ロックンロールはダシが肝心。T.REX「電気の武者」。

画像
今夜のBGM・・・ T.REX / ELECTRIC WARRIOR

カナ「ブログのトップ画像をT.REXの『グレイト・ヒッツ』にしてみました。虎年なんで。」

タク「まだ丑年だっつの。」

カナ「だってしめ縄とか門松だって年末から飾って準備しとくじゃん。」

タク「まーそーだけどさ。」

カナ「だいたい年賀状だって、本来なら新年になってから書くものなのに、12月25日までに出せなんて、早すぎる!小栗旬にそんなこと言われる筋合いはないね。そもそも「今年もよろしく」とか「旧年中は大変お世話になりました」なんて書いてるけど、書いてる時点ではまだ去年なんですよ?あれは違和感あるな。」

タク「38年間生きて今さらそんなこと言ってんじゃねーよ。」

カナ「来年のことを話すと鬼が笑うよ。」

タク「笑わないよ!」

カナ「毎年年賀状準備するのがギリギリになって苦労するからついグチが出た。まーいーや。それよりT.REXですよ。今日聴いてるのは『電気の武者』!これは名盤だよね。」

タク「やっぱ定番は『スライダー』かこれだよね。」

カナ「『電気の武者』って邦題がキマッてる。これは『ELECTRIC WARRIOR』って言われてもピンとこない。やっぱ『電気の武者』って言った方がしっくりくる。」

タク「ピンク・フロイドの『狂気』と並ぶ名訳だよな。」

カナ「普通に訳したら『電気の戦士』ですよねー。『電気の侍』とかさー。ダサい。それを『武者』とは!センスが鋭い。だって『武者』ですよ、「落武者」とか言うけど、「武者」単独では普通使わない。『武者ガンダム』やじゃないんだからさ。」

タク「武者ガンダムなんて知らねー。」

カナ「あとゴレンジャーに『武者仮面』って怪人が出てきたなー。」

タク「知らん」

カナ「それにこのアルバムはやっぱジャケがいい。マーク・ボランはやっぱりスターですよ。このポーズがビシッと決まる人、いそうでなかなかいない。ちょうどこの背格好でこの髪型じゃないとダメ(笑)。オーラ出てるし。シンプルにしてこれ以上このアルバムの雰囲気を語ってるものはない。」

タク「シンプルってのがキーワードだよね、この音楽も。骨組みはアコギとコンガだけでストリートで演奏できるぐらいシンプル。でもよく聴くと結構ストリングスとかサックスとか女性コーラスとか色々入ってるんだよね。それが曲の骨組みを損なわないようにすごく繊細に計算されて配置されてる。トニー・ヴィスコンティよい仕事。」

カナ「うんうん、後年のアルバムでは結構ゴテゴテ、ギラギラやってるけど、このアルバムはそのさじ加減が絶妙ですよね。曲でいえばやっぱり『ゲット・イット・オン』?」

タク「あと『ジープスター』だね。でも『マンボ・サン』のイントロのゾワゾワ感も好き。尻がムズムズするような。」

カナ「『リップ・オフ』のボランのヴォーカルなんて超カッコイイし。全部名曲ですよ。」

タク「ロックンロールの核心部分というか、ダシの部分がこの中にある。ダシがいいから何入れても旨いんだよね。もちろん具なしで飲んでも旨い。最近のロックバンドは具や調味料だけ豪華で肝心なダシが駄目ってってのが多すぎるんだよ。」

カナ「またわけのわからん例え話が始まった(笑)」

タク「化学調味料を使う前に、まずダシ汁のとり方から勉強してこい、と。」

カナ「北海道行って利尻昆布をとってこい、と?」

タク「別に利尻昆布を使う必要はなくって、高級食材を使わなくっても普通の花かつおのパックからでもとり方次第でうまいダシはとれるから。要するに高級な楽器や機材を使わなくてもカッコいいロックはやれるってこと。」

カナ「わかったような、わからないような・・・。」


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この記事へのコメント

イデハラシャチョウ
2009年12月29日 09:33
おおお~グッドチョイス


グラムロックとやらになるのですかね?僕は普段どちらかというとタイプではないのですが、この盤はレンタルしましてん。


なんといっても、当方はRip-Offがカッコイイです。ロックというよりファンクに近く聞こえるんす。獣感の強いVocalもむろんサイコー


しかし、ワケのわからん例えは嫌いやないすよ。今回ならアクやコクともいえますね。まさに珍味というやつで若い時にはわからんもんがありますな


まぁ気持ちよければいいんじゃね?(テキトー)
ジャム
2009年12月29日 13:56
>ロックンロールの核心部分というか、ダシの部分がこの中にある。ダシがいいから何入れても旨いんだよね。

T.REXはライブがむちゃくちゃ下手っぴだったそうですね。ダシというか、言葉では表せないものが直接心に響く。そんな感じありますね。

2000年代の10年も今年で終わりですが、MGMTとかGirlsとか、ちょっとグラム・ロックぽい音がでてきていますね。
まり
2009年12月30日 20:03
グラムロックの寿命もマーク・ボランの寿命も短かったけど
息の長い人気はさすがですね!

音楽酒場の寿命もさらに長いことを願いながら年を越します♪
来年もよろしくお願いします。
北沢オーストラリア
2009年12月31日 01:24
これを聴きますとおっしゃるようにプロデューサーの役割の重要さが見えて来ますね~。両者、うまい組み合わせだったと、そういう風に思います。
本作はジャケットも滅茶苦茶カッコイイっす。

今年もお世話になりました。良いお年をお迎えくださいませ~。
2009年12月31日 03:49
>イデハラシャチョウさん

リップオフはファンクですねある種の。ヴォーカルはほとんどラップの元祖のような。いかしてます。

>まぁ気持ちよければいいんじゃね?(テキトー)

そうそう、音楽なんて気持ちよければいんすよ。(テキトーだけど結構マジ)
2009年12月31日 03:53
>ジャムさん

そういえばTレックスのライヴ音源とか映像はあんまり残されてませんね。演奏下手でも聴かせるノリというか。それがダシといっていいのかよくわからないですが、うまく表現できないのでダシと言ってみました。

ちょっと前からある80年代リバイバルから、またグラムっぽいのまで遡ってるんですかね?時代は繰り返しますね(笑)。
2009年12月31日 03:55
>まりさん

来年で5年目ですよ~。とりあえず1000本書くまではやめません。(もうすぐ700本)
今年もたくさんコメントありがとうございました!来年もよろしくお願いします。
2009年12月31日 03:57
>北沢オーストラリア

パッと聴くとシンプルなんですが、よく聴きこむとすごく綿密なアレンジされてますよね。ジャケはもちろんロックアルバムでも10本に入るぐらいカッコよいと思います。
来年もよろしくお願いします!!
substitute
2009年12月31日 09:11
このジャケ、遠い遠い昔、中学生の頃、ミュージック・ライフとか音楽専科など、雑誌掲載広告の小さな写真で見たとき、背中に四角い装置をしょった宇宙飛行士の写真だと勘違いしてました。
そんな、音を聴く前から、とても印象深い盤でした。
実際に音を聴いたのは大学に入ってからのような記憶があります。(暫く聴いてないな~)
よいお年を!
2010年01月03日 02:30
>substituteさん

substituteさん、明けましておめでとうございます!今年もどうぞよろしくお願いします。
このジャケ、確かに遠目でみたら何だかよくわかりませんよね、わたしも雑誌で小さな写真を見てロボットか何かと思いました(笑)。

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