音楽酒場的、HIP HOP最初の1枚。

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今夜のBGM・・・ L.L.COOL J / MAMA SAID KNOCK YOU OUT


最近、またHIP HOP漬けになってて、昔よく聴いてたのを引っ張り出してきたり、今まで聴き逃してたのを改めて10枚単位で購入したり・・・なんで今頃HIP HOPなのか自分でもよくわかりませんが、とにかくそんなモードに入ってます。


それにしてもこのL.L.クールJ「MAMA SAID KNOCK YOU OUT」だけは何回聴いても飽きない。古いのを聴きなおしたり、最近のを色々聴いたりしてる中で、「あ~、やっぱこれが一番好きかも」と思ってしまった。


L.L.クールJは、RUN DMCビースティー・ボーイズ、プロデューサーのリック・ルービンらと並び、80年代後半にHIP HOPが市民権を得るのに活躍した立役者の1人ですが、グループが中心だった当時のHIP HOP界においてピン芸人・・・もとい、ソロのラッパーとして名をなした最初の人物だと思います。つまり今をときめくエミネムJay-Z50centらの大先輩です。とはいえデビューしたのが18歳だったというから今でも結構若い。


ソロのラッパーだけあって、その流暢で畳み掛けるようなラップもさることながら、このアルバムのジャケに見られるようなマッチョな肉体、ぶっといゴールドのネックレスにブレスレット、指にはめた、自らの名前をかたどった、指輪・・・というよりこれはメリケン・サック??もしや伝説のカイザー・ナックル?(←「リングにかけろ」参照)
というような、一般の人たちのラッパーに対するイメージをそのまま具現化したような、いわゆるBボーイです。そういう意味においても、最もラッパーらしいラッパーと言えるのではないでしょうか?


トラックも今ほど複雑じゃなくて、シンプルこの上ない・・・①はド定番のジェイムズ・ブラウン「ザ・ペイバック」の引用から始まります・・・やっぱりHIP HOPのトラックの基本はJBですよ!ラップもトラックも実にハード!


ハード、といっても、うるさいという意味ではありません。ジャズ用語で、ハード・バップという言葉がありますが、あれはハードなビ・バップという意味ではなくて、洗練されたビ・バップというような意味で使いますが、同じような意味でハード・・・ムダがなく研ぎ澄まされたハードなのです。塩辛く引き締まっている感じ?もちろん攻撃的な歌詞がハードという意味もあります。


メロウな②「AROUND THE WAY GIRL」、ハードな⑧「MAMA SAID KNOCK YOU DOWN」という彼の硬軟兼ね備えた魅力が発揮された代表曲2曲が入ってるのもポイント高い。
この2曲のカッコよさは本当に特筆ものです。全然飽きない。



というわけで、音楽酒場的には、HIP HOPをこれから聴きたいという人がまず最初に聴くべき1枚として、このアルバムを推薦したいと思います。普段はマジメに働いているあなたとわたし。このアルバム聴いてる時は、ちょっとだけBボーイ。プチ、ワル。


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