踊れるのに泣ける。ギル・スコット・ヘロンのジャズ・ファンクに宿るブルーズ感覚。

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今夜のBGM・・・ GIL SCOTT-HERON・BRIAN JACKSON /BRIDGES

ジャケは濃い。メッセージも濃い。しかし、その音楽は濃厚なだけでなく、軽妙で粋でお洒落である。POPといってもいい。ポール・ウェラーが憧れ、ジャミロクワイがパクッた、ジャズ・ファンク詩人ギル・スコット・ヘロンが、盟友のマルチ・プレイヤー、ブライアン・ジャクソンと共同名義で出したアルバム「ブリッジズ」。


このアルバムが発表された1977年当時は、このジャズ・ファンク・グルーヴが最先端の黒人ブルーズ表現でもあったのです。このCDのライナーノーツを書いている本根誠氏によれば、「良い音楽は、踊ることができて、同時に泣くことも出来る」と。おお!と思いました。このCDを手に入れたのは今からもう15年近く前になりますが、それ以来その言葉はわたしにとって良い音楽を判定するものさしであり、座右の銘でもあります。


軽快な①「ハロー・サンデイ・ハロー・ロード」で幕を開け、切なく美しいメロディを持つ②「ソング・オブ・ザ・ウィンド」、一聴してジャミロクワイの元ネタとわかるスペーシーなファンク・チューン③「レーストラック・イン・フランス」、ロック的なクロスオーヴァーがジェフ・ベックを感じさせる⑤「アンダー・ザ・ハンマー」と、どの曲も素晴らし過ぎる!


本来ならこのブログでもっと早く取り上げるべきだったアルバムなのですが、CDもすでに廃盤になっており、紹介しようにもジャケ画像がどこのサイトを探しても見つからない。が、つい先日、ようやく複合プリンタを購入して自分の持ってるCDのジャケをスキャンできるようになったので、その実験も兼ねてようやく紹介することができたというわけです。(←どんな理由やねん)


70年代のスティーヴィー・ワンダーが好きな人なら絶対ハマります。ジェフ・ベックの「ブロウ・バイ・ブロウ」が好きな人もハマるでしょう。ジャミロクワイが好きな人はもちろん、Dr.ドレーなどのヒップホップが好きな人もOKでしょう。根底には深いブルーズ感覚があるので、黒人ブルーズ好きにも受け入れられるでしょう。ギル・スコット・ヘロンはそれほど懐の深いアーティストです。一番のオススメはこの「ブリッジズ」ですが、入手が難しいのでまずは定番のコレか・・・
Pieces of a ManPieces of a Man
Gil Scott-Heron

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コレを聴いてみることをオススメします。
It's Your WorldIt's Your World
Gil Scott-Heron and Brian Jackson

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上の2枚が気に入ったら、もうね~是非連絡下さいよ。「ブリッジズ」焼いて送りますから!(←やっと紹介できたので嬉しくて興奮している)

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