貞本ジャケにどひゃー!クラプトン近年の大傑作。

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今夜のBGM・・・ ERIC CLAPTON / PILGRIM

先回のクリームからガラッと変わって、わりと最近のクラプトンのオリジナル・アルバムから、わたしの大好きな「ピルグリム」を今日は取り上げましょう。試聴はコチラ!


いやーでもクリーム好きじゃないって言っといて、これ好きだなんて言ったらコアなクラプトンファンの皆様から総スカンでしょうね。わたしには見える!さて、どうしましょ。


まずこのアルバムが好きかどうかってのは、このジャケがアリかナシかって所で大きく評価が分かれるでしょうね。なんつっても、このデザインはあの「エヴァンゲリオン」のキャラデザイナーである貞本義行氏によるものですからね。クラプトンとエヴァンゲリオン・・・似合わねー。


でもこれはクラプトンがじきじきに貞本氏を指名したんだから、ファンは文句言えない。わたしはもともと「エヴァンゲリオン」好きなので、別に文句もない。さすがに最初に見た時はちょっとだけ「ウッ、、、」と思ったけれども。でも今ではいいイラストだと思ってます、はい。ちなみに貞本氏はムーンライダースのベスト盤のイラストも描いてますが、こちらも良い出来。


そして肝心のアルバムの内容ですが、最近ただでさえギターを弾かないクラプトンが、ここではホンットに弾いてない(笑)。バックトラックは打ち込み主体だし。収録曲は総じてダークな印象で、はっきりいって地味だ。それをよしとするかどうかで、クラプトンに対してその人が何を求めているかわかるという、一種の踏み絵のような存在のアルバムなのです。


で、わたしはどうなのかというと、このアルバムが80年代以降のクラプトンの最高傑作だと思ってます。マジで。リリース当初から聴きまくってました。当時の色んな思い出と重なって個人的にも思い入れの深い作品です。しかし、まわりのファンの評判は総じてよろしくなかったようで、それは今でも同じなんでしょうね。だってamazon.のユーズド商品の最低価格が50円からって(笑)。おい!50円はねーだろ!50円じゃ今時アイスも買えないぞ。


でもこのアルバムを入手した多くの人が、50円で手放してもいいと思ってるんだろうなあ(泣)。まったくどこを聴いてるんだ!③「ピルグリム」の渋さ、⑥「サーカス」のお涙頂戴とわかっていても泣けるメロディ、⑦「ゴーング・ダウン・スロウ」のような曲が本当のアーバン・ブルースなのだ。⑨「ボーン・イン・タイム」や⑭「インサイド・オブ・ミー」の素晴らしさには言葉も出ない・・・。


グラミー賞をとった「チェンジ・ザ・ワールド」からこの「ピルグリム」あたりにかけてのクラプトンの音楽性は本当に素晴らしいと思います。それはベイビーフェイスサイモン・クライミーの功績であって、クラプトン自身は実は何も変わっていないのかも知れないけど、最近またちょっと低迷してるように感じます。


どうしてもクラプトンの記事を書くと感情的になってしまう。別にクリームがキライなわけじゃないけど、こういった最近のシティ・ブルースというかポップなR&Bスタイルの曲を批判する人が結構いるので、どうしても近作の擁護にまわってしまう。本日発売になったニューアルバムはJ.J.ケイルとのコラボレーションですが、少なくともJ.J.ケイルのアルバムをちゃんと聴いていない人に最近のクラプトンを簡単に批判して欲しくないなあと思う今日この頃でした。


近年のクラプトンの作品をなめてはいかん。

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これがなきゃ今のクラプトンはなかったと言えるヒット作。息子の不幸を歌にしてヒットというのもどうかと思うが、この人は狙っているのではなく天然だと思う。

JourneymanJourneyman
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最後の「力強い」オリジナル・スタジオ盤。良い曲が多くあなどれない。

PilgrimPilgrim
Eric Clapton

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持ってない人は買わない手はない。何せ50円なのだから。

チェンジ・ザ・ワールドチェンジ・ザ・ワールド
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ポップ史上に残る永遠の名曲。この曲の素晴らしさを語り始めたら一晩だって語れそう。

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この記事へのコメント

リュウ
2006年11月09日 09:13
J.J.ケイル!!
盟友ですもんね♪
確かに、最近のクラプトンには興味薄れていました(スミマセン)が、J.Jの名前が出てきただけで、食指が動きました!!(笑)
それだけで気になります♪
って邪道ですか??
ぷくちゃん
2006年11月09日 22:42
近頃のクラプトン、これしか自宅に無い私です。だからこれ一枚で大丈夫?(←お前の方が大丈夫?と言われそう)

>最近ただでさえギターを弾かないクラプトンが、ここではホンットに弾いてない(笑)。

本当はギター嫌いなんじゃないかな(←馬鹿)やっぱり、ロックは歌ですよ、歌。(インストゥルメンタル・グループ全否定攻撃!)
V.J.
2006年11月09日 23:31
僕も近年ではこれが好き♪
E.C.の嫌らしいトコは、Blues Puristが、最近のもやってます。てな感じで、交互にBluesぽいアルバムを出すとこかなぁ~
そこまで目配せしなくても(笑)
この路線で押せばいいのに…
って感じてしまいます。
別に、ドBluesなら、昔の聞くって。
2006年11月10日 00:10
こんばんは!
来ましたねえ!クラプトン・モード!!
私も来週辺りから、クラプトン・モードに突入しようかなあと考えていたところです(^^)。
来日公演も始まりますし(^^)!!
最近のクラプトンも、私も大好きです!
2006年11月10日 01:12
>リュウさん

リュウさん、毎度です!
J.J.といえば女性ファッション誌じゃなくってケイルですもんね(笑)。
邪道じゃないと思います。むしろ王道です!
2006年11月10日 01:14
>ぷくさんへ

いやーとりあえずこれ1枚でも何とかなります!

>本当はギター嫌いなんじゃないかな(←馬鹿)やっぱり、ロックは歌ですよ、歌。

う~ん、さすがマスター。なにか凄く深い発言のような気がしてきました。(考えすぎ?)
2006年11月10日 01:19
>V.J.さん

どうも!

あああ~、まったく同感です!「フロム・ザ・クレイドル」もあんまり好きじゃなかったんです。「ライディング・ウィズ・ザ・キング」とかロバート・ジョンソン・トリビュートとか・・・。もうわかってるからいいのに。

エロ親父らしく、お姉ちゃんを濡れさせるような音楽やって欲しいです。「チェンジ・ザ・ワールド」ならお姉ちゃん口説けるけど、ブルーズじゃ使えない・・・。
2006年11月10日 01:25
>波野井露楠さんへ

毎度です!
モード突入しました♪いよいよ来週ですから。
今回はメンバーの中に現代を代表するスライド・ギタリスト、デレク・トラックスがいることもポイント高いです。擬似デレク&ザ・ドミノスのような演奏を楽しみにしてます!

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