こーゆう林檎が聴きたかった。

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今夜のBGM・・・ 椎名林檎 / 三文ゴシップ

傑作度
★★★★★
ハマり度
★★★★★
ジャジー度
★★★★
肌色度
★★★★★


最初の一聴から、イッキにアルバム通して4回聴いた。そんなの林檎のアルバムではファースト以来だ。


いきなりドッタンバッタン威勢のいいドラムと元ライムスターのMummy-Dのラップから始まる①「流行」から、オオッ、林檎としては確実に新しい。モータウン調の②「労働者」いい曲。林檎のヴォーカルは曲によって声色をかなり使い分けててこれまた新しい。ここから③「密偵物語」へと曲間ナシでのつなぎが鳥肌モノ。この冒頭3曲で既に参りました状態。

全体的に曲間ナシで次の曲へ繋がっていく手法がプリンスを彷彿とさせる。そのせいで転がっていくようなアルバムの勢い感じる。⑥「都合のいい身体」までは息つくヒマもなし。そして一息つくシンプルなバラード⑦「」がまた泣けるよい曲だあ。

多くのゲスト・ミュージシャンとのコラボ作品の集合体なので、曲調はさまざまでバリエーションに富んでる。なのにアルバムとしての統一感はこれまでのどのアルバムよりもある。それはやっぱり曲間ナシで繋がってくってのと、ジャジーというキーワードで括られてるからのような気がする。一種のジャズ・ロックというか、それとも⑤「カリソメ乙女」のようにDEATH JAZZと言ったらよいのか。スウィング感、ヨコノリといってもいい。そういう意味ではSOIL&"PIMP"SESSIONSの貢献大きい。そういったスウィング感は⑩「尖った手」のようなエレクトロな曲ですら感じられる。

もともと素材としての椎名林檎は、バンドのサウンドに縛られるのは勿体ないとずっと思っていて。本当に申し訳ないけど亀田誠治さんのプロデュースは音を詰め込みすぎな気がしてあんまり好きじゃなかったのです。今回のように曲ごとにパートナーを変えるコラボ形式によって結果的に林檎の才能が全方位に開花したんじゃないか?早い話がこのアルバム全曲好みなのだ。王道ロック調の⑬「余興」でも音の空間が生きている。ボーナストラックぽい最後の「丸の内サディスティック」(EXPO Ver.)まで1曲たりとも捨て曲なし。


傑作、それどころか林檎史上最高傑作とまで言い切ってしまおう。シングル「ありあまる富」は収録されてないからセットで。


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