ザ・シャッグス「フィロソフィー・オブ・ザ・ワールド」

IMG_3446.jpg
大阪工業大学 知的財産学部の水野ゼミさんの主催で開催された第1回アルバムバトルに、バトラーとして参加させていだだきました。

アルバムバトルとは
(以下、下記のページより転載)
https://note.com/oitmizuno/n/n8f88f9c4695a
--------------------

アルバムバトルはバトラーが5分間でアルバムを紹介し、参加者は一番聴きたくなったアルバムに投票してチャンプを決めるイベントです。
サブスクリプションが主流になり、CDアルバムを買うことが少なくなってきている今だからこそ、自分の持っているお気に入りのCDアルバムを紹介したい!他の人の持っているCDアルバムが知りたい!という思いから開催することにしました。
バトル中に音源を流すことはNGなので、音源が聞けない中どうやってアルバムの魅力を伝えるかが鍵になってきます!!

概要
日時:2021年10月31日(日)20時から1時間度
テーマ:『推し』
場所:ZOOMを利用したオンライン開催
参加費:無料
募集:バトラー定員6名 (バトラーの募集は終了しました。 9月26日時点)
観覧参加者は人数制限なし。開催時間の2時間前まで募集しています。

---------------------

そこで、なんとチャンプに選んでいただきました!

紹介したアルバムは、ザ・シャッグスの「フィロソフィー・オブ・ザ・ワールド」です。

・・・これ、選んだ時点で反則だよな。

怖いものみたさで聴きたくなるに決まってるもん。

なので今回は反則勝ちで実力ではないと思ってます。

また次の機会があれば、今度は王道アルバムで参加したいと思います!!

一応、発表した内容をテキストで置いておきますね。

----------------------

はい、カナムラと申します。名古屋からです。よろしくお願いします。

私が今日紹介するアルバムは、ザ・シャッグスの1969年のファーストアルバム「フィロソフィー・オブ・ザ・ワールド」です。

シャッグスはドロシー、ベティ、ヘレンの3姉妹からなる姉妹バンドです。

みなさんシャッグスの名前はきいたことあるでしょうか?

一部のマニアの間ではかなり有名なバンドです。

何でそんなに有名かというと、とにかく演奏が下手なんです。

一部では「史上最悪のロックンロールバンド」と呼ばれてます。

まず、そもそもギターのチューニングができてない。

チューニングが狂ってるので、コードが不協和音になってます。

それからドラムはリズムキープがまったくできない。

早くなったり遅くなったりする。

演奏が下手というよりも、今日はじめて楽器もった人って感じです。

ボーカルも不安定で、ギターの2人が歌ってるんだけど、ハモリもまったくなく、ずっとユニゾンで2人一緒のメロディを歌ってる。

すごいのは一応全部オリジナル曲なんです。

楽器まともにできないのに曲作ってて、なんかフワフワしててなんか気持ち悪いメロディーの曲。

これ初めて聴いた人の反応は大体2つです。

爆笑するか、本気で怒りだすかどちらかです。

実際私の知り合いで、このCDを買って家に帰って聴いて5分もたたないうちにディスクを叩き割った人を知っています。

じゃあなぜそんなド素人バンドが世に出たのか?

不思議に思いませんか?

彼女たちのお父さんはオースティンさんといって非常に厳格な人で、彼女たちを学校に行かせずに、家から外に出さずに通信教育で育てるようなちょっと変わった人だったんです。

当時ビーチボーイズとかジャクソン5とか、お父さんがマネジメントして兄弟グループを結成するというのが流行っていたんです。

である日突然、娘たちに「バンドを組め」といって楽器を渡して、「曲もつくれ」といって曲を書かせて、貯金をはたいて自主制作したのがこのアルバムなんです。

でもこのオースティンさん、音楽についてまったく素人だったんですね。

指導する人も素人、バンドのメンバーも素人、おまけに学校にも行ってないので外の情報とは遮断されている。

そんな人たちが手探りで作ったのがこのアルバムなんです。

でも私は別にウケねらいでこの作品を取り上げているわけではなくて、本当にこの作品が心の底から好きなんです。

愛おしいぐらい。

不思議な魅力があって、繰り返して聴いているうちにだんだんクセになってくるんです。

なぜなら、彼女たちも狙ってやってるわけじゃなくて、真剣そのものなんです。

本当に世の中に染まっておらず、ちょっと感動するぐらいピュアな娘さんたちなんです。

演奏はほんとに酷いんですよ。

でもね、微妙に音程がはずれていく歌声と、ギターの不気味なチューニングと、自由すぎるドラムとが合わさって、結果的に黄金バランスになってる気がします。

不協和音と不安定なビートが、催眠効果をもたらして、ずっと聴いていると気持ちよくなってしまうんです。

まさにノードラッグで奏でるサイケデリックロックなわけです。

実際に、私の敬愛するフランク・ザッパというミュージシャンは、シャッグスはビートルズより重要と言っている。

それからあのニルヴァーナのカート・コバーンは、彼の人生のベストアルバムの第5位にこのアルバムをあげています。

まずはこの1曲ということで、「マイパルフットフット」という曲を聴いてみて下さい。

サブスクにもyoutubeにもあります。

脳が溶けるような脱力感をぜひ体験してみて下さい。

https://youtu.be/k5T2kaFiFgg





ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント