男ポール31歳、ナイジェリアからオン・ザ・ラン!

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今夜のBGM・・・ PAUL McCARTNEY AND WINGS / BAND ON THE RUN


タク「(ギィー)・・・マスター、おひさ。」

カナ「おお!タクさん、今まで何してたの?メチャクチャ久しぶりじゃないすか!」

タク「ちょっと仕事でナイジェリアまで・・・。」

カナ「ナイジェリア~???一体何の仕事してんの(笑)。まあとにかく座って座って。ビールでいい?」

タク「エビスでね。」

カナ「はい、エビス(←前田吟風に)。どのぐらい行ってたんですか、向こうに。」

タク「2週間ぐらいなんだけどさ。ふーっ、やっぱ日本のビールは旨いねー。いや、まぁ色々と大変だったよ。行ってみて俺はポールの気持ちがよくわかったよ。」

カナ「『バンド・オン・ザ・ラン』ですね(笑)。じゃあ無事ナイジェリアから帰還ということで、記念にかけましょうか!」


・・・・ポール・マッカートニー&ウィングス『バンド・オン・ザ・ラン』のイントロが流れる


タク「ドラムがいいんだよねー。」

カナ「ポールが自分で叩いてるんですよね。リズム感の塊みたいな人ですからね。」

タク「④『ミセス・ヴァンデビルト』のゴムマリのように跳ねるベースとドラム。たまんないね。」

カナ「ザ・フーキース・ムーンが、ラジオで聴いて『この凄いドラムを叩いてるヤツは誰なんだ!』って叫んだって逸話が残ってるぐらいですから。」

タク「それはロックに付き物の作り話なんじゃない(笑)?」

カナ「ポールがインタビューで、直接キース・ムーンに聞かれたって話してたんで、ホントなんじゃないでしょうか。そのポールに言わせると、最高のドラマーを3人あげるとしたら、リンゴ・スター、キース・ムーン、ジョン・ボーナムなんだそうです。」

タク「リンゴもとんでもなく上手い人だと思うけどね。」

カナ「上手いというか、美味いですよね(笑)。そもそも、何で『バンド・オン・ザ・ラン』のレコーディングで、ポールが自らドラムを叩かなきゃいけなかったかというと・・・」

タク「レコーディングの直前に、メンバーが2人も脱退したんだよね。」

カナ「そうそう、こんなボスの下ではやってらんねえ、と。」

タク「そりゃ、何やらせても誰よりも上手くやっちゃうボスの下ではやってらんねえよな。」

カナ「俺達より上手くできるんだから、最初から全部独りでやれよと(笑)。それにいきなり、ナイジェリアのラゴスでレコーディングするなんてトチ狂ったようなこと言い出すし。」

タク「ほんと、普通そんなこと思いつかないって。長いこと軍が権力握っててクーデターや暗殺はしょっちゅうあるし。当時は今よりも政情が不安定で、治安も・・・今もテロとかあって相当ヤバイけど、それとは比べ物にならないぐらい悪かったはずだし。」

カナ「タクさん、よく生きて帰って来られましたね(汗)。でも実際ポールも、ラゴスでは武装集団に襲撃されてデモテープ盗られたりとか・・・。命にかかわるような危険な目にも遭ったみたいですね。」

タク「厳しい気候のせいで倒れたり、当時無名だったフェラ・クティとスタジオのことで揉めたり。」

カナ「まあ、結果としてそんな逆境がポールの集中力を高めて、起死回生の名作が誕生したわけですけどね。」

タク「ポールはまあ自分で決めたことだからいいけど、それに付き合うリンダは嫌だったろうなあ。あともう1人、メンバー誰だっけ?」

カナ「デニー友利。」

タク「ああ、思い出した。デニー・レインだ。でもさあ、俺なんか当時はどっちかっていうとジョン派で。ポールは軟弱だと思ってたからさあ。だから、ウィングスのメンバー構成なんて全然知らないから、ジャケットに写ってる人たちが全員メンバーだと思って。随分な大所帯だなあと。」

カナ「ぎゃはは!それに妙にコワモテなメンツが揃ってるなあ、と(笑)。」

タク「そうそう、ポール、甘っちょろいポップな曲ばっか書いてるワリには、メンバーはかなりのワルだな、と思って。これは侮れないな、と。」

カナ「(笑)」

タク「それで、もう一回ジャケットよく見たら、一番上にいる人、なんか見たことあるな、と。」

カナ「何か映画で見たことあるぞ、と。」

タク「『荒野の七人』や『大脱走』に出てたぞ、と。よく見たらジェームズ・コバーンじゃん(笑)。その隣にはクリストファー・リーもいるし。それで騙されたと思って。」

カナ「普通ジャケットの撮影に名優を2人も使いませんよね(笑)。」

タク「まあでも、おかげでこのアルバム聴いてからというもの、今ではジョンもポールもどっちも大好きだよ。」



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この記事へのコメント

まり
2008年09月19日 05:58
あははは…「デニー友利」Niceボケ。ジョン派なのでポールのこと、よく知りません(^_^;)
ぷくちゃん
2008年09月19日 06:05
こんにちは

このアルバムはやはり大好きです。一曲目のつなぎの強引さ!「マムーニア」の牧歌感。「ノー・ワード」のあふれん出んばかりの美しいメロディ。
最終曲のポールの声色の巧みさ!

コメント書いていたら無性に聞きたくなりました。
Junk
2008年09月19日 18:56
カナさん、こんばんは。

コロコロ変わるウイングスのメンバー構成を言えてこそポールのファンです。なんて(笑)
「Jet」がポールというか、洋楽との出会いだったので、個人的には思い出深いものがあります。
このアルバム本当に良いですね。

映画「荒野の七人」と「大脱走」が好きだったので、このジャケにあのジェームス・コバーンが写っていたのを知った時はビックリしました。
JT
2008年09月19日 22:41
「ホッ、ヘホ」こんばんは、JTです。

ナイジェリア、行ったらまだスタジオ建設中だったとか。

ぷくちゃんも言っていますが何といってもB面の曲の流れ、最高です。でも発売当時の米盤はB面3曲目に「愛しのヘレン」を追加。25周年盤CDで初めて聴きましたがもう最悪(笑)。アメリカ人のセンスって...。
ぷくちゃん
2008年09月20日 06:30
横レス失礼。JTさん、私が最初に買ったのは米盤でのちにCD買った時は「ヘレン・・」が入っていなくて損をしたような気がしました。。。。
JT
2008年09月20日 16:17
>私が最初に買ったのは米盤

おお、そうでしたか。当時(いつだ?)、輸入盤買っていたなんて、通ですね。
SYUNJI
2008年09月20日 21:38
カナさん毎度です。
いちおうこのアルバムは聴いてるはずです。(あやふや・・)
ドラムがポールってのも知りませんでした・・
学生の時「1985」って曲の話をしていて「今年じゃん!」と気づいた思い出があります。(遠い目)
「Band On The Run」て三部構成ですよね。
これってポールお得意の「元は別の曲だったんだけどくっつけてみた」んでしょうか?
2008年09月21日 02:27
>まりさん

阪神、余裕かと思ってたら巨人が猛追して来てヤバイですね。中日は今年はカヤの外です。
2008年09月21日 02:35
>ぷくちゃん

メドレー風の曲を書かせたらポールの右に出る人はいませんね。音楽家大先生!という感じです。「ノー・ワーズ」からの流れは「アビー・ロード」のB面を彷彿とさせます。

未だにアナログ盤で聴いているのですが、B面なんてあっちゅー間に終わってしまって大変です(笑)。
2008年09月21日 02:43
>Junkさん

ジェームズ・コバーン、脇役で存在感が光る役者ですね。わたしは小学校の時タバコのCMで知りました(笑)あと、このアルバムの製作にはダスティン・ホフマンも一役買ってるそうですね。
2008年09月21日 02:47
>JTさん

「ホッ、ヘホ」こんばんわ!
「愛しのヘレン」、聴くといつも西川ヘレンの顔が浮かんできます。しかもこの曲、当然わたしの持ってる日本盤アナログには入ってなかったので(入ってなくてよかったけど)、初めて聴いたのが「ウィングスパン」買ったときです、情けない。
2008年09月21日 02:57
>SYUNJIさん

>ポールお得意の「元は別の曲だったんだけどくっつけてみた」んでしょうか?

そうだと思います。普通なら3曲できるところなのに、1曲にしてしまうところがなんとも贅沢です。実は「バンド・オン・ザ・ラン」、カラオケで歌うと凄いカタルシスが得られます。聴く人は嫌でしょうけど。

>学生の時「1985」って曲の話をしていて「今年じゃん!」と気づいた

こういうのってありますよね。わたしは少年時代に好きだった「マカロニほうれん荘」を読み返して、「ぼくトシちゃん25歳って...俺、もう25歳じゃん!」と愕然とした記憶があります。もうキンドーちゃんの年に近くなってきましたが...
ashiura
2008年09月22日 23:27
突然で申し訳ありませんが私、http://octopussgarde.forum5.com/index.php?mforum=octopussgarde
という音楽について何でも投稿して良いフリーのサイトで、日本人一人孤軍奮闘している者です。英語ある程度読み書きできる方、
いてくれると心強いのですが・・・・ちなみに私のハンドルネームはashiura
です。このサイト、いかんせん不活発なので、ぜひぜひ私と一緒に盛り上げていきましょう!
私個人宛にご一報くださっても結構です。
toe@kyj.biglobe.ne.jp

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