「マイルスを聴く?」①・・・マイルスとの出会い編

画像

今夜のBGM・・・ MILES DAVIS / STAR BOX

一番たくさん持っているCDは、フランク・ザッパだったかな?それともマイルスかな?


フッとそう思って数えてみたら、タッチの差でマイルスの勝ちでした。


そうは言っても、膨大なマイルスのディスコグラフィーを、コンプリートしているわけでは全くありません。(コンプリートするつもりもありません。)でも、やっぱり大好きなアーティストなんですね。


で、そんなマイルスのCDの中で、初めて買ったのが、「スター・ボックス」というベスト盤(写真中央)。このシリーズ、CBS/ソニー系のいろんなアーティストのが出てたので、持っている人も多いかと思います。


思えば、スーパーの中古CDワゴンセールの中に、これを見つけたのが運の尽き・・・いや運命の出会いだったのかも。お値段500円なり(笑)。当時、わたしは大学1年生、マイルスはまだ存命中でした。


で、そのCDの収録曲が、コレ。

①ラウンド・ミッドナイト
②マイルストーンズ
③サマータイム
④ソー・ホワット
⑤アランフェス協奏曲
⑥いつか王子様が
⑦E.S.P.
⑧ソーサラー
⑨ネフェルティティ


まあ、CBSに残したマイルスの代表的録音から、アコースティック時代のものだけをチョイスしたお気楽な選曲なんだけど、


今思うとこの選曲がすっごく良いんですよ。


中途半端にエレクトリック時代のものを混ぜると初心者を混乱させるだけだし、この「ラウンド・ミッドナイト」から始まって、「ネフェルティティ」で終わる曲順が絶妙にいい!


コルトレーン入りの第1期黄金クインテットの録音(ラウンド・ミッドナイト)から、さらにキャノンボール入りのセクステット(マイルストーンズ)、ギル・エヴァンスとのコラボレーションもの(サマータイム、アランフェス協奏曲)と、必殺の「カインド・オブ・ブルー」からの曲(ソー・ホワット)を間に挟み、チャーミングな人気曲(いつか王子様が)で一呼吸置いて、最後に、第2期黄金クインテットの怒涛の3連発(E.S.P.、ソーサラー、ネフェルティイティ)で締める!


今でこそこんな風に解説することもできますが、当時は、ただ、ロック以外の音楽も何となく聴いてみたいな~程度の認識で、ジャズでも聴くか、おっ、マイルス・デイヴィス、この人有名だし、安いし試しに買ってみるか!という感じの軽いノリでした。


1曲目が「ラウンド・ミッドナイト」というのも判り易くて良かった。哀愁に打ち震えるようなマイルスのミュート・プレイ(←当時はこんな言葉知らない)、そしてその後に登場するコルトレーンの荒々しいテナーの音色・・・。


一聴してガツーンと来ました。何これ?なんでこんなに感動するの?
その後はもう、訳がわからないながらも、ズルズルと引きずりこまれていきました・・・。


いや、最初にめぐり合ったのがこのCDで本当に良かった。これで、じっくりジャズの聴き方から勉強することができました。


実際の話、最初はトランペットとサックスの音の聞き分けさえ出来なかったんですから(笑)。


多分、最初に買ったのが「オン・ザ・コーナー」だったなら、それでジ・エンド・・・。一生、ジャズとは縁の無い生活を送っていたことでしょう(笑)。


さてさて、それでは次回から、わたしのお気に入りのマイルスのアルバムを時代を追って、紹介して行きますよ。


追記:V.J.さんより、ジャズのベストアルバムはアカン!というお叱りを受けたので、オリジナルも載せときます。「マイルスはじめの1曲!」としてオススメの、「ラウンド・ミッドナイト」収録のアルバム、「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」です。試聴はコチラ!

画像



ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

2006年03月16日 00:38
カナさんこんばんは。
ここに入ってる曲なら、それ程入れ込んでいない私でも分かります(笑)カナさんと同じで私もマイルスって有名だし聴いてみようかなと思い聴き始めた記憶があります。
この中ならやっぱ「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」かな。この渋さカッコよすぎです、ゾクッとします(笑)
2006年03月16日 07:19
はじめまして。
私が最初に買ったマイルスのCDは「オン・ザ・コーナー」でした^^ たしかプライマル・スクリームの影響でエレキ・マイルスに興味を持ったんですよね。初めはやっぱりトランペットとサックスの区別もつかないから、全部マイルスが吹いているものと思い込んで聴いていた記憶が・・・(汗
これから「マイルスを聴く?」でどんなアルバムが出てくるのか楽しみにしてます!
2006年03月16日 21:39
おー,カナさん!待望のマイルス特集ではないですかぁ。カナさんなら,「オン・ザ・コーナー」聴いても,結局はマイルス道に入っていったのでしょう!シリーズ楽しみにしちょります。
2006年03月17日 01:43
うりゃぁぁぁぁぁぁあ!
「JAZZはベスト盤で聴いては絶対ダメ」協会 東部支部長のV.J.です。

基本的には、BESTは認めたくないです。
やっぱ、Rock以上に、レコーディングのメンバーやらその場所やらが重要な気がしてならないんですよ。

でも…ツボ突いた選曲ちゃぁ、選曲ですね。
個人的には、ソー・ファットとアランフェスは曲順逆だろ!おぃ!
と、言う気がしないでも無いですが。。。

うるさいJAZZオヤジみてぇなコメ失礼致しました。
2006年03月17日 01:47
>所長さん

まずはマイルスとの出会い編から始めました(笑)。
このシリーズ、長くなるような予感がしてますので、飽きずにお付き合いよろしくお願いしますね。
2006年03月17日 01:50
>耳イヌさん

はじめまして。「オン・ザ・コーナー」から入ったとはツワモノですね(笑)。
耳イヌさんのブログにもお邪魔しました。取り上げられていた、ダイナソーJrの「bug」はわたしも大好きですよ!
よろしければまた遊びに来てください。
2006年03月17日 01:53
>NAKAさん

おまっとさんでございました。(愛川欽也風に)
やっと念願のマイルス特集です。

>カナさんなら,「オン・ザ・コーナー」聴いても,結局はマイルス道に入っていったのでしょう!

う~ん、今ならわかりませんが、当時聴いていたら微妙でしょうね(笑)。怪しいかも。
2006年03月17日 01:56
>V.J.さんへ

>基本的には、BESTは認めたくないです。

まあまあ。まだ、「JAZZを聴きたくて」というタイトルじゃなかっただけ、マシではありませんか。

ソー・ホワットとアランフェスは、確かに逆ですよね(笑)。このアランフェスの所でいつも眠くなりましてね~(笑)マイルス最初の鬼門でした。
2006年03月17日 18:46
とりゃぁぁぁぁぁあ!

「JAZZはベスト盤で聴いては絶対ダメ」協会 田舎出張所長のぷくちゃんです。

でもね、どんなきっかけでもジャズ聞くようになったというのは素晴らしい事ですね。私もクリムゾンとソフト・マシーン聞いたのが、ジャズに興味を持ったのがきっかけです。(←照れもなく堂々と告白・・・その後近くにV.J.がいるのに気がつきちょっと顔を赤らめる)

マイルス。私は深追いしなかったアーチストです。でもこれからの展開が楽しみ。

でもコルトレーンと出会わなければ後のフリー・ジャズのマイルスはいなかったんだろうな・・・しみじみ。
2006年03月18日 00:48
 こんばんは。ご無沙汰しております。
 私もマイルスを最初に聴いたのが、この盤に似た選曲の「ジ・エッセンス・オブ・マイルス・デイビス」でした。「E.S.P」以降が「マイ・ファニー」と「ウォーキン」(両方とも64年のライブ)に差し替えられていました。今では手元に無いのですが、オリジナル盤から編集して自分で作ってみようかな……
 おっしゃる通り「スター・ボックス」は選曲が抜群で、1枚ものなのによくできた編集盤ですよね。入門者にはぴったりだと思います。

 >実際の話、最初はトランペットとサックス
 >の音の聞き分けさえ出来なかったんですから

 そうそう、最初は区別できないんですよね。私もそうでした。そういう時期は「スター・ボックス」のような耳に馴染みやすい曲ばかり入っているベスト盤って、重宝しますよね。私も「ジ・エッセンス」で結構耳慣らししました。今では2枚とも入手困難なのが残念です。
 マイルス特集、楽しみにしています!
2006年03月18日 01:14
>ぷくさん

「JAZZはベスト盤で聴いては絶対ダメ」協会、結構でかい勢力ですね。

わたしは導入部としてのベスト盤は肯定派です。気に入った曲の入ったオリジナルから攻めていけばいいわけですからね。

まあ、ベスト1枚で解った気になって、満足しちゃう人もいっぱいいるんでしょうけどね。

>後のフリー・ジャズのマイルス

はて、マイルスがフリーに走った時期ってありましたっけ?あえて言えば「プラグド・ニッケル」の頃?
2006年03月18日 01:22
>rollins1581さん

ご無沙汰してます!

やっと本腰入れてジャズの記事書こうと思ってます。

ペットとサックスの音の聴き分けができなかった方が、意外にたくさんいて安心しました(笑)。

「ジ・エッセンス・オブ・マイルス・デイビス」に入っていたという「マイ・ファニー」と「ウォーキン」、アコースティック時代のライブでは最高の部類ですよね。

「フォア&モア」とか取り上げようかな?

まだどのアルバムを取り上げるか決めてないんですよ。それを考えるのが一番楽しい時間だったりします。(書くのは結構、苦痛)
2006年03月18日 05:52
いやあ、用語ってこういう場所では世間一般に通用する正しいものをしっかり使わなければならないと感じたぷくちゃんです。(なぜか脂汗)

えーと、「フリー・ジャズ」なんて書いたのは、オーネット・コールマンを昨日聞いていたので・・・(もう心臓の鼓動が聞こえる)・・・えーと・・・アコースティクな音の後のフュージョンっぽいマイルスは実はすべて嫌いで・・・(呼吸困難)・・・その事の時代は古典的なジャズに対して・・・(瞳孔拡大)自分で勝手に・・・そう呼んでいて・・・昨日は久しぶりのワインで・・・うきぃー!うきゃー!

穴金のブログに行って来ます!(なぜか裸足でデタラメのフェイゲンの訳詩を置いていく)たったったっ!まてぇ!(追いかける、ジャズに詳しい人たち)
2006年03月18日 22:27
>ぷくさんへ

あっ、フェイゲンの訳詞だ!これさえあれば輸入盤でもいいや!買いにいってこ~っと!

それにしても、裸足でかけてくゆかいなぷくさんを、さらに追いかけていくジャズに詳しい人たちの図・・・。
う~んサザエさん。

オーネット、いいですよね。過去ログにオーネットの記事もあるのでよろしくです!

この記事へのトラックバック