ジャズはジャズでもディキシーランド。マルサリスとクラプトンの共演盤。

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今夜のBGM・・・ WYNTON MARSALIS & ERIC CLAPTON / PLAY THE BLUES


秋の夜長にシッポリとジャズでも・・・と思って聴くとイスから転げ落ちます。(実際に転げ落ちました。)

ジャズといってもディキシーランド・ジャズです。都会的でアーバンでオサレでろまんちっくなジャズを想像してはいけません。田舎です。南部です。陽気です。とても彼女とのドライブのBGMのお役には立てません。


でも・・・でもね、個人的にはコレ、結構好きですよ。最近のクラプトンはオサレにジャズ・スタンダードの『枯葉よ~』なんて歌って、『ジャズを聴きたくて』なおじさんやお姉さま方のご期待に直球で答えてましたが、たまにこういったルーツに回帰するような真摯な姿勢を見せるのでたまらん。

あ、ナンパなクラプトンも好きなんですよ。『チェンジ・ザ・ワールド』なんてナンパ・サイド・クラプトンの真骨頂。でもそのナンパな音楽はこういったルーツ音楽へのリスペクトに裏打ちされていることを、チョコチョコっと見せてくれるので、まあ安心して聴いていられるというか。そういう所があるんですよね、われわれファンとしては。多分、クラプトン本人もそういった気持ちでブルース・カヴァー・アルバムとかたまに出してるんじゃないでしょうかね。逆にそればっかになっちゃうと単なるちょっと歌のうまいブルースおじさんになってしまうので、個人的にはもっとナンパでトレンディ(死語)な音楽もどんどんやって欲しいんですけど。ヒットチャートで1位獲っちゃうような。


もちょっと内容を詳しく説明すると、名トランペッターでアレンジャーでもあるウィントン・マルサリスのバンドにクラプトンがギタリストとしてゲスト参加したライヴの実況盤。歌もガンガン歌ってます。①はモロ、ディキシージャズですが②なんて完全にクラプトンの世界。戦前のデルタ・ブルースやセカンド・ラインのニューオリンズもの、などなど・・・。ブルースとジャズとファンクのルーツがここにあります。レイラもちゃっかりやってます。このディキシー・アレンジが結構すごいのだけれど。ギターの音はうん、いい感じ、オッケ~(←ローラ風)。タジ・マハルも数曲で参加しています。



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マルサリスといえばこのアルバムのイメージが強いなあ。

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この記事へのコメント

2011年10月08日 01:44
カナさん、こんばんは!

>単なるちょっと歌のうまいブルースおじさん
ここ、ツボにはまって紅茶吹きました(笑)
キーボードカバーつけててよかった…。

私が大学生のころは、「クリームのクラプトンが最高だぜ!」というのが周りの風潮でした。
かく言う私は、クリームもいいけどやっぱり「TEARS IN HEAVEN」とか好きだけどなぁ…と思ってました。
やっぱりミーハーなんでしょうね、私(笑)

ちなみに、どうでもいいですが、タイムリーなことに、昨日ディキシーランド・ジャズのコンピレーションをレンタルしてきたんです。
カナさんのブログとちょっとでもリンクすると、なんだか得した気分です(笑)
2011年10月08日 18:00
ディキシーランドはあまり得意ではありませんが、このようなJAZZとの競演をするクラプトン、もっと観てみたいですね。
シリーズ化して色んなJAZZミュージシャンとやれば面白いかも。
JT
2011年10月08日 20:33
 こんばんは、JTです。

こんなん、出たんですね。

先日NHK『SONGS』はクラプトン特集でしたが、このアルバムの話はなにもありませんでした。
10年ほど前のライブ映像(武道館?)から「チェンジ・ザ・ワールド」やってましたが、クラプトン、ノリノリでした。ギターソロの時なんか、椅子から落ちるんじゃないかってくらい乗ってました。ライブの後に楽しい予定でも入っていたのでしょうか(笑)。
2011年10月09日 05:43
>煌砂さん

こんばんは!よかった煌砂さんのキーボード破壊しなくて(笑)。

>クリームのクラプトンが最高

そういう風潮がありましたよね。特に80年代はクラプトンがイマイチな時期だったので、そういう風潮が特に強かったですよ。クリームは、あれはジャック・ブルースのバンドですからね、基本的に。クラプトンは、確かにカッコイイけど脇役です。

>ディキシーランド・ジャズのコンピレーション

渋いですね~。自分はディキシーのCDなんて持ってたかな?スウィングならあるけどディキシーは持ってないかも知れません。あ、このクラプトンか(笑)。
2011年10月09日 05:45
>名盤!さん

わたしもディキシーはあまり聴きませんが、こういう異種格闘技戦は大好きです(笑)。もっとガンガンやって欲しいですね。
2011年10月09日 05:48
>JTさん

>先日NHK『SONGS』はクラプトン特集

エエ~!?そんなのやってたんですか!しまった、見逃した、ヘタこいた!!

>ライブの後に楽しい予定でも入っていたのでしょうか

六本木に飲みにいくのか、翌日K-1の試合でもあったのか、吉田カバンを買いに行くのか・・・でしょうね(笑)。
めがちょん
2011年10月09日 13:54
クラプトンのルーツ回帰はかっこいいけど、マルサリスに関しては、ディキシーもいいけど、もっと最先端でバリバリ吹いて欲しいと思ってしまいます。アレンジャーとしてよりも、プレイヤーとして、イノヴェイターとしてのマルサリスが聴きたい!あんなに上手いラッパ吹き、そうはいないので…。

ところでこのアルバム、店ではどのジャンルに置くのがベストなんでしょうか?
2011年10月11日 05:28
>めがちょんさん

確かに、マルサリスの若い頃って、天才出現!てな感じで騒がれましたよね。思うに、彼って音楽を革新していくタイプの演奏家ではなく、伝統を研究し継承していくような学者肌タイプなんではないでしょうか。ロックでいえばライ・クーダーのような・・・。

>ところでこのアルバム、店ではどのジャンルに置くのがベストなんでしょうか?

多分、クラプトン・ファンとマルサリス・ファンの購入数の差は9:1ぐらいなので(もっと離れてるかも)、クラプトンの新譜が並ぶコーナーに置いとくべきだと思います。ロック新譜→クラプトンのネームプレートのとこでしょうね。ジャズのとこに置いといても売れないと思います。

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