わたしとクリームの微妙な関係?

今夜のBGM・・・ CREAM / THE VERY BEST OF CREAM
「くりいむ」とひらがなで書くとなんか可愛い。「くりいむしちゅー」より「くりいむれもん」を思い出すわたしは断じてロリではない。
というわけで(どういうわけ?)、音楽酒場、初登場!クリームのアルバムだ・・・・と思ったら、あちゃ~ベスト盤だよ・・・。こりゃ怒られるな。
実はクラプトンの11/18(土)の名古屋レインボーホールでのコンサートに行く予定なので、久々にクラプトン関係の記事を書いて気分を盛り上げてこうと思っていたのに、これじゃ全然盛り上がらないぢゃないか!
いやーしかし、おかしいな・・・クリームのオリジナルは「フレッシュ・クリーム」も「カラフル・クリーム」も「ライブ・クリーム」も持ってたと思ったのになあ。今手元にあるCDを探したらこのベスト盤しかない。いや、カセットテープでは持ってたんだけど、CDで買いなおしたのはこのベスト盤だけだったみたいです。イマイチ記憶が定かではありませんが・・・。
しかしこれはわたしのクリームに対する思い入れのなさを象徴してますね。クリームってあんまりクラプトンのバンドって気がしないんですよね。ぶっちゃけ、ジャック・ブルースがメインのバンドだし・・・。ジャック・ブルースってヴォーカルもベース・プレイも実はそんなに好きじゃないんです。ジンジャー・ベイカーに至っては他のプレイを聴いた事がないです。
3人のインタープレイも、当時のロックバンドとしては凄かったし革新的だったと思うんだけど、同じパワートリオだったらジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスの方が好きだな。ジャック・ブルースだったら、フランク・ザッパ、ジム・ゴードンと3人でやった「’(アポストロフィ)」の方が凄いよ。これはぶっ飛ぶ。
それに、クリームのスタジオ曲って、正直たるい曲多くないですか?(爆弾発言)
「スプーンフル」や「シッティン・オン・トップ・オブ・ザ・ワールド」はハウリン・ウルフのオリジナルの方が凄いし、「ボーン・アンダー・ア・バッド・サイン」のアルバート・キングもまた然り。あ、「サンシャイン・ラブ」と「ホワイト・ルーム」と「バッジ」はいい曲だけど。(フォロー)
というわけで、クラプトンのソロアルバムはほとんどCDで買い揃えたのに、クリームは「まっ、ベスト盤でいいか!」と思ったんでしょうね。
わたしがクラプトンに求めているのは、ハード・ロッカー然としたギター・ヒーロー像ではなく、ブルースの薫り漂うセンチメンタルで人間臭い曲を書くソングライター/ギタリスト/ヴォーカリストとしてのクラプトン。そういった現在に至るクラプトンの出発点は「エリック・クラプトン・ソロ」であり、「レイラ」だと思います。だからどうしてもクリームは「番外編」って気がしちゃうんですよね。
ちなみに「ブラインド・フェイス」もそれほど好きではない。「ジョン・メイオールとブルース・ブレイカーズ」は無茶苦茶好き!それ以前のヤードバーズは・・・聴き込み不足です(汗)(←ファンじゃねえよ)
とりあえずアルバム紹介でお茶を濁すのだ!
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クリームはこの1枚あれば十分!・・・とピーター・バラカン氏が言ってました
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スタジオ盤で一番出来がいいのはこれでしょう。10数年聴いてないので大きなことは言えませんが・・・。
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ジャケを含めたインパクトではこれが一番でしょう。10数年聴いてないので大きなことは言えませんが・・・。
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冗長気味ですが、ライブの凄さがよく伝わるのはこれでしょう。10数年聴いてないので大きなことは言えませんが・・・。
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トータルな意味での最高傑作はこれでしょう。クロスロードしか聴かないので大きなことは言えませんが・・・。
この記事へのコメント
しかし同じクラプトン好きでも好きな時代は人によって違いますねぇ。
自分はソロになってからの作品は苦手、ヤードバーズとクリーム期が大好物。
でもカナさん同様クリームに関しては引っ張り出すのはベスト盤が多いかな。
このアルバムはクラプトン関連でいままで一番聴いたアルバムかも。学生の頃の愛聴盤でした。
カナさんのいう「クリームのスタジオ曲はたるい」、わかります。
ここ最近のBBCセッションなんかが出てきてからは自分もそう感じてきましたね(笑)
クラプトン日本公演のレポ、期待してますよ!
クリームは一応ロック・ファンの義務(笑)としてオリジナル・アルバムは全部持ってますけど、ここ数年ターンテーブルじゃなくてトレイ?には乗ってませんねぇ。
「安息の地を求めて」や「スロー・ハンド」といったソロ作はよく聴くのにね…
自分もカナさんと同じくホントのファンじゃねえなぁ。
そういえば、未だに「バック・ホーム」聴いていないけど、コンサート行っても大丈夫かな?
<業務連絡>例の件、メールしました。
But、スタジオ盤のPopな感じとBlues然した曲の
ギャップという点がツボということなのですが。
弾きまくるクラプトンより、人の後ろで弾いている時のきらめき、もしくはレイド・バックが
好きなんですよ・・・・。
自分もクリームはベスト盤だけ持ってます。
おっしゃるとおり、クリームってジャックがメインのバンドなんですよね。
ベスト盤もほとんどジャックの作品ですし。
(買った後だいぶ経ってから気がつきました。)
まだいいとか悪いとかを言えるほど聴いてないんですが、ベスト盤は自分としては悪くはなかったです。
クラプトンて、最近の公演ではクリームの曲をどれくらいやったりするんでしょうか?
CREAM嫌いだとぉぉぉぉ!
基本的には、ちょいわるオヤジの、ギターも弾ける歌手よりも、エゴをぶつけ合う(で、必ず負ける)クラプトン、いいぢゃないですか!
でも、僕は自分のとこにも以前書きましたが、LIVE盤よりもスタジオ盤のほうが好きなバカなので。
なに?
スタジオ盤がタルイだとぉぉぉ!
ちょっと許せない発言満載です(爆)
ま、好みは人それぞれですから、それはそれで全然OKかと♪
僕は、オールマンもそうですが、Liveでだらだら20分とかやられるのを現場ではなく、音源として聞くのが昔から嫌いなのです(笑)
ホントのファンじゃねーかもしれない。自分こそ(激爆)
予想どおり物議を醸す記事となってきました(汗)。
わたしが聴き始めた頃のクラプトンは、アルバムで言うと「ビハインド・ザ・サン」とか「オーガスト」の頃とか。最悪じゃん。
クラプトンは大阪公演ですか?お姉さまと楽しんできて下さい。
いやー、ヨーさんがクリーム時代のクラプトン大好きなのは知ってたんですが、すみませんです。
クリームがキライというわけではなく、ジャック・ブルースがそんなに好きではないということなんですけどね。
どっちかというと、ギターあんまり弾かなくなってレイドバックしてしまったクラプトンのことをキライという人が多いので、野党精神でそっちに肩入れしてしまうというところが大きいです。ホントは全部好きなんですけどね(苦笑)。
「安息の地を求めて」はいいですね~。わたしのフェイバリット・アルバムです。これ、クリームとは対極にある音楽ですよね(笑)。
このもう死にそうなぐらいにダラダラしてるクラプトンが好き。もう一回ドラッグとアルコールにハマッてこういうダメダメな音楽やって欲しいと思いますもん。(←ろくでなし)
業務連絡:了解しました。
いやー決してクリームでのクラプトンがキライなわけではないんですけどね。ソロ時代に比べると思い入れがない、それはジャック・ブルースのベースとヴォーカルがあんまり好きではないから、というわけなんです。
クリームよりは、恵那峡名物・川上屋の栗ソフトクリームの方が好きです。(←関係ない)
クリームはロックファンなら普通皆さん好きですよね。あえて物議を醸してみました(苦笑)。
>弾きまくるクラプトンより、人の後ろで弾いている時のきらめき、もしくはレイド・バックが好きなんですよ・・・・。
これには全く同感です。バッキングに徹した時のクラプトンは最高です。アレサ・フランクリンのバックで聴かせる短いオブリガートとか。ディランのバックで弾いてるときとか。
でもやっぱりジャック・ブルースは肌に合わないなあ。
毎度です。
昨年クリームの再結成ツアーがありましたが、来日直前情報では、最近のツアーで披露しているクリームの曲はアンコールでの「クロスロード」ぐらいのようです。
いやー、賛否両論渦巻く記事になってしまいました。(←ほとんど「否」だけという説も)
もっと言うと、「チェンジ・ザ・ワールド」が大好きだったり、アルバム「ピルグリム」が大好きだったりする、軟弱者のわたしです。クラプトンが軟弱になればなるほど、銭のニオイやアルマーニの薫りがすればするほど、ロックから離れれば離れるほど、「もっとやれ!」と思ってしまうわたしは、マイケル・ジャクソンが改造手術をして白くなればなるほど「スゲー」と思ってしまうのと同じである意味偏執狂なのかも知れません。誰か止めて!
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