ちょっと個人的なスガシカオについての思い出。

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今夜のBGM・・・ スガシカオ / 黄金の月





滋賀県に





シガスカオという人物がいることを
※運送会社勤務・志賀須香男さん(55)





スガシカオは知らない。


(江口寿史「キャラ者2」より)



というギャグが気に入っているわたしですが、スガシカオには真剣にちょっとしたいい思い出があります。



あれは・・・1997年のことでした。わたしは今の会社に入社して4年目でした。短期間の間に新店のオープンを連続で経験して、毎日帰りも遅く、肉体的な疲れはピークに達していました。

店にいると、1日有線放送のヒットチャートが流れているんですが、毎日、朝から晩まで同じ曲ばかり20曲、繰り返し繰り返し聴かされるわけです。それが、疲れてくると次第に苦痛になってきます。だいたい、ヒット曲ってやたらハイテンションのアッパーな曲が多いですからね。こっちはもう体ボロボロで、思いっきりローテンションになってますので。


そんなある日、有線から流れてきた、しなやかなスライ風の打ち込みビートのイントロに、ぶっといファンキーなベースライン。そして、ちょっとクセのあるしゃがれた声で・・・

♪ぼくの情熱はいまや 流したはずの涙より
冷たくなってしまった


という印象的なフレーズの歌い出し。
さらにたたみかけるように・・・

♪どんな人よりもうまく 自分のことを偽れる
力を持ってしまった


・・・グッときました。

もうサウンドもそうですが、歌詞からして前後のヒット曲とレベルが全然違うわ。はっきりいって流れからは浮いてましたが、つまらないヒット曲ばかり毎日聴かされて酸欠状態になっていた脳に、このしなやかなリズムが酸素を送ってくれました。胸に突き刺さる歌詞と歌声が、ささくれだった心を癒してくれた気がしました。

ずっと心を奪われたまま、曲が終わった時には電話の受話器を握り、気付くと有線にダイヤルしていました。


「えっと、今ですね、チャンネル○○で、今流れてる曲のすぐ前に流れていた曲なんですけど、曲名とアーティストを教えて欲しいんですけど・・・」

「少々お待ち下さい・・・・スガシカオの、黄金の月、ですね。」


すがしかお?聞いたことのない名前だ。黄金の月?焼肉のタレ?とにかく、メモ、メモと。


その日の仕事帰り、夜遅くまでやっているCDショップで早速シングル盤をゲットしました。
それから毎日、有線でその曲が流れるのを楽しみに、(ある意味心の支えにして)仕事を乗り切ったという思い出です。・・・ええ話やなあ。(←自分で言うな)


それ以降、アルバムが出るたびに今でも買っています。スガシカオも、SMAPの「夜空ノムコウ」の歌詞提供以来知名度もグンと上がって、いまや売れっ子です。当時ほど彼のアルバムを一生懸命聴くことはなくなりましたが、今でもクオリティーの高い作品を作り続けています。


ちなみに彼、広告代理店のサラリーマンからミュージシャンに転身してるんですね。エルヴィス・コステロや佐野元春を思い出します。遅咲きデビューということでそういうのもちょっと共感できる要素の1つだったりします。


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