「ブルース・ビーチ」は21世紀の「ディーコン・ブルース」か?

B0000936MD.01.LZZZZZZZ.jpg
今日のBGM・・・ Steely Dan / Everything Must Go

2003年発表の、現時点でスティーリー・ダンの最新アルバム。ちょっと久しぶりに聴いてますが、これが出た頃は狂ったように聴きまくってました。いやーやっぱいい!

初めて手に取った時の感動と興奮は、前作「トゥー・アゲンスト・ザ・ネイチャー」の時の方が上でした。なんせオリジナルのスタジオ・アルバムの発売は、「ガウチョ」以来20年ぶり!わたしが聴き始めて、ファンになってからは初めて!盛り上がったなー。さすがに、この復活後2枚目のアルバムが出た時は、もうちょっと冷静な心境になってました。

しかーし、内容的には、少し手探りの感があった前作よりも、こちらの方が一枚上である、と言い切ってしまおう。

なんせあのスティーリー・ダンがスタジオ・ライブ録音ですよ、しかも全曲新曲!びっくりしたなーもう!ライブの数をこなして、身軽になったんでしょーね。(わたしも94年の初来日公演には行きました。)全9曲・収録時間42分27秒というアルバムのサイズも、今の時代には潔い。

とにかくこのアルバム、実用的でつぶしが利くのだ。こんな気軽に聴けるスティーリー・ダンのアルバムが今だかつてあったでしょうか?いや、ない。ドライブのお供に、家で酒飲みながら聴くBGMに、一家に一枚必備すべし。かといって、別に安っぽくなった訳ではない。スタジオライブとはいえ、いつもどおりのハイクオリティーサウンドで、聴き込むほどに味がでる。ドナルド・フェイゲンのソロ作「ナイトフライ」もそんな感じだったなあ。でもあれは夜のイメージが強いアルバムだけど、こちらは夜でも昼でもOK。

「エイジャ」「ガウチョ」といった奇跡のようなアルバムは、時代の産物であって、例え同じメンバー集めて、同じだけお金使ったとしても、もう2度とできないでしょうねえ。だとしたら、今後はこんなアルバムを、細く長く作り続けていってもらいたいなー、と思う今日この頃。

最後に、特筆すべきことに、5曲目の「スラング・オブ・エイジズ」という曲、スティーリー・ダン初となる、ウォルター・ベッカーのヴォーカル曲である。わたしは、ベッカー氏のソロアルバム「11の心象」が大好きなのだ。これは隠れた名盤ですよ!

フェイゲン&ベッカーのコンビって、フェイゲンはリード・ヴォーカルで露出も多いのに対し、ベッカーって昔は山下達郎のような髪型で、ルックスは仙人みたいで、何考えてるかよく解らないけど、実はスティーリー・ダンの本当の頭脳はこっちなんじゃないか?って思ったりしてました。

と、とにかくベッカー氏が歌うと自然に退廃的なムードが醸し出されて、実にいい味だと思うのです。今後アルバム中のアクセントとして、1曲ずつ入れてって欲しいですね。ストーンズのキースの歌みたいに。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

レインボー
2005年05月24日 09:26
ここでダウンロードできますよ!
http://www.ongen.net/

この記事へのトラックバック