クラプトンのアンソロジーをドラムで聴く。

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今夜のBGM・・・ ERIC CLAPTON / CROSSROADS

ひさしぶりに、長期間「書けない」モードに入ってます。音楽聴いてないわけじゃないのに、ネタが思い浮かばない、またはネタを思いついても文章にできない。そもそも書きたいという欲求が湧き上がってこない。もしかしてこれがスランプってヤツですか?テンプルが撃てない矢吹丈になったような気分です。ちょっとドサ回りに行ってきます。

しょうがないのでネタがなくても書けるクラプトン。ファンにはおなじみのCD4枚組BOX(LPレコードは6枚組だった)・・・エリック・クラプトン・アンソロジー、原題は『CROSSROADS』、通称、『柳ジョージBOX』!!まあ通称はわたしがそう呼んでるだけである。ジャケのクラプトンのイラストが柳ジョージ風、というかこの時代のクラプトンのルックスが柳ジョージ風。(←逆だろ!)

ヤードバーズから、ブルース・ブレイカーズ、クリーム、ブラインド・フェイス、デレク・アンド・ドミノス、そしてソロと、クラプトンの1987年までのオール・キャリアからまんべんなく・・・そして当時の未発表曲・未発表テイクをテンコ盛り、いやそれ以上のQちゃん盛りしてに収録、ファンを感涙させた名BOXセット。しかし高額のため買うのを断念せざるを得なかった若きクラプトン・ファンも当時は多かったと聞きます。それが今ではCDでお手ごろ価格で買える。いい時代。

・・・なんて、偉そうなこと言ってますが、わたし自身は発売当時それほどクラプトンのファンというわけでもなかったんですがね、まだ高校生だったし。


このBOXで特に個人的によく聴くのが、ディスク3。幻のドミノスの2ndアルバムに入る予定だった未発表テイクが5曲、そして3年間のドラッグ漬け引きこもり時代を経て、復活を果たしたアルバム『461オーシャン・ブルーバード』、個人的フェイヴァリット・アルバム『安息の地を求めて』、そして名ライヴ盤『E.C.WAS HERE』の時期あたりまでの、いわゆるレイド・バック期のクラプトンの名曲、名演、未発表音源がギュッと詰まってます。わたち、この時期のクラプトン一番好きあるよ。(なぜか突然かたことの日本語)

この時期・・・か細くて頼りない歌声がいいんですよー。ギターは弾いたり弾かなかったりですが、あんまり弾かない時でもフレーズが冴えてます。センチメンタル。

それにドラム。ドミノスのジム・ゴードンもいいんですが、『461オーシャン~』以降、70年代のクラプトンを支えたジェイミー・オルデイカー、この人のドラムがわたちとても好きあるよ!(再びかたこと)

なぜかあまり名前が挙がることがありませんが、とてもよいのです。『461オーシャン~』の一発目に入ってた「マザーレス・チルドレン」のオープニングのドラム・・・あれはクラプトン復活を高らかに告げるマーチ!



むぅ・・・クレイジーなスライド。そして何度聴いても凄いドラム。

このディスク3に入ってる未発表曲「アイ・ファウンド・ア・ラヴ」のイントロ・・・・・タイトかつネチッこいドラミングに鳥肌ブワ~立ちます。さらに「アイ・ショット・ザ・シェリフ」のライヴ・ヴァージョン。演奏時間8分弱と長尺なのですが、これが、い、いい・・・いく。はっきり言ってスタジオ盤よりいいです。死にます。ここでもジェイミーはレゲエのよれたリズムをロック感溢れるダイナミズムで再構築してます。ちなみにクラプトンのソロもよい。必聴です。

レゲエ・ナンバーでは他にピーター・トッシュ作の「ホワッチャ・ゴナ・ドゥ」も収録されてます。これも未発表。トッシュ本人もヴォーカルとギターで参加してます。これまたジェイミーのドラムがいいし、この曲は元々曲自体がいい!オラやっぱレゲエ好きになったのはクラッシュとクラプトンの影響が大きいな~と再確認したのでありました。リアルなクラッシュとファンタジーなクラプトン。どっちも好き。


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この記事へのコメント

TwinNails
2009年10月15日 01:35
<オラやっぱレゲエ好きになったのはクラッシュとクラプトンの影響が大きいな~

自分もレゲエを聞くきっかけになったのはクラッシュです。ロンドン・コーリングを聴いてもどの曲がレゲエっぽいのか当時は全然分かりませんでした(もしかしたら今も?)。なので分かりやすい「ポリスとコソ泥」と「ハマースミス宮殿の白人」を聴いていました。

クラプトンは正直何から聴いていいか分からないので聴かずじまいですが(←修行足らずで申し訳ないです)、知り合いであまり洋楽を聴かない人が、クラプトンを聴いている人が多かったです。
ideharasyacho
2009年10月15日 02:37
寝たと思いきや寝ていない!どうもイデハラです

クラプトン!なんとでもいってください、私はアンプラ購入派なのです。(話腰折り)だからてっきりアコギーなセンチーな人かと思いきや…。インストのSign好きだったなー。なんといってもレイラといえばはこのバージョンなのですよ私は(>_<)あ、あとCreamも好き。あんまディープBluesよりも…

最後になりますが、カナさんの文字による動揺の表れがなんだかせつねー 。いいやないすか、人間だもの(まさかのみつを)
まり
2009年10月15日 19:41
いつ聴いてもエリック・クラプトンはええなあ~
「461…」「安息の地を求めて」もはずせません。
カナさんの一発目の記事が「安息の地を求めて」のダメ犬デビューでしたね。

いきづまったら初心に帰るは基本ですな!
たえず行きづまっているアタシしなんぞは
常に人のネタをパクるに専念しておりますが(ネタ泥棒ですよ)
JT
2009年10月15日 23:32
こんばんは、JTです。

スランプでこれだけレビュー書ければ、すごいです!!

幻のドミノス2ndの5曲、ジム・ゴードンとクラプトンのケンカがなく、フルアルバムとして完成したとしても、『レイラ』には遠く及ばない評価になったであろうと想像できます。が個人的にはあの5曲結構好きです。カクタスもやってた「Evil」とか、タイトかつ軽やかで。オーバーダブも途中で頓挫したんじゃないかな。

ジェイミー・オルデイカーを含む70年代のクラプトンバンドも私好きあるよ。『Just One Night』以降のイギリス人バンドと比べるとマイルドでよいあるよ(笑)。
ezee
2009年10月16日 01:02
この「アンソロジー」のアイ・ショット・ザ・シェリフに私もシビれまくりでした。 
一時期、音源化されているクラプトンのベストであると思ってたほど。たしかにコレは死にますネ
私もこのレイドバック期が一番好きです!
2009年10月16日 05:03
>TwinNailsさん

「ロンドン・コーリング」はレゲエだけじゃなくて、あらゆるスタイルのルーツ・ミュージックを貪り食って消化しようとしてますね。それでも出てきた音はパンク以外の何物でもないという、凄いアルバムです。わたしも影響受けまくりました。レゲエという点では次の「サンディニスタ!」の方が強いですよね。レゲエというよりダブですけど。ムチャなアルバムですがこれも大好きです。(←クラッシュを語りだしたら止まらない)

>知り合いであまり洋楽を聴かない人が、クラプトンを聴いている人が多かったです。

一時期、流行りモノでしたからねー。オススメはやっぱりデレク&ザ・ドミノスの「レイラ」です。わたしはTwinNailsさんと同じくらいの年齢の時に聴いてかなり人生狂いました(笑)。
2009年10月16日 05:12
>ideharasyachoさん

おお、わたし、クラプトンの過去記事読んでいただくとわかると思いますが、アンプラグド肯定派なんですよ!
それどころか「チェンジ・ザ・ワールド」まで大好きなミーハーです。感動して一時期ベイビーフェイスまで聴いてましたから。
でも確かに、コアなファンの中には「あの時代はどーも」という人は多いですねー。でも本質的にクラプトンってノンポリでミーハーな人なんだと思います。吉田カバンとK1が大好きな(笑)。わたしはそれでよいと思ってます。
2009年10月16日 05:16
>まりさん

>いきづまったら初心に帰る

そーか、初心に帰っていたのか・・・自分で気付きませんでした。確かに一発目の記事はクラプトンでしたよ。よく覚えてますねー。全然書けなかったんですが、書いてるうちに調子出てきました。なるほど、初心に帰るか・・・。教えてくれえてありがとうございました!
2009年10月16日 05:21
>JTさん

>スランプでこれだけレビュー書ければ、すごいです!!

書いてるうちに調子出てきました(笑)。でもホントに、心の中は年中スランプですよ~もうDr.スランプか!ってくらいに。(←しょーもない)

確かにドミノスの2ndは作らなくって正解だったかも知れませんね。あのデュアンとクラプトンの間に起こったマジックのような化学反応ないし、マニア以外には訴えるものはないかも。
2009年10月16日 05:25
>ezeeさん

おお、ありがとうございます。同意していただいて嬉しいです。大げさに書いてはみたものの、そう思ってるのが自分だけだったらどうしようって考えてたのです(笑)。
ideharasyacho
2009年10月16日 08:38
過去記事見ました。おもろかったです。ほんまやーチェンジザワールド押しどんだけ~(^O^)OldLove懐かしい~、san franciscoBayBluesアレンジも神すぎる~

ベイビーフェイス盤といえばサントラ「ブーメラン」はえがったな~とか。。

節目節目に出て来るクラプトン氏。。。野球でいうイチロー、サッカーでいうカズ、、、KINGカズですな。納得。
TwinNails
2009年10月16日 13:55
年端も行かない自分にコメントありがとうございます(と言っても、もうすぐ成人式なんですが)。
思い出したんですがクラプトンの初体験は、小学生の時に観ていた「ハッチポッチステーション」のグッチ裕三のモノマネでした。
今はYoutubeで気軽にそのモノマネも全部見れるようになって、観てみましたが、一番心に残っていたは「クイーン」のモノマネでした。パロディですがこのコーナーは当時は洋楽に興味がなかったのにすごい好きです。
2009年10月20日 17:47
>ideharasyachoさん

こないだカラオケで久しぶりに「チェンジ・ザ・ワールド」歌いました。自分が歌ったとたんに下世話になってやらしい歌になるのは何故でしょう(笑)。

2009年10月20日 17:55
>TwinNailsさん

「ハッチポッチ」もそうですけど、教育テレビって意外に洋楽ネタが多くておもわずニヤッてしてしまうことがあります。「むしまるQ」って知ってます?
受信料使って何作ってんだと思います(笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=pIAfic0cmSY

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