ギャング・オブ・フォーの硬質でパーカッシヴなギターに酔う。

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今夜のBGM・・・ GANG OF FOUR / ENTERTAINMENT!

最近は買うことも少なくなった、雑誌「ロッキング・オン」。しかし、キース・リチャーズのインタビューが載ってる号は必ずチェックするようにしてます。10月号は、それに加えてポール・マッカートニーのインタビューまであるので、迷うことなくレジへ。

その号に、CDがオマケで付いていました。なんかいつもより高いと思ったら・・・。ロッキング・オンがプッシュする、若手中心のロック・バンドの最新トラックが全9曲。フムフム、たまにこういうので最新のロック・サウンドをチェックするのも悪くないか。(なんかすっかり隠居したじいさんの発言になってますが。)

その中で、「オイ!」とおもわず声を上げてしまったのが、トラック9に収録されていた、ギャング・オブ・フォーの名曲「DAMAGED DOGS」!こ、この若手の中に混じって、何故?

再結成して、フジ・ロックに出演した、というのは風の噂に聞いていましたが、アルバムも作っていたとは初めて知りました。しかも、セルフ・カヴァー・アルバム(笑)。このオマケCDに収められている「DAMAGED DOGS」も、そのセルフカヴァー・ヴァージョンでした。

聴いてみると、若干エコーが深めになっている以外は、オリジナルそのままのアレンジで、鬼気迫るアンディ・ギルのギターも、オリジナルに劣ることのない迫力で迫ってきます。こいつら、いつの間にこんな復活を遂げていたのか・・・。

そのオリジナルが収録されているのが、彼らのデビューアルバム、1979年発表の「ENTERTAINMENT!」。パンク以降のロック最重要アルバムの1枚とも呼ばれている大名盤です。

一切ソロを弾かずに、鋭角的なリズムのみをガシガシと刻んでいくアンディ・ギルのギターは、メロディ楽器というよりも、もはやパーカッションに近い。余計な装飾はまったく無し。ギター、ベース、ドラムスのみで生み出される、ゴツゴツしたファンク・ビート。そこにジョン・キングの素っ気無いヴォーカルがのっかる。時にメンバーによる無愛想なコーラスも入る。

収録曲の中で唯一、若干メランコリックな歌メロを持つのが、先ほど挙げた④「DAMAGED DOGS」。他にも、衝撃的な幕明けを告げる①、ダンサブルな③、パンクっぽい⑦⑧、ダブでフリーキーなギターが聴ける⑩、フィードバック・ノイズが炸裂する⑫など、すべての曲が重要。

アンディ・ギルはその後、レッチリの1stアルバムをプロデュース。レッチリのメンバーにとっても憧れの人だったようです。

それにしても、もう50歳近いと思われるメンバー達。ロッキング・オンに載っている写真では、みなオッサンになってしまっていますが、目つきだけはまだ丸くなっていません。怖い。セルフ・カヴァーは単なるウォーミング・アップで、その次にオリジナル・アルバムの発表があるのか?期待したいと思います。

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この記事へのコメント

Junk
2005年09月09日 15:51
カナさん、こんにちは。
同じ理由で「ロッキン・オン」を買った男です(笑)。
ギャング・オブ・フォーの曲、なんか聴いた事があるような・・と思っていました。昔の曲!そうだったのか!とカナさんの記事を読んで知り、聴き直して本を読み直しました(笑)。
付属CD、得したような損したような・・・BRMCは良かったです。前から知っている分かも。
エディ
2005年09月09日 20:38
>ロッキング・オンがプッシュする、若手中心のロック・バンドの最新トラックが全9曲。
今月号、ちらっと立ち読みしただけで、気がつきませんでした。
さっそく買いに行きます。
カナ
2005年09月10日 02:39
>Junkさん
こんばんは。キースやポールのインタビューって、なんでこんなに面白いんでしょうね。サーヴィス精神の旺盛さには、いつも頭が下がる思いです。
付属CD、BRMCは良かったですね。他にも、妙にニュー・ウェイブ臭のするハード・ファイや、マイケル・ジャクソンがABBAに入ったような?ジュニア・シニアも良かったです。
カナ
2005年09月10日 02:43
>エディさん
100円高いのを損と取るか、得と取るかですね。わたしは100円で、普段全く聴かないような音楽がチェックできるなら、お得かな?という気がしました。気に入ったのが何曲かありましたし。

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