パワー・ポップ名球界①ニック・ロウ

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今夜のBGM・・・ NICK LOWE / JESUS OF COOL

場をもたせるため、記事をアップする前にジャケ写だけ載せて予告する、卑怯者のカナと申します。


しかし記事アップ前なのにコメントを入れてくださる方がいると、そのアーティストに対する思い入れが並々ならぬことをヒシヒシ感じて身が引き締まります。jerryさん、ありがとうございます!


で、ニック・ロウです。このブログで取り上げるのは2回目です。1回目はごくごく初期に、セカンド・アルバムについて何か偉そうに語ってますが、若気の至りです。今読んだら恥ずかしいったら。当時はファースト・アルバムも間を置かずに取り上げるつもりだったんですが、グズグズしてるうちに2年も経っちまったい。


てなわけで、当時と比べて文章力が進化したか退化したかは自分ではわかりませんが、満を持してファースト・アルバム「JESUS OF COOL」の登場です。アルバムタイトルからしてイカシてるよね。試聴はコチラ!


まず、このジャケについて語りたい。(←いつもジャケのことばっかですんません。)


マーティンのアコギを斜め45度に構え、無精ひげ、目の下のクマ、髪のボサボサ具合、うつろな目、右手にはピックの代わりにタバコを挟み・・・一見モサいようでいて、どこから見ても完璧に決まっている。これを「モサカッコイイ」と名付けたい。「エロカッコイイ」どころの騒ぎじゃないのだ。


俺、決めたもんね。自分の葬式の遺影には、このジャケのニックと全くおなじファッションとポーズで決めた写真を使いたい。今のうちに撮っておこっと。黒ワクも何だか遺影っぽいでしょ?縁起悪いけど。「♪く~ろ~い~ふち~どり~が、ありまし~た~」 ちあきなおみか!


というわけでロック史上最高にカッコいい立ち姿、ギターの構え姿のジャケに彩られたこのアルバム(あれっ?でもオリジナルはジャケット違ったような・・・)。勿論、内容だって最高です。
セカンドほど、派手さというか、華やかさはない。あれは1曲目から究極の名曲「CRUEL TO BE KIND」をぶちかますからね。それに比べて、どっちかっていうと地味ーな曲が並んでいる。これが聴けば聴くほど味の出るスルメロックなのだ!


激渋な①「MUSIC FOR MONEY」、「♪金のために音楽やってんのさ」ってオウ!俺も金のために働いてんだぜ!②も③もいいし④は最高のロケンローだけどやっぱり究極の胸キュンソング⑤「TONIGHT」から胸躍る⑥「SO IT GOES」への流れで毎回盛り上がります。ロックパイル(ニック兄貴とデイブ・エドモンズ兄貴の結成したバンド)による「HEART OF THE CITY」のライブも入ってるよ!


パワーポップを代表する1枚、というよりは、パワーポップを定義する名作。

つまりこれがパワー・ポップだ!(俺がルール・ブックだ!風に)


ニック・ロウ関連のパワー・ポップ作品4枚

Jesus of CoolJesus of Cool
Nick Lowe

Demon 1995-05-24
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バラエティ豊かだけど芯は一貫して太い。

Labour of LustLabour of Lust
Nick Lowe

Sony 1995-05-24
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1stよりも華やかでベクトルが外に向かっている。1stがインドアとするならこの2ndはアウトドア。

Repeat When NecessaryRepeat When Necessary
Dave Edmunds

Swan Song 1991-03-05
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変化球投手のニック・ロウより直球勝負が身上の盟友でありライバル、デイブ・エドモンズの世紀の名盤。

Seconds of PleasureSeconds of Pleasure
Rockpile

Demon 1990-10-01
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そんな2人のバンド、ロックパイルが悪いわけがない。必聴必携。

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この記事へのコメント

jerry
2007年04月09日 23:05
来たッ! ニック! 魂の名盤。

ニック、このアルバムのセンスも最高だし。
最近(ここ3作品)の激シブッ趣味路線も断然支持しています。次のアルバムあたりで、コステロがアルバムを逆にプロデュースしてあげて、師匠に華を持たせてもらいたいなぁ~とずっと思っているんです。

たしか93年、NHKホールで観たニックは、このアルバムのジャケットように生ギター1本でひとりでステージに出てきてやってくれました。それはそれは最高の時間でした。

最近、中古でたまたま買ったロッド・スチュワートのアルバムで♪Shelly My Love がヒッソリ収められていて、腰抜かしそうになりました(笑)
2007年04月10日 00:59
>jerryさん

最近の白髪の老人チックな激渋ニックもなんとも枯れた味わいがあっていいですよね。
コステロとはもう一回なんかで絡んで欲しいですね!
jerry
2007年04月10日 12:39
カナさんのおかげで新発見!がありました。

ニックの『Pinker & Prouder Than Previous』のアナログを引っ張り出して聴きかえしたんです。クレジット眺めながらゆっくりと・・・したらいきなり1曲目でJimmie Vaughanがいかにものギターで参加していました、しかもテキサスレコーディングでした。 英国盤アナログだけに見落としていました。 ニック・・・さすがインチキ・カーボーイ(笑)ライ・クーダーとのつながりは有名ですけど、ジミー兄貴ともとは存じませんでした。

カナさん、ありがとうございます!
SRV取り上げたばっかでなんか凄い偶然ですね~
2007年04月10日 22:52
カナ様

こんばんは。
いや~、ニック・ロウ関連のパワー・ポップ作品4枚、どれも最高ですよね!愛聴してます…
って書きたいところですけど、「Labour of Lust」だけ買い損ねていて手に入らないんですよねぇ(涙)。
AmazonMPでも9800円なんてプレ価格がついてるし、ブコフあたりで根気強く捜索するしかないですかねぇ(笑)。

Junk
2007年04月11日 10:58
カナさん、こんにちは。

ニック・ロウ!待ってました。

>一見モサいようでいて、どこから見ても完璧に決まっている。これを「モサカッコイイ」と名付けたい。

確かに!ジャケ、カッコいいですよね!若いけどえらく老成して見えるし。渋いです。
また詰まっている音楽が、実にカッコよいです。聴いていると、自然にウキウキワクワクしてきます。
2007年04月12日 02:12
>jerryさん

インチキ・カーボーイ(笑)いいフレーズですね。なんせ元奥さんはジョニー・キャッシュの(義理の)娘ですからね。ブリンズレー・シュウォーツといい、アメリカのカントリーやブルースへの憧れが凄いんでしょうね。
2007年04月12日 02:15
>おやぢさん

>AmazonMPでも9800円なんてプレ価格がついてるし

そうなんですよね!わたしもこの間見てビックリしました。「ニック・ザ・ナイフ」なんて1万円超えてましたね。いやー早いうちに買っといてよかったよかった、なんて(笑)。廉価再発するべきですよね。
2007年04月12日 02:17
>Junkさん

こんばんは!
ジャケの内側、ブックレットにのっているコスプレ集も実に楽しいです。サービス精神なのか自分が楽しむためにやっているのかわかんないですが(笑)。
ぷくちゃん
2007年04月13日 05:32
googleで彼の顔、チェックしました!ひょえー!渋い、渋いおじ様に!太ってないからまあいいか。はっ!これは音楽記事でした!

私はコステロの100倍ニック・ロウの方が好きです。
2007年04月21日 04:48
>ぷくちゃん

ひえ~。コメントが放置プレイになってました!お許しを!

最近のニック・ロウ、髪の毛真っ白。一見、老人ですよね。

>私はコステロの100倍ニック・ロウの方が好きです。

そこまで言う?勇気ありますねえ(笑)。
でも最近の活動で共感持てるのはコステロよりニック・ロウの方ですかね。つかコステロはあの美人ジャズ歌手(ダイアナ・クラール)と結婚した時点で許せん!エロ親父なにやってんだ!

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