追悼:ジム・ホール「アランフェス協奏曲」

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今夜のBGM・・・JIMHALL / CONCIERTO


2013年12月10日にジャズ・ギタリストのジム・ホールが亡くなりました。追悼記事を書こうと思っていましたがバタバタしているうちに大滝さんが亡くなったり色々あったりして今日までズレ込んでしまったのですが・・・。

ジム・ホールといえばビル・エヴァンスとのデュオでの人気盤「アンダーカレント」が有名ですが、こちらはどちらかというとエヴァンスの作品という認知度の方が高い気がするし、過去記事で取り上げたことがあります。

それに凄すぎて真面目に聴くとどっと疲れる!ので、訃報を聴いた日にこちらの「アランフェス協奏曲」をラックの奥からひっぱり出してきて、それ以来よく聴いてます。これも有名盤ですよね。でも実際に聴いたのは何年かぶりでした。

なんといっても青いジャケットが印象的。クロスオーヴァー/フュージョンブームの火付け役、CTIレコードの総帥クリード・テイラーのプロデュースの元、ジム・ホール以下、チェット・ベイカー(トランペット)、ポール・デスモント(アルトサックス)、ローランド・ハナ(ピアノ)、ロン・カーター(ベース)、スティーヴ・ガッド(ドラムス)という凄いメンバーが、誰ひとりとして目立ち過ぎることなく、ひたすら楽曲に寄り添うように繊細な演奏を聴かせているのが感動的です。

マイルスで有名なタイトル曲④が目玉だけど、①から③もよく聴きます。特にこの中じゃ若造扱いだったと思うスティーヴ・ガッドのプレイ、先輩に囲まれて自分を押さえながらも要所でさりげなく超絶プレイを繰り出していて、いちいち聞き流せません。チェット・ベイカーのソロはもちろん全部素晴らしくクール。

知的で叙情的、でも甘くなり過ぎずピリリと引き締まっている。決して熱く燃え上がることはないけど、薄く青白い光をゆらめきながら放つ、そんな印象のレコードです。孤独な夜にどうぞ。



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