも納得です。

>89年の魂の大名盤「フラワーズ・イン・ザ・ダート」から1曲も選曲されていない!!
>80年代中盤の低迷期から見事に復活して、90年代以降のワールドツアーを大成功させるキッカケになったターニング・ポイントのアルバムなのに、あまりにも寂しい。

解ります。「マイ・ブレイブ・フェイス」すら入れないとは。
JT
2016/06/28 01:13
JTさん、どもです!

そうなんです、私はベストアルバムだとは思ってません(汗)。

個人的に「フラワーズ〜」に凄く思い入れがあるので、つい感情的になってしまいました。
カナ
2016/06/30 03:10
カナさん、ご無沙汰しております!!
「順にそろえて行けば」のリストに「Wings Over America」を是非に〜。
個人的には、ライブのポールより、スタジオで緻密に作り上げたポールの楽曲を聴く方が好きなのですが、「Wings Over America」はライブ盤としてもかなりの名盤だと思うので、入れておいてほしいなぁ、と。
hirobot
2016/09/05 12:24
hirobotさん

お久しぶりです!ライヴ盤という観点が漏れてましたが、ライヴを1枚入れるとしたら圧倒的に「Wings Over America」ですよね!
スタジオでは緻密で、ライヴでは意外にノリ重視というギャップが凄いポールですが、最近のライヴではテクノロジーの進化かライヴでも結構緻密な演出ができるようになって、ワイルドなポールも繊細なポールもどっちも楽しめて嬉しい限りです!
カナ
2016/09/07 00:10

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