追悼 チャーリー・ワッツ

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ストーンズを聴くということは、チャーリーのドラムを聴くということと同意である。いったいこれまでの人生のうちどれぐらいの時間、チャーリーのドラムを聴いてきたんだろう。

はじめてストーンズのアルバムを通して聴いたのは、1986年発売の「ダーティー・ワーク」だった。中2から中3になったばかりの春だったと思う。

MTVで「ハーレム・シャッフル」や「ワン・ヒット」が流れていて、カッコいいのになんでドラムが普通のおじさんなんだ?と思った(笑)。

それから徐々にストーンズの魅力にどっぷりはまり、時間をかけて過去のアルバムも全部遡って聴いた。同時にチャーリーのドラミングの魅力や特異性にも気づいていった。大人になって来日公演にも行った。

でもやはり、初めてロック・バンドのドラマーを意識して聴いたこの「ダーティー・ワーク」というアルバムには特別な思い入れがある。

このアルバムのレコーディング時、ミックとキースの関係性は最悪だった。

嫌気がさしてベースのビル・ワイマンは脱退し、解散説がまことしやかに流れた。

この時、チャーリーがビルと一緒にやめていれば、ストーンズはその後35年も存続することは絶対になかっただろう。

ミックとキースの間を繋ぎ止めていたのは、明らかにチャーリーの人柄と存在感だった。

ミックとキースはこれからもストーンズを名乗ってツアーをするだろうけど(それはビジネスだから仕方ない)、自分の中ではこれでストーンズの歴史は終わった。

代役のスティーヴ・ジョーダンも好きだけど、それはあくまでチャーリーの代役なのであり、チャーリーがこの世にいないストーンズは自分にとってはストーンズではない。

このアルバムに収録されている、「第6のストーンズ」イアン・スチュワートに捧げられた「スリープ・トゥナイト」を、今夜はチャーリーを想って聴く。

https://youtu.be/60JIhvZ6seo

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