ジャズでぶっ飛ばす!コルトレーンの豪快盤はツェッペリン以上の破壊力なのだ。

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今夜のBGM・・・JOHN COLTRANE / GIANT STEPS

10月は今年の8月と並んで過去最低の更新数となってしまった。色々と忙しくって。コメントの返事とかTB返しとかなかなかできなくてごめんなさい。


ところで、皆さん、今日はロック聴いて嫌なことも何もかもぶっ飛ばすぞ!って時には何を聴きます?わたしは、まあ色々候補はありますが、やっぱり昔からツェッペリン聴くことが多かったですね。特に1st。「グッド・タイムズ・バッド・タイムズ」のあのイントロからグワ~ンと盛り上がっていく高揚感。「コミュニケイション・ブレイクダウン」のほとんどやけっぱちのような突っ走り加減。最高だ。


同じように、「さ~今日はジャズ聴いてモヤモヤ全部ぶっ飛ばすか!!」という気分の時によく取り出すのが、マイルス・デイビス「パンゲア」の1曲目。これは凄すぎる。でもこれはジャズというよりブラック・ロックだからね。
それで、もっとストレイト・アヘッドなジャズで豪快にぶっ飛ばしたいっつーときに必ず聴きたくなるのが、コレ!ジョン・コルトレーン「ジャイアント・ステップス」だー!試聴はコチラ!


この問答無用の大名盤、コルトレーンのキャリア的に言うと、まさに黄金期の始まりを告げる中期の傑作、ということになります。


コルトレーンの黄金時代と言えば、エルビン・ジョーンズマッコイ・タイナーらを従えたインパルス時代、と言われています。まあ確かに素晴らしい演奏を残していると思うんだけど、この時代のコルトレーンって小難しいんだよね。哲学的になりすぎちゃって。演奏もだんだんフリーに限りなく近づいていくし。心なしか自分が向かおうとしている方向性に迷いを感じているような。まあその迷走というか瞑想というか・・・それも人間・コルトレーンの魅力なんだけど。


それに対して、このアトランティック時代のコルトレーンには迷いがない。難しいこと考えなくてもいーのだ。ただ自分の思うがまま、テクニックのあるがままに吹きまくり、ズンズンズンと突き進む。ただ前身あるのみ。豪快を通り越して凶暴でさえある。男前じゃ~。


目の前にある木々を全てなぎ倒しながら進むコルトレーンはさしずめマジンガーZのよう。露払いのポール・チェンバースのブンブン・ベースも心地いい。それにしてもこのアルバムのテナーの音は素晴らしい。塩辛いというか引き締まってるというか。何で50年代の録音がこんなにいい音で録れてるのか。ジャズの不思議。


というわけで、学生時代から15年以上聴いてますが未だにこれ聴いてぶっ飛んでるわたしは何故かこのアルバムとツェッペリンの1stがかぶります。おお、どっちもアトランティック。アレサもいるし、オーティスもいるし、いいレコード会社だなあ。


ロックやソウルだけじゃない!ジャズも凄いぞアトランティック。

Giant StepsGiant Steps
John Coltrane

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内容だけでなく、ジャケもトレーンのアルバムの中で一番カッコよい。

My Favorite ThingsMy Favorite Things
John Coltrane

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ソプラノサックスの軽やかさが新たな一面を引き出した名タイトル曲。

Coltrane's SoundColtrane's Sound
John Coltrane

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個人的に偏愛してるアルバム。腐って崩壊する巨神兵みたいなジャケが秀逸。

ジャズ来るべきもの(+2)(完全生産限定盤)ジャズ来るべきもの(+2)(完全生産限定盤)
オーネット・コールマン ドン・チェリー チャーリー・ヘイデン

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トレーンより好きなオーネットのこのアルバムもアトランティックから。

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ローランド・カーク ロン・バートン スティーヴ・ノヴォセル

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ローランド・カークはジャズファンだけでなく全てのブラック・ミュージック・ファンに聴いてもらいたい。









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この記事へのコメント

ぷくちゃん
2006年10月31日 06:17
>ジャズというよりブラック・ロックだからね

いやあ、マイルスについて鋭い指摘です!さてコルトレーン、実は大好きです。

>哲学的になりすぎちゃって。演奏もだんだんフリーに限りなく近づいていくし。

うーん、言いたくないけれどその通り。アトランティックのコルトレーン、今日聞いて見ます。落ち込む事が多かったので。
和登さん
2006年10月31日 19:37
久々のツェッペリン・ネタに飛びきますね!コルトレーンはCDありますけど一回も聴くことはないでしょう。私は「BABE I'M GONNA LEAVE YOU」が好きですね!すごいバンドは1stから 凄いは法則です!私はロックとソウル!これも法則(*´ω`*)♪
chitlin
2006年11月01日 00:24
こんばんは。
確かにこの時期から、テナーを吹き倒していますよね。
それにImpulse時代の音はとても気軽には聞くことは出来そうにありません。

>ローランド・カークはジャズファンだけでなく全てのブラック・ミュージック・ファンに聴いてもらいたい
いつか通らないといけない道だと思ってはいます!
2006年11月02日 00:31
こんばんは。コメントありがとうございます。
最近自分の記事をUPするだけでいっぱいいっぱいですみません。

さっき久しぶりに師匠のとこにお邪魔したら、ウキャー、スティーリー・ダンにBBAにボブ・マーリーにクラッシュ!
明日まとめてコメント残しに行きます。
2006年11月02日 00:33
>和登ちん

どもども。
凄いバンドは1stから凄いという法則と、1stを超えられないという法則がありますね。ZEPは1stも勿論凄いですが、どんどん超えていくところも凄いですね。
ジャズもいいですよ。たまには聴いてくださいね。
2006年11月02日 00:36
>chitlinさん

こんばんは!

>Impulse時代の音はとても気軽には聞くことは出来そうにありません。

深く共感します(笑)。覚悟が要りますよね。ブラックコーヒー飲みながら部屋を暗くして聴いていると軽い覚醒感覚を味わうことができます。

つっぷ
2006年11月05日 01:27
久しぶりっす!元気?かなも忙しいみたいやなあ。いやあ、最近ようやく涼しくなったきたし、My Favorite Thingsをひっぱり出して、無理やり秋の寂しげモードに浸ることが多かったので、なんとタイムリーなコルトレーン。そんなにJazzは聴かないけど、コルトレーンとビル・エヴァンスは大好きでござる。Giant Stepsは車の中で聴くことが多いなあ。アクセル踏む右足とハンドル握る手に力が入り、ついつい・・・。今まで気づかんかったけど、確かにツェッペリンとかぶるね。Impulse時代はNo Quarterか? ちょっと正座して背筋を伸ばして聴かんといかんような雰囲気かも。
2006年11月05日 04:40
>つっぷ

おお、久しぶり!
嬉しいなあ。

Impulse時代が後期ツェッペリンだとすると、Giant Stepsはさしづめ「Ⅳ」、タイトル曲は「Rock'n Roll」ってとこかな?
ビル・エヴァンスもこれからの季節いいねえ。

PS.上の娘はもう来年小学生だよ。早いねえ。
そっちも賑やかなんじゃない?

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